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今度は電気だ!
ヒーター機能の真髄をチェック!

スリーブレスジャケット前回に引き続き、テーマは「防寒」である。今回インプレッションの対象にしたのは、BMW純正『スリーブレスジャケット』だ。カタログでは『カーボンファイバー織地により、胸の回りだけではなく、広い面積を均等に加熱します』とある。実は、私はこれ以前に同じくヒーター機能付きのジャケット「ウィダー(オフィスエベネゼル)」を試着したことがある。なので、今回のインプレではこの「ウィダー」と比較を常に頭に置きながら、試着して走ってみることにした。

 

テストは、1月。前回の「エアヴァンテージ」の時よりもさらに気温は低く、外気は約8度である。ちょっと歩いただけでも充分寒い。前回とはやや趣向を変えて今回は以下の方法で、インプレを行う。

・「エアヴァンテージ」+ダウンジャケット

・「ヒーター機能付スリーブレスジャケット」+ダウンジャケット

 

まずは、前回の「エアヴァンテージ」から改めて試乗してみる。「エアヴァンテージ」に最大限、空気を入れて走り出す。さすがに暖かいが、それでも「寒さ」は感じざるを得ない。前回の気温、10度程度なら問題はなかったのに、たった2度の差でこれほど寒いものなのか。結局、30分で10kmほど走りインプレは終了。寒さはずいぶん”マシ”だが…極寒の中では快適とはいえない、というのが正直な感想だ。前回のインプレでも書いたが「エアヴァンテージ」は真冬に着るというよりは、気温変化の激しい山間部のツーリングや春、秋などにバツグンの効果を発揮するアイテムと言えるだろう。

 

発熱の暖かさは当然だが
それ以外の部分も暖かい

スイッチボタン「エアヴァンテージ」のテスト後、スタッフの車で暖をとり体温を回復させてから、いよいよ「スリーブレスジャケット」のインプレを開始する。今回は「ウィダー」との差も含めてインプレッションしたい。

 

さっそく「スリーブレスジャケット」の電源ソケットをBMWに差し込み、電源を入れる。すぐに暖かさが身を包んでいくのがわかる。これは「ウィダー」もそうであったが、電源を入れてからの温まる速度に差はないようだ。充分満足のいくレベルとお伝えしておこう。ところでこの「スリーブレスジャケット」には2つのモードがある。”LOWモード”と”HIGHモード”である。その名のとおり、ジャケットの発生させる温度の強弱のことである。”LOWモード”を日中、”HIGHモード”を夜間や山などの走行に使用するといった使い分けが可能だ。ちなみに「ウィダー」は”無段階調整機能”があったが、この機能差による違いは特段感じることはなかった。

 

さて、実走行である。”HIGH”モードでの走行を行うが、まさに感動である。すばらしい暖かさだ。「ウィダー」以上に暖かいのではないだろうか。「ウィダー」は発熱がない部分が寒かったという印象があるが、この「スリーブレスジャケット」は、それが少ない。これがカタログにあった「アルミコーティングされた表面素材と綿パッドによる断熱効果」ということなのだろうか。なるほど、発熱+保温というわけだ。一通り暖かさを実感した後、”LOW”モードに切り替える。するとスーっと温度は下がるが、春先や秋口はちょうどいいだろう。暑すぎても苦痛だからだ。

 

結局、1時間ほど走ったが「極楽」とは言わないまでも苦痛なく走ることができた。これなら例え1月、2月でもBMWを楽しむことができるだろう。ただし、最後に苦言を一つ。ウィダーに比べての欠点は、襟がなく、首が寒いということ。まぁこれは、マフラーなどを巻くことで、この問題は充分解決されるだろう。

コラム
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