VIRGIN BMW | CANバステクノロジーって何なのでしょうか? BMWバイクQ&A

CANバステクノロジーって何なのでしょうか?

  • 掲載日/2006年03月16日【BMWバイクQ&A】
  • 監修/ガル 丸 義治
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複数の配線を一本化
軽量化と整備性の向上に貢献するシステム

CANとは『Controller Area Network』の略称で、1本の配線ですべての電装部品がつなげられ、一つのネットワークが構築されているシステムのことです。このシステムは、4輪の世界では珍しくありませんが、バイクの世界ではBMWが世界で唯一採用している技術なのです。ちなみに配線を1本化するシステムはSWS(BMW Motorcycle Single Wire System)と呼ばれています。

BMWはコンピューターで制御される部品が多く、従来は複数の配線が引かれていました。これをCANで配線を1本にすることで、軽量化され(配線も意外に重いんです)、ワイヤーハーネスもシンプルになりました。また、ネットワーク内の各部品がコンピューターとデジタル方式でデータ伝送を行うため、BMW専用のコンピューターにリンクすれば、車輌に何が起こっているのかがわかり、故障診断が容易になるメリットもあります。

デジタルでの配線と聞くと、水に弱い、などと心配する方がいらっしゃいます。しかし、実際にはしっかりとシール(密封)されており、ヒューズなど構成部品も少なくなっているため、むしろ従来の配線よりトラブルは少なくなっています。

なお、CANバスの配線は訓練を受けたメカニック以外は触らない方がいいでしょう。下手に触り、エンジンがかからなくなった方もいらっしゃいます。従来の配線と違い、ちょっと間違えただけでもその影響は電装部品全体に影響してしまいますので、くれぐれもお気をつけください。

参考:CANバステクノロジー搭載車輌はクルーザーモデル以外のR1200シリーズ、K1200シリーズです。