



ネットだけど網じゃない!?
荷物をキャッチする伸縮素材
ツーリングの楽しみといえば、絶景、温泉、グルメなど様々だが、欠かすことの出来ない重要事項といえばお土産だ。楽しかった旅の思い出を持ち帰るだけでなく、家で待っている家族を喜ばせるために、というより今後も気持ちよくツーリングに出掛けるためのサービスとして、無くてはならない存在だ。ところが、大型ツアラーやビッグスクーターならパニアケースや収納スペースが備えられているものの、ネイキッドやスーパースポーツを中心とした大半のバイクでは、荷物を持ち帰るのは大変だ。ライダー自身がショルダーバッグなどを駆使して背負う場合、一日走り回って疲れきった身体に、更なる負担を強いる事になってしまう。そこで人気があるのは荷物をタンデムシート上に括り付けるツーリングネット。ある意味伝統的なアイテムではあるが、中でもデイトナからリリースされているユーティリティネットは、これまでとは一風変わった商品として評判だ。
商品名にも使われている「ネット」という言葉からは網目状の製品をイメージしてしまうが、実際この商品には伸縮素材のシートが用いられている。最大のメリットは荷物に応じて素材が変形してくれることだろう。例えば、ご当地物のポテトチップス、温泉饅頭、ついでに絶景を水墨画で描いた掛け軸を購入したとしよう。ネットの場合、袋状のお菓子と饅頭箱は重ねて固定できるとしても、筒状の掛け軸はネットの隙間から抜け落ちないか心配になる。しかし一枚の生地なら全てをまとめて覆ってしまえば万事解決。全体の締め付け具合は前後2ヶ所でゴム調整ができるため、荷物の大小もカバーしてくれる。
中から飛び出ないということは、外からも侵入しないとうこと。つまり、防水性の高い生地を採用したことで、全体を覆ってしまえる小さな荷物なら、荷物が濡れにくくなると言うこと。もちろん激しい雨は隙間から侵入してしまうだろうが、突然の小雨なら持ちこたえてくれるだろう。
使用しないときは小さく畳めば、ジャケットのポケットに収まるほどコンパクト。帰宅後のフォローまで考えた「デキるライダー」になるために、是非とも試していただきたい便利ツールだ。