


さまざまなライフスタイルに高次元で応えるオールラウンド・マシン
オンロードとオフロード、双方の走行性能を兼ね備えたオールラウンダー。このカテゴリは1993年に登場したF650ファンデューロが切り拓いたもので、競合メーカーも少なく唯一無二の存在に。ラリーシーンで裏付けられた確かなオフロード走行性能に加え、ストリートでの扱い易さも兼ね備える。オーストリアのエンジン専門メーカーであるロータックス社製単気筒エンジンにはBMW新設計のシリンダヘッドが組まれ、電子制御式エンジンマネージメントシステムによってアルプス山脈最高峰の山道でも出力をスポイルしない。低重心化を実現したシート下に配置される燃料タンク、左右2本出しに見える分割構造のサイレンサーや左右非対称のメーターパネル、ステアリングヘッドからスイングアームピボットまでダイレクトに結ぶ角断面スチールチューブを用いたツインスパータイプのブリッジチューブフレームなど、このモデルには独特な設計が数多く盛り込まれている。2004年のマイナーチェンジによってエンジンはツインプラグ化され、12V電源ソケット、ジャンプスタートコネクション、グリップヒーターなどが標準装備となり、外装ではフロントフェンダー、スクリーン、エアインテークなどの形状が変更となった。(写真は2004年型)
| 発売時価格 | 96万円(ABS装備車) |
| 生産期間 | 2000〜2008年 |
| エンジン形式 | 4ストローク前傾単気筒 |
| バルブ | 1気筒4バルブ |
| 総排気量 | 652 cc |
| ボア×ストローク | 100 × 83 mm |
| 最高出力 | 50 ps / 6,500rpm |
| 最大トルク | 60 Nm / 5,000rpm |
| 圧縮比 | 11.5 : 1 |
| 冷却方式 | 水冷 |
| バルブ駆動 | DOHC カムチェーン駆動 |
| 燃料供給 / エンジン制御方式 | 電子制御式インジェクションシステム / BMS-C |
| クラッチ | 湿式多板 |
| ミッション | 常時噛合5速 |
| ギアレシオ (1〜5速) | 2.75 / 1.75 / 1.31 / 1.05 / 0.88 |
| ファイナルレシオ | 2.94 : 1 |
| 点火方式 | BMS-C |
| オルタネータ | 400W |
| バッテリー | 12V-12Ah |
全長×全幅×全高 |
2,185×805×1,320mm |
| ホイールベース(空車時) | 1,479mm |
| シート高(空車時) | 780mm |
| 燃料タンク容量 | 17.3L (4Lのリザーブタンクを含む) |
| 車輌重量(走行可能状態) | 193kg |
| 最高速度 | 約166km/h以上 |
| 燃費(90km/h走行時) ISOモード100km定速走行 |
30.3km/L |
| 燃費(120km/h走行時) ISOモード100km定速走行 |
20km/L |
| 燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
| フレーム | ブリッジタイプ、チューブ状スチール |
| フロントサスペンション | テレスコピックフォーク フォークスタビライザー装備 |
| サスペンションストローク(フロント) | 170mm |
| リアサスペンション | デルタボックス・スイングアーム セントラルスプリングストラット |
| サスペンションストローク(リア) | 165mm |
| 駆動方式 | Oリングチェーン |
| フロントブレーキ | 油圧式シングルディスク 2ピストン・フローティングキャリパ |
| リアブレーキ | 油圧式シングルディスク シングルピストン・フローティングキャリパ |
| ブレーキパッド | NA |
| ホイール | スポーク |
| ホイールサイズ(フロント) | 3.50×17 |
| ホイールサイズ(リア) | 5.50×17 |
| タイヤ | チューブタイプ |
| タイヤサイズ(フロント) | 100/90-19 |
| タイヤサイズ(リア) | 130/80-17 |
スペック情報は万全な保証を致しかねます。実際に購入される場合はBMW正規ディーラーへお問い合わせください。
また、空白部分は未調査の項目です。
650 シングル
1993年にロータックス社との共同開発によって誕生した初代F650シングル・エンジンの流れを汲み、リニューアルされた水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ652ccエンジン。ボア×ストロークに変更は無いものの、デュアルスパーク(ツインプラグ)はシングル化され、インジェクションを装備。シリンダヘッドはBMWが新開発したものに変更し、圧縮比が大幅に上げられ、最高出力は初代に比べて2psアップの50ps / 6,500rpmとなり、最大トルクは60Nm / 5,000rpmに。冷却系やクラッチ系なども見直され、ほぼ新設計に近いエンジンとなった。エンジンマネージメントは、従来のモトロニックからBMWが独自開発したBMSというコントロールユニットを新たに装備し、格段にコンパクト化された。さらに点火と同時にアイドリングも自動制御され、チョークレバーも不要となった。2004年のマイナーチェンジでは再びツインスパークに。