VIRGIN BMW | 初めてBMWに乗るライダーによる「K1200R試乗座談会」 特集記事&最新情報

初めてBMWに乗るライダーによる「K1200R試乗座談会」

  • 掲載日/2006年05月03日【特集記事&最新情報】
  • 取材協力/BMW Motorrad Japan  文・写真/青木 タカオ
K1200R試乗座談会

怒濤のパワーを発揮する新設計4気筒
ビッグネイキッドスポーツのまさに“王者”

横置き直列4気筒エンジンを搭載する革新的なスポーツモデル、K1200Sのネイキッドバージョンが、このK1200Rだ。無駄のない筋肉質な全身に、異様とも言える戦闘的な面構え。ライバルを蹴散らし、パワフルなライディングへと乗り手を誘惑するそのパフォーマンスは、ネイキッドスポーツのキングと呼ぶに相応しい実力だ。最高出力はK1200Sの167psに対し163ps。低中速寄りにディチューンしたとはいえ、国産ネイキッドとは比較にならない圧倒的なスペックを誇る。

車体設計はK1200Sと同様で、フロントサスペンションには新設計の“デュオレバー”を採用。より精密な操作感覚、機敏なハンドリング性、そして減速時の完璧なまでの安定性を実現する。また、手元のボタンひとつで、サスセッティングの調整ができるESA(電子調整式サスペンション)を工場オプション設定するなど、先進的なテクノロジーがふんだんに盛り込まれている。

BMWって長距離が得意ってイメージでしたが
市街地を少し走るだけでも楽しい。(HIROさん)

シバヤマさん●ボクは普段、国産ビッグネイキッドに乗っているから、K1200Rはとても気になる存在でした。日本車にはない独特なフロントマスクで、マッチョなボディ。エクストリーム系って言うんですか。カッコイイですよね。

HIROさん●たしかに日本車ではあり得ないデザインだし、個性的ですよね。特に戦闘的な異径デュアルヘッドライトが目を引きました。カラーリングは今回乗った「ダークグラファイト・メタリック」の他に、「サニーイエロー」と「ホワイトアルミニウム・メタリック」という色の全3パターンですが、どのカラーも鮮やかで国産にはないイメージですね。

トモ・ヒコさん●そうですね。いずれも新鮮なカラーで、スタイリッシュです。全3色の現物を見てみたいですね。きっと、それぞれイメージが変わって、個性的なんでしょうね。全身のフォルムは、フロントまわりも独特ですが、テールまわりもなかなかカッコイイんですよ。テールランプと共に絞り込んだデザインが面白い。

シバヤマさん●BMWっていうと、大きなカウルが付いてて、いかにも長距離クルーザーっていうモデルをイメージしますけど、コイツはシンプルなボディで、ストリートのヤンチャな匂いをさせてますね。

トモ・ヒコさん●ボクも、いままでイメージしてたBMWって優等生だったけど、これはちょっと悪ガキかな。悪ガキでも、かなりクールでイケてるヤツ。強そうだしね。

HIROさん●なんたって163psものパワーユニットを搭載してて、ポテンシャルはスーパースポーツなみ。それなのに身軽で、気負わず乗れる。

シバヤマさん●そう、そう。そんなところに惹かれますよ。

HIROさん●K1200RとSの違いって、カウルのあるなしはもちろんですが、乗ってみるとポジションがだいぶ違いますね。ボクは最初に乗ったとき、ステップが後ろ気味にあって、独特なポジションだなぁって思いました。でもすぐに慣れて、走るのが楽しくなりましたけど。あっ、それとミラーは見づらかったなぁ。

トモ・ヒコさん●そうそう。ミラーに自分の腕が映り込んでしまって、後方確認ができないんですよね。ポジションはK1200Sのゆったりとした感じが気に入っていたので、Rに乗り換えるとアレって思いました。見た目から想像するポジションは、アップライトでノンビリした感じでしたが、跨ると想像していたよりも前傾気味で戦闘的。ボクにはチョット過激過ぎかなぁ。

シバヤマさん●ボクはすんなりフィットしましたよ。日本仕様はローシートが標準装備なんだそうですね。股下がスリムな形状になってるおかげで、足つき性はよかったです。こういう心遣いはありがたいな。

HIROさん●足つき性は3台の中ではいちばん良いですね。体格があるライダーでも、足がベッタリつくことは安心材料になります。ただ、タンデムシートがコンパクトなので、2人乗りはイマイチかも。

シバヤマさん●そうかもしれませんね。ただ、リアまわりに大きなグリップが付いてるのは機能的。荷物を積むのにも便利そうですよ。

HIROさん●K1200Rに限ったことではないけど、ハンドリングはどれも軽快だし、走り出すと低中速域でも安定感があって、普段の街乗りでも十分に使える。ボクもBMWって長距離が得意っていうイメージを持ってましたが、市街地を少し乗るだけでも楽しかった。

シバヤマさん●低速トルクがあるから街乗りでも扱いやすく、Uターンなんかもしやすかった。街乗りでも楽しい。これは比較試乗したK1200SやR1200GSにも言えることで、大型バイクとしてはスゴイことだと思いますね。

トモ・ヒコさん●ネイキッドであるRは、見た目ではいちばんコンパクトだけど、それでも大きいもんね。それなのに想像以上に軽快。普段はスクーターに乗ってるボクでも、扱いやすいって思いますもん。

シバヤマさん●4気筒モデルでありがちな、低速域でアクセルを開けたときにギクシャクした感じがないですね。ブレーキングしても車体が前後しないで安定してるのは、デュオレバーとパラレバーのおかげなんでしょうか。

トモ・ヒコさん●構造など詳しいことはよく解りませんが、バイクが勝手に次元の高い走りをさせてくれる感覚がありますよね。K1200SやR1200GSでも感じましたが、これがBMWのすごいところでしょう。

普通に乗っているだけで安全で速い
これがBMWの凄さなんでしょうね

シバヤマさん●R1200GSでは生まれて初めて、左右に大きく張り出したボクサーツインに乗ったわけですが、やっぱり違和感がありました。それに対してK1200の横置き4気筒は、国産4発に乗っているボクとしては慣れ親しんでいる感覚があり、すんなり乗れましたね。国産4発よりも重心が低い(※)らしいから、低速から高速まで安定して乗りやすいんでしょうね。

HIROさん●ドライサンプ方式ってやつですね。ドライサンプは、F1のレーシングマシンが猛烈な横Gでオイルがオイルパンの中で片寄ってしまい、潤滑できなくなるのを防ぐために採用している方式。このK1200のエンジンは、BMWのF1エンジニアたちが開発したそうですよ。

トモ・ヒコさん●それはスゴイ。F1レースで蓄積した技術をバイクにもフィードバック。まさに先端を行ってるバイクなんですね。

HIROさん●デュオレバーにしろパラレバーにせよ、最新の技術が盛り込まれている装備なんでしょうが、いままでのバイクに乗るのと同じ感覚で違和感を感じさせないで、次元の高い走りを乗り手に提供するっていうのがスゴイですよね。

シバヤマさん●はい。普通に乗っているだけで、従来のバイクで走るよりも安全で速いんですもん。これは評価できます。それに装備が充実してますね。ABSは試してみたかったんですが、ブレーキレバーを目一杯に握り込むのって恐くてできませんでした。でも、パニックブレーキをかける時など、万が一の時には強力な武器なんでしょうね。

HIROさん●普段は使ってなくても、そういう装備があるっていうだけで安心ですよね。

シバヤマさん●安心して次元の高い走りが楽しめる。なんだか大人の乗り物ですよ。でもRのルックスは、ストリートでもワインディングでも、ヤンチャに走りたい感じ。そんなところが何度も言うけどカッコイイ。ハンドリングも軽快だし、ポジションもバッチリ決まる。パワフルなのに扱いやすいエンジンもいい。すっかり気に入りましたよ。

HIROさん●うん、うん。気軽に乗れて、走るのが楽しくなるモデルですね。

参加者のみなさん

K1200S、K1200R、R1200GSの3台に試乗していただいた皆さんをご紹介いたしましょう。 みなさん、国産バイクのオーナーの方々で、BMWに乗るのは今回が初めて。

プロフィール
シバヤマ ヒデアキさん
バイク歴10年。現在の愛車は、2003年式カワサキZ1000。これまでのBMWに対するイメージは「オジサンっぽい」。試乗して、BMWの扱いやすさに大感激。身長166cm、年齢31歳、職業はイラストレーター。
プロフィール
HIROさん
バイク歴18年。現在の愛車は2003年式ヤマハBT1100。これまでのBMWに対するイメージは「大人の乗り物で渋い」。体格の良さを活かし、大柄な車体のBMWでも楽々乗りこなす敏腕ライダー。身長180cm、年齢41歳、職業はビデオ演出。
プロフィール
トモ・ヒコさん
バイク歴26年のベテランライダー。現在の愛車はホンダ・フュージョン。これまでのBMWに対するイメージは「クラシックモデルがかっこよくて、大人っぽい」。身長174cm、年齢44歳、職業はイラストレーター。

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