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BMWをカスタムする はじめまして、クラフトの滝本と申します。今回からスタートするこのコラムでは、BMWの“カスタム”について毎回違うテーマからご紹介しようと思います。一昔前までは「BMWはノーマルで乗るモノ」というイメージが強かったのですが、ここ数年で変化の兆しが見えてきました。BMWに変な先入観を持たず、それまで乗ってきたバイクと同じように“自分色に染め上げたい”というオーナーさんが増えているのです。一口に“カスタム”と言っても性能をあげるカスタム、見た目を変化させるカスタム、ポジションを自分に合わせるカスタムなど目的はさまざまです。原型がなくなるようなカスタムや違法なカスタムは私もオススメしませんが、BMWのスタイルを残しつつ、自分なりのアクセントをつけるカスタムを皆さんも楽しんでみませんか? 私なりのカスタムの提案をここでお話ししますので、皆さんの愛車を少しイジる楽しみ方をイメージしてみてください。 第一回目のテーマは「マフラー」です。マフラー交換は年々厳しくなっている各種規制が絡むデリケートなテーマですが、公道でも使用できる車検対応マフラーもあります。また、私どもが定期的に参戦するボクサーカップなどのレースに出走するのであれば、エンジンのポテンシャルを引き出すために交換は必須なのです。さて、マフラー交換の話をする前に「一体マフラーとはどういった役割を果たすのか」についておさらいしておきましょう。マフラーが果たす役割は「消音」だけではありません。「排気ガスをクリーンにする」役割も果たしていますし、マフラー内を排気ガスが流れる時にできる排気脈動を利用して、「吸気効率を上げ、エンジンンの出力を効率的に引き出す役割」も果たしているのです。私たちが一般的にマフラーと呼んでいるパーツは、細かくわけると「エキゾーストパイプ(以下、エキパイ)」と「サイレンサー」の2つのパーツにわけることができ、それぞれに果たす役割が違っています。
「マフラーを交換するとどうなるか?」一番はやはり、外観の変化でしょう。お気に入りのカスタムマフラーを装着して、自分だけのオートバイを作る楽しみは、格別のものがあります。次に運動性能の向上です。基本的にノーマルマフラーより軽量化されることにより、操縦安定性が向上します。レーシータイプのマフラーはバンク角が大きくなり、コーナーリング性能もアップします。さらに、エキパイやサイレンサーの形状が変わった事により、排気脈動が変化し、ノーマルとは違った特性を楽しむことができます。また、最近のインジェクション車輌は、排ガス対策で濃い目のセッテイングにしている場合が多いので、マフラーを交換して抜けを良くするだけで、確実にパワーアップができます。 マフラーの特徴についてはある程度お分かりいただけたと思いますので、この章ではBMWに取り付けられる代表的なマフラーについてご紹介いたします。私どもクラフトもマフラーを開発しておりますが、こちらはレース専用品で公道走行は出来ません。しかし日本国内の規制をクリアーしている車検対応マフラーも多数発売されています。代表的なものはBMW純正指定の「アクラボピッチ」や「ササキスポーツクラブ」、「レムス」などが有名です。そのほかスポーツ走行、レース専用品はクラフトをはじめ、国内外のメーカーから数多く発売されています。個別のモデルに適合するマフラーは紹介するのには数が多すぎるため、ここでは代表的なメーカーを紹介するに留めます。あなたも、ご自身の用途に合わせてお気に入りを探し、チョイスしてはいかがでしょうか?
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![]() 滝本 幸一 ボクサートロフィー参戦など、BMWでサーキット走行を楽しむクラフト(神奈川県大和市)の店長。BMWといえばツーリングという従来のイメージを塗り替えるため、BMWでスポーツすることに熱心なBMWフリーク。 |