VIRGIN BMW | 第24回 R1200ST ハンドル回り R1200RT・R1200ST編

第24回 R1200ST ハンドル回り

  • 掲載日/2012年10月22日【R1200RT・R1200ST編】
  • 執筆/モトラッド阪神 田中 建次
    このコンテンツは BMW BIKES Vol.29 (発行:2005.05.14) 「ディーラーメカニックが解説する R1200RT / ST テクニカルディテール」掲載の記事を引用しています。

R1200RT・R1200ST分解レポートの画像

今回取り上げるのは、R1200RT と ST である。ここでは装備品が多い R1200RT をメインに、通称 PDI (Pre-Delivery-Inspection:納車前点検) 作業に加えて、新規採用されたメカやディテール、メインテナンス情報をできるだけ分かりやすく解説していく。オーナーおよびオーナー候補の方々も参考にされたい、ディーラーメカニックだけが知り得るニューモデルの細部を紹介していこう。

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メーターは基本的に GS と同じだが、レッドゾーンが 7,750 から 8,000rpm になり、スピードメーターもフルスケール 220 から 240km/h になっている。
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右のグリップ回り。基本的に GS と同じ軽量タイプの新型。グリップヒーターは日本仕様は標準装備。
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左グリップ回りも GS と同じ。RT のようなオンボードコンピューターやクルーズコントロールはオプション設定もなし。
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ハンドルバーの高さ調整機能。絞り角度は調整できない。ハンドルとシート間の距離は旧 RS や R1100S より近く、小柄なライダーでもつらくはないだろう。前傾も見かけほどではない。
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調整範囲は無段階ではなく、三段階調整式。上下端の差は 25 ミリ。
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