VIRGIN BMW | 第7回 排気系 R1200GS編

第7回 排気系

  • 掲載日/2013年08月19日【R1200GS編】
  • 執筆/モトラッド阪神 田中 建次
    このコンテンツは BMW BIKES Vol.63 (発行:2013.06.15) 「ディーラーