VIRGIN BMW | 第4回 R1200RT 点火系 R1200RT・R1200ST編

第4回 R1200RT 点火系

  • 掲載日/2012年08月31日【R1200RT・R1200ST編】
  • 執筆/モトラッド阪神 田中 建次
    このコンテンツは BMW BIKES Vol.29 (発行:2005.05.14) 「ディーラーメカニックが解説する R1200RT / ST テクニカルディテール」掲載の記事を引用しています。

R1200RT・R1200ST分解レポートの画像

今回取り上げるのは、R1200RT と ST である。ここでは装備品が多い R1200RT をメインに、通称 PDI (Pre-Delivery-Inspection:納車前点検) 作業に加えて、新規採用されたメカやディテール、メインテナンス情報をできるだけ分かりやすく解説していく。オーナーおよびオーナー候補の方々も参考にされたい、ディーラーメカニックだけが知り得るニューモデルの細部を紹介していこう。

分解レポート 詳細をチェック

R1200RT・R1200ST分解レポートの画像
プラグキャップにコイルが内蔵されたダイレクトイグニッションを全プラグに採用。いわゆるプラグコードは存在しない。4本それぞれが独立して制御されるシーケンシャルイグニションだ。
R1200RT・R1200ST分解レポートの画像
はめ込みのプラグカバーは指で外せるがかなり硬い。下側のカバーはネジ留め。
R1200RT・R1200ST分解レポートの画像
点火信号用の配線を外し、キャップを引き抜く。使っている工具は GS の車載工具。硬く張り付いていて、なかなか抜けないことがある。
R1200RT・R1200ST分解レポートの画像
コイル本体。取り付けの際はヘッドカバーやプラグとの接触面にグリスを塗っておく。張り付き防止策だ。
R1200RT・R1200ST分解レポートの画像
プラグレンチ他のセットはオプション扱いの別売りとなった。高圧エアでホコリや砂をよく飛ばしてから、対面 16ミリのレンチでプラグを外す。締め付けトルクは23NM。
R1200RT・R1200ST分解レポートの画像
スパークプラグ。4本ともダブル電極のボッシュ YR5LDE である。使用限度の目安は4万キロだが、磨耗状態を見て早めに交換した方がいい。
R1200RT・R1200ST分解レポートの画像
プライマリー (中央) はやや白め、セカンダリー側 (下) はやや黒めに焼ける傾向があるが異常ではない。
R1200RT・R1200ST分解レポートの画像
エンジンマネージメントは全面変更。左右独立制御のシーケンシャルインジェクション採用。各種センサーが一気に増え、アイドル調整用エアスクリューは廃止。同調とともにバイク側でコントロールされる。スロットルケーブル側のバランス調整は必要。ST はネジ一本留めのパネルを外すだけだが、RT は面倒だ。

関連する記事

注目のアイテムはコチラ

ピックアップ情報