VIRGIN BMW | 【R1200RS 徹底解剖】スタイリング 詳細解説 BMWバイク モデル別ディテール紹介

【R1200RS 徹底解剖】スタイリング 詳細解説

  • 掲載日/2017年02月07日【BMWバイク モデル別ディテール紹介】

BMW Motorrad伝統のオンロードスポーツモデルの称号「RS」。スポーツもツーリングも万能にこなすハーフカウルスタイルは現在のBMW Motorradデザインの最先端と呼べるものだろう。

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空力特性を熟慮したカウル

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スクリーンは2段階の高さ調整が可能だが、両手でスクリーンを持ち上げるという動作が必要なので、停車時にしか変更はできない。

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S1000RR風の顔つきを持つフロントカウルは、ツアラーモデルよりもシェイプされたフォルム。

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サイドには整流板をセット。K1600系のような可動式ではない。

機敏さを放つスポーティな外装

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カウルのある車体前方ではボリューム感を出し、車体後方にかけて徐々にシェイプしていくスタイルは、近年のスーパースポーツモデルを思わせるもの。カウル下に位置するトライアングル状のボディパーツがアクセント。

ライトは左右非対称レイアウト

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ロービームとポジションが点灯した状態。

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ハイビームを点灯するとこうなる。日本仕様では未導入だが、本国仕様ではカウルセンター部の樹脂部分にLEDが入るオプションも設定されている。

バックミラーは可倒式

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カウル上部にセットされるバックミラーは可倒式。狭い場所への駐車する時などに便利だ。ミラー自体は適度な張り出しで視認性も良く、高速巡航時でもブレたりすることはない。

カウルデザインができるまで

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こちらはR1200RSのデザイン検討時の写真とスケッチ。ほぼ最終段階でのスケッチと思われる。この段階ではカウル左右につくトライアングル状のパーツは、メインカラーのブルーを想定していたようだ(これも悪くない?)。

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実寸大のクレイモデル。デザインの最終工程はいまでもこうした人の手によって作業が行われている。

かなりスリムなリア周り

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テールカウルと呼べるほどの大きな樹脂パーツがついていないリア周り。フロントとは対照的なボリューム感として、スポーツモデルらしい軽快感を演出している。

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テールランプ、ウインカーともにLEDを採用している。内部リフレクターの仕様なのか、点灯状態でも目に優しい印象だ。

Rと同デザインのシート&キャリア

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R1200Rと共通デザインのシート&キャリア。シートは前後分割タイプ。

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オプションのトップケース用キャリアは、デザインにもこだわりが見てとれる。日本仕様では設定はないが本国仕様のタンデムグリップ仕様はかなりスポーティである。

極限まで内側へ追い込んだマフラー

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図示したシリンダーヘッドとリアタイヤのトレッド端面を結ぶ直線からも分かるように、車体右サイドの異型断面のマフラーは、かなり内側へ追い込まれている。立ちゴケレベルではサイレンサーは無傷、というオーナー談もある。

テール周りのデザインスケッチ

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こちらはテールセクションのデザインスケッチ。テールランプ、キャリアともにR1200Rと共通のデザインだ。キャリアステーを装着すると見えないが、テールランプ自体は、真上から見てもスポーティにデザインされていることが分かる。

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