VIRGIN BMW | 【R1200RS 徹底解剖】エンジン 詳細解説 BMWバイク モデル別ディテール紹介

【R1200RS 徹底解剖】エンジン 詳細解説

  • 掲載日/2017年02月08日【BMWバイク モデル別ディテール紹介】

R1200RSは、水冷ボクサーエンジンを搭載する。すでにR1200GSやR1200RTに採用されている水冷式は、それまでの空油冷式とは大きく異なる仕様となっている。

【R1200RS 徹底解剖】エンジン 詳細解説の画像

シリンダーの上下に
配置される吸排気

イラストは水冷R1200GSのエンジン透視図。R1200RSも同型エンジンゆえ、レイアウトは同じ。吸気はダウンドラフト(真上から入る)となり、排気も下向き。

【R1200RS 徹底解剖】エンジン 詳細解説の画像
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各シリンダーから真下へ排気されたガスは、エンジンの真下で集合する。その後、エキパイは一本にまとめられて、車体右側のサイレンサーへ。

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これは実車の吸気部。写真中央、シルバーのインテークマニホールドの右側に樹脂カバーが見えるが、これが燃料を噴射するインジェクターのカバーである。

水冷システムの
メカニズム

R1200GSでデビューした水冷システム。エンジン内に冷却水を循環させて内部を冷やし、熱を帯びた冷却水はラジエーターで冷却されてエンジン内部へ戻っていく。

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こちらもR1200GSのエンジン透視図。GSの場合はフロントサスペンションがテレレバーのため、Aアームのマウントとの関係上、ラジエーターは左右に振り分けられている。

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こちらはRSのラジエーター。テレスコピックフォーク採用により、エンジン前方に大きな構造物がないので、一般的なワンピースのラジエーターを搭載している。

エンジンオイルの潤滑経路

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上のイラストは、エンジン内部のオイル経路を示したものだ。エンジン下部、オイルパンに落ちたオイルはオイルポンプで吸い上げられて各部へ供給される。

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エンジン右側、シリンダーの真下を覗き込むと、小さな小窓がある。これが、エンジンオイル量を確認するオイル窓だ。メーターのレベル表示と合わせてチェックしたい。

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オイル窓と反対側、左側のクランクケースにはオイルフィルターが装着されている。形状からすると、特に変わったものではなく、一般的なタイプといえる。

フロントエンジンカバーの中身

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吸排気レイアウトの変更や水冷方式の採用などで前世代のボクサーとは何もかもが違うエンジン。大きなフロントカバーの内部には何があるのか。中身を見てみよう。

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旧型では「オルタネーターカバー」と呼ばれていた前方のカバー。水冷エンジンでは、下部にクラッチをレイアウト、オルタネーターはエンジン後方へと移動した。

各機構がすべてユニット内に

旧型ではクラッチやオルタネーター、ミッションは別体式となっていたが、水冷化にともなって、それらすべてがエンジン内部に収められた。

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これは駆動系の透視図。重量のかさむトランスミッションは、クランクシャフトよりも下にレイアウトされている。クラッチはその延長線上にレイアウトされる。

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クランクシャフトやクラッチ、トランスミッションのレイアウトが大きく変わったことによって、エンジン単体の重量マスを集中させることに成功した。

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