VIRGIN BMW | K1200GT(2006-) BMWバイク中古車ガイド

K1200GT(2006-)

  • 掲載日/2011年04月04日【BMWバイク中古車ガイド】

K1200GTの歴史など

K1200GTの画像

K1200LT とは異なるツアラーモデル
価格も装備もゴージャスなもの

2005年から国内での販売が開始となった横置きエンジンの K1200 シリーズは、K1200S、K1200R に続き、今回ご紹介する K1200GT が2006年に発売されました。この GT にはハイラインとプレミアムラインの2種類の仕様があります。プレミアムラインには電動調整式サスペンションESA、電動式スクリーン、オートクルーズコントロール、高さ調整機能付きシートヒーター、キセノンライト( HID ライト)、電源ソケット、サーボ付き前後連動インテグラルABS、グリップヒーター、塗装済みサイドバッグが標準装備されています。ハイラインはその内、ESA、オートクルーズコントロール、シートヒーター、キセノンライトが省かれた仕様です。なお、オートマチックスタビリティーコントロール ASC (トラクションコントロール)は工場オプション設定だったためプレミアムラインにも標準装備されていません。

車輌本体価格は、ハイラインが 2,436,000円、プレミアムラインが 2,614,500円でした。K1300GT が登場してからの K1200GT 中古車価格は、ハイエンドモデルという位置づけから少し価格が下がりました。これからは K1300GT から K1600GT 系へ移ることによって、一世代さらに古くなるので、その動向が気になるところです。

K1200GTの特徴

K1200GTの画像

新たな心臓と躯体によって実現された
長距離高速巡航をより快適にするマシン

この K1200GT の車体構成は、2005年から始まる新型 K1200 シリーズと基本的な構造とつくり(水冷直列4気筒エンジン、アルミニウム製ブリッジタイプのフレームにエンジンを前傾させて吊り下げ、BMW オリジナルのデュオレバーサスペンションとドライブシャフトを内蔵したパラレバーサスペンション、前後連動ABS)が採用されています。ただし、エンジンは K1200S と比較して最高出力を 15ps 下げ、同じ 130Nm のトルクを 500rpm 低い回転で引き出し、新型 K1200GT に相応しいパワーソースとしています。

外装関係は縦置きエンジン K1200GT の曲線でつないだデザインとは決別し、直線を基調にした、それまでの BMW には無い全く新しいスタイルに変更されています。フェアリングの機能は秀逸で、長距離ハイスピード走行でその実力を発揮し、必要に応じて電動にてスクリーンの高さ調整が出来るようになっています。調整機能はこのスクリーンの他にも、上下 20mm の調整式フロントシートや、4段階調整ハンドルバーが標準装備されています。

シートは走行状態で前後共にほぼ水平状態になり、同乗者がずり下がる心配なく、安心して腰掛けることが出来ます。さらにオプションのトップケースを付けることによって、さらに快適性が高まります。サイドバッグは車体色に塗装されたタイプが標準装備です。さらにシート下やカウル右側にも収納する場所が確保されています。そしてさらに使える機能として、メーターに内蔵されたオンボードコンピューターがあります。外気温度、走行可能距離、平均速度、平均燃費、オイルレベル警告の5つの機能があり使い勝手も良好です。

K1200GTの画像

斬新な調整機構

ボルト2本で4段階に位置を調整することのできるハンドルバーブラケット。
K1200GTの画像

クルマのような意匠

中央の液晶パネルにオンボードコンピューターと各種計測値が集中表示されます。
K1200GTの画像

同乗者前提の設計

スタンドを下ろすとほぼ水平になる前後シートはヒーターの有無による質感の違いはなし。

当時のカタログを見てみよう!

ファーストクラスの快適性と
ダイナミックなスポーツ性能

K1200GTの画像
K1200GTの画像

中古車選びの注意点

K1200GTの画像

前衛的なサスペンション機構を疑う前に
メンテナンスの基本をお忘れなく

テレレバーやデュオレバーサスペンションの車輌を初めて走行させてみると、一般的なテレスコピックサスペンションよりわずかながら重い感じがします。ステアリング系が2箇所3点で支持されているので、それ自体に問題はありませんが、重過ぎる場合はフォークの中心と車体側から出ているアームを接続するジョイントが不具合を起こしていることがあります。あくまで感覚での違いで判断することになるので、熟練者でないとその違いがわかりません。頻繁に交換するものではなく、所有している間に一度交換することが有るか無いかのものなので、BMW ディーラーに任せておけば心配ありません。

それよりも空気圧の点検だけはお忘れ無く。

購入の際の注意点
  • ● ブレーキパッド摩耗警告灯は少しの摩耗でも点灯してしまいますが、簡単な対策方法もあります。
  • ● ウィンドスクリーンは、きれいに保つ努力を怠ると徐々に透明度が落ち、最終的にコーティングが剥がれます。
  • ● シートヒーター配線に使われるコネクター固定部分は強度的に弱いので、シートの取り外しの際は注意する。
  • ● フロントホイールは衝撃があっても割れないように柔らかく作られているので、段差等の通過時は注意する。
  • ● 前後連動ブレーキシステムのため、リアブレーキディスクが摩耗しやすいので、パッドと共にディスクもよく確認する。
  • ● ABS ブレーキシステムにはサーボ付きとサーボ無しがあります。見た目では判別出来ないので操作して確認してください。
  • ● 高度な電装システムを採用しているため、不用意な電気的アクセサリーの取付は車輌の変調をきたします。
  • ● 各種リコールやサービスキャンペーンが確実に行われているか、メーカーサイト等を利用してよく確認してください。
  • ● 945W の発電機を搭載していますが、少しでもバッテリーが弱ってきたと感じたら早めの交換が車輌のためには最良です。
プロフィール
山本 栄治

1960年生まれ、91年式R100GSパリダカール所有。1983年に福田モーター商会に入社して以来、BMWに携わり続けている。毎年100台以上のBMWの下取り査定や中古車販売に携わっていて経験豊富。

取材協力
住所/東京都渋谷区笹塚1-50-16
営業/9:15~18:00
電話/03-3468-6841

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