VIRGIN BMW | ツインスパークイグニッションとはどんな仕組み? BMWバイクQ&A

ツインスパークイグニッションとはどんな仕組み?

  • 掲載日/2006年03月30日【BMWバイクQ&A】
  • 監修/モトラッド 高橋 覚
BMWバイクQ&Aの画像

シリンダー1つにプラグが
2本使用されている機構のことです

近年の環境規制に車輌を対応させるため、シリンダー内で2本のプラグから火花が散らせ、燃焼効率が上がっています。混合気はシングルよりも綺麗に燃焼し、クリーンな排気ガスが排出されるのです。現在、世界中で環境規制が厳しくなっている中、オートバイの世界では水冷が主流になりつつあります。しかし、独特のフィーリングを持つ空油冷のRシリーズで世界の環境規制に対応するため、BMWはツインスパークイグニッションを採用しました。環境問題にはいつも率先して取り組むBMWならではのシステムがこの「ツインスパーク」イグニッションといえます。

ちなみに、ツインスパークのメカニズムをご紹介しておきましょう。まず、混合気への点火は、最適化されたツインスパークイグニッション・システムにより行われ、ペンシルタイプのイグニッションコイルで点火されます。スロットル開度が80%から全開までの間になると『セカンダリースパークプラグ』の点火時期が、上死点後60度まで遅くなります。この位相のずれは特性マップに基づいて、パーシャル(スロットルを一定にした状態)からフルスロットルまで連続的に調整されます。ツインスパークイグニッション・システムの不利な面が現れないように制御されているのです。

また、この措置は、高回転時のノッキングの原因となる火炎の形成も防ぎます。点火時期を遅らせると、確実に混合気を燃焼させることができ、プライマリースパークプラグにミスファイアが発生したときに有効です。つまり未燃焼混合気が触媒コンバーターまで到達してダメージを与える心配がありません。

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