VIRGIN BMW | 石神 達也・愛友子(R1200RT, F800S) インタビュー

石神 達也・愛友子(R1200RT, F800S)

  • 掲載日/2007年10月12日【インタビュー】
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58歳から始めたBMWライフ
父娘の時間を増やす楽しみに

「R1200RT」と「F800S」を所有する石神さんは、現在60歳。初めて自動二輪免許を取得したのは、なんと58歳のときだったという。そして乗り始めたバイクがR1200RTだった。ほとんど同時にお嬢さんの愛友子さんも免許を取り、愛友子さんのためにF800Sを購入。最近はもっぱら2人でBMWを楽しんでいる。はじめのオートバイとして選んだのがBMW、愛娘のバイクに選んだのもBMW。石神さんのバイクライフは、BMWとともにスタートしている。BMWの何が石神さん父娘を惹きつけたのか。BMWの魅力について語っていただいた。

最初の頃のツーリングには
クルマで娘がついて来ていました

ー58歳でバイクデビューというのは遅い方ですよね。

石神●若い頃に祖父が陸王に乗っている写真を見たことがあって、それがずっと記憶に残っていたんです。それまで一生懸命やっていた遊びといえばゴルフぐらいしかなかったのですが、ふとその写真のことを思い出し「バイクもいいな」と思ったのがきっかけです。

ーいきなり大型オートバイの免許を取るのは、大変だったでしょう。

石神●仕事の関係で週に何度も成田に行くことがあったので、成田の教習所に3ヶ月間通いつめました。土日とウィークデーを合わせて週に3回くらいでしょうか。今から思えば、よくあれだけ一生懸命やったものだと思います。娘(愛友子さん)は教習所に通った期間こそ私より長かったのですが、検定はすべて1回で受かっていました。私は何度も落ちましたよ(笑)。

ー愛友子さんも一緒に免許を取ったのですか?

石神●最初は私だけが取り始めました。突然思い立ったバイクの免許取得を家族に反対されることもなく、私がどんどんバイクにハマっていく姿を見て、みんな面白がっていましたね。ちょうど娘もバイクの免許を取りたいと思っていたみたいで、いいタイミングだったようです。

ーBMWを買うというのは、教習所に通っていた頃に決めていたのでしょうか?

石神●最初はハーレーに乗るつもりでした。教習所の近くにハーレーのディーラーがあって、教習期間中にそこでヘルメットやブーツを買い揃えていたんですよ。でも、まったくバイクに乗った経験がなかったので、いきなりハーレーに乗るのには不安があったんです。もちろんBMWにも不安はありましたが、クルマでいつもお世話になっているヤナセにはBMWディーラーがあったので、ハーレーより安心感があるな、と。クルマの方でヤナセにずっとお世話になってきて信頼を置いていましたから。

ーそれでBMWディーラーのヤナセモトラッドに行かれた、と。

石神●クルマの営業マンの紹介で芝浦のショールームに娘と一緒に行きました。ちょうどその時に、ヤナセモトラッドのスーパーアドバイザーである谷口尚己さんが来ていました。マン島TTレースで5位になった伝説のライダーです。谷口さんとお話するうちにBMWに惹かれはじめ…後は熟練の営業の方のなすがままという感じで、気がついたらBMWを購入していました(笑)。

ーBMWを選ぶ上でお嬢様のアドバイスはありましたか?

石神●最初、娘もどちらかというとハーレー派だったようです。僕らはバイクの技術的なことはあまりわかりませんが、BMWについて説明を受けるうちに、これからのバイクライフにはBMWが適しているんじゃないか、と思いました。例えば、F800Sではオンボードコーンピューターを付けるとギアポジションが数字で表示されます。ニュートラルランプだけだと初めて乗る人は不安になるかもしれません。そういった乗る人に優しい機能があることがBMWの魅力でした。同じドイツ製のクルマのベンツも、そんな人に優しい機能が随所に見られます。娘も普段から同じクルマに乗っているので、BMW独自の機能について話を聞くウチにハーレーではなく、BMWの方がいいと思ったみたいです。

ーでは、数あるBMWのモデルの中でR1200RTを選んだのは?

石神●「遠くにツーリングをしてみたい。いずれは北海道に行ってみたい」という気持ちがあったので、R1200STとR1200RTを候補に挙げました。R1200RTは最初は大きすぎると思っていたんですが、谷口さんから「オートバイは決して最初から大きいのはダメだといったことはありません。乗りたいと思ったものに乗ればいいんですよ」とアドバイスをいただいてね。R1200RTに決めたというわけです。

ーR1200RTの試乗が、バイクで公道を走る初めての体験だったんですよね? いきなり大型で公道を走るのに不安はありませんでしたか?

石神●試乗はヤナセのある田町の周辺をR1200STでグルッと回っただけですから。でも、一緒に来ていた娘はとても不安だったようです。店を出るときからエンストしていましたからね(笑)。でも、ずっとクルマに乗っていて、ドライバーの立場から「オートバイがこういう位置にいるといやだな」みたいなことはわかっていました。「クルマの邪魔にならないことを意識し、あとは転びさえしなければ大丈夫だろう」と不安はあまりなかったですね。もっとも、買った後は立ちゴケはたくさんしましたけれどね(笑)。

ー購入されてからはもっぱらツーリングに?

石神●今年の12月で丸2年になりますが、オドメーターは17,000kmくらいになっています。F800Sの方も今年の4月に納車して4500kmくらい。結構、乗っていますよね。朝早く起きて「今日は走りたいな」と思うようなときは、400kmくらいを一気に走ってきます。朝6時半くらいに家を出て、高速道路で都会を抜けて気持ちよく走れるトコロまで向かう。十分にワイディングを満喫したら、高速でスパッと帰ってきて午後1時、2時くらい。そんな楽しみ方をしています。あとは那須に僕のゴルフ場があるんです。ゴルフバッグを先に送っておいて、BMWで行ってゴルフを楽しんで帰ってくる。高速のインターを降りてからゴルフ場までの間に気持ち言いワインディングがあるんですよ。ゴルフも楽しみ、BMWも楽しめる。ココもお気に入りのルートです。

ーワインディング好きということは…結構飛ばし屋さんですね(笑)。

石神●今ではそうかもしれません(笑)。でも、最初の頃は娘が心配して後ろから車で付いて走っていたんですよ。信号でスタートするときにエンストしたり、高速の料金所で立ちゴケしたり。娘はハラハラして見ていられなかったようです。

家族に溶け込んだ
R1200RTRとF800S

ーお嬢さんが免許を取ったのは、一人で走らせるのが不安だったからなのかもしれませんね(笑)。

石神●もともとバイクには乗りたかったようですから、そういうわけじゃないでしょう。父親が免許を取ったので、いいスポンサーができたと思ったのでは(笑)? 「バイクの免許を取ってみるか?」と言ったらひとつ返事で「取る!」と言いましたから。私の卒業検定前には娘も教習所に通い始めたのですが、忙しかったようで免許が取れたのは私より1年以上後の今年の春なんですけどね。

ーF800Sは、愛友子さんのために買われたんですよね。

石神●娘が乗るのには何がいいか、BMWの中から選ぶとF650シリーズかF800シリーズに絞られました。R1200RTを買うときに迷ったR1200STもいいな、と思ったのですが、R1200RTがありますから同じようなモデルがあってもね。F800Sは出たばかりだし、娘もスタイルや色が気に入ったようでしたから。彼女はバイクというと「峰不二子」が乗っているような速そうな乗り物というイメージがあり、F800Sはそれに近かったようですよ。BMWってボテッとした男らしいデザインが多いでしょう? でもF800Sは女性にも似合う。娘の好みでF800Sに決め、私がお金を払わされて(笑)、我が家に2台目のBMWがやってきました。

ー免許を取ったばかりのときの愛友子さんの運転はいかがでしたか?

石神●とあるイベントで、東京の三田へ行ったのが娘の初走行ですね。でも実はその日、見事に親子一緒にコケたんです(笑)。娘がガレージを出て、最初の角を曲がった時にガチャンと音がしてね。あわてて角までいってみたら、転んでいる娘が見えたんです。僕もびっくりしましてね。ヨロヨロと転んでしまったんです。BMWは動き出してしまえば何てことはない安心なバイクなのですが、教習車と違う前下がりのポジションに戸惑ったようですね。

ー今の愛友子さんの運転はいかがですか。

石神●もう全然問題ないと思いますよ。娘は背が高くて足もつくし、無謀な運転をするわけでもありませんから、見ていて危険だと思うことはありませんね。最近ではドライビングスクールにも通って、ブレーキからABSが効く動作まで教わっていますし。

ーでは、これからどんどんBMWに乗って欲しいところですね。

石神●一緒に走る仲間がまだいないせいか、一人では乗りません。だからいつも親子2人で出かけています。最近は「セルラーライン」というインターコムをつけて会話もできるようになりました。高速で「俺の左側に着け」とか「俺が前に入ったら左側から前に出ろ」とか、あくまでも走りの指示ですね。ほかのことはしゃべりませんけども。

ー父と娘でオートバイを楽しむというのはステキですね。

石神●そこに妻が入ることもあります。残念ながら妻は僕の後ろには乗ってくれないんですけれど(笑)。バイク2台にクルマ1台だとさすがに大変ですから、娘はバイクを運転し、女房がクルマを運転、僕はその助手席というスタイルです。僕は車の中でヘルメットをかぶってインターコムで娘に指示を出します。娘にしてみると、後ろから常に見られているようで緊張しながらも、安心のようです。でも、山道に入ると後ろから「バイクなんだから、もっと早く行けー」なんて言ったりもしています(笑)。

ー父娘でBMWに乗り始めて、親子関係は何か変わりましたか?

石神●土日に一緒にいる時間が増えましたね。朝起きて娘と目を合わせて箱根の山に行く、みたいに。一緒に出かける時のひとつの約束は「一日中は走らない」ということですね。これは僕のスタイルでもあります。朝出かけて遅くとも2時か3時には帰ってくる。午後から娘は娘で自分の好きなことをやるし、僕も自分の好きなことを楽しみます。

ー石神さんご自身もバイクに乗り始めてから変わりましたか?

石神●娘に言わせると、家にいて趣味もなくガミガミ言うよりもバイクに打ち込んでくれた方がいいみたいです。一人で黙々と雑誌見ていたりサイトを見ていたりするので、家族には嬉しいようです。バイクはいろいろ勉強しないといけないことが多いですからね。自分にはできないテクニックをいろいろな人が持っているから、どんな風にやっているのだろうと興味がわいてきます。ゴルフに比べてもバイクは奥が深いと思いますよ。

ー愛友子さんは、BMWと出会ったことについてどう思っているのでしょうね。

石神●今はまだ完全に乗りこなせてはいませんが、F800Sを乗って上達していきたいと思っているようです。F800Sは私が買ったバイクではありますが、初めての愛車としてすごく愛着があるみたいですね。

ー最後に、石神さんにとってのBMWはどんな存在でしょうか?

石神●もう僕の生活の中に、すっかり入っている存在ですね。こういうときにはバイクでここへ行こう、ここへはクルマでとか、僕は何かをするときはちゃんとプランを立てるんです。ゴルフの予定などと一緒にR1200RTとF800Sの2台に乗る予定もちゃんと立てています。私がF800Sに乗ることもありますから、私と娘でどう乗るかということも決めています。自分が生きていく上において切り離せない、そこまで溶け込んできていますね。何気なく乗り始めたBMWでしたが、もう特別な存在になっています。

プロフィール
石神 達也
60歳、東京都在住。58歳からバイクに乗り始め、R1200RTを購入。ツーリングを中心にバイクを楽しんでいる。今春に次女愛友子さんが免許を取得したのを機にF800Sを増車、父娘でツーリングに出かけるバイクライフを送る。

Interviewer Column

都心の閑静な住宅街に佇む石神さんのご自宅。取材中は奥様と愛友子さんも同席していただいて、とても和やかで楽しいひと時を過ごさせていただいた。建てに細長い半地下のガレージは道路側半分にメルセデス・ベンツの白いステーションワゴンが、そしてその奥にはR1200RT、F800Sの2台と、数え切れないほどのバイクウェアがびっしり。ガレージはスロープになっていて、これらを出し入れするのはさぞや大変だろうと気兼ねしたのだが、ご家族3人であっという間に撮影ができる状態にしてくださった様子を見て、石神家は本当にBMWを家族で迎え入れて楽しんでいるのだと実感。ボクもこんな家庭を持ちたいと心から思った取材だった。(八百山ゆーすけ)

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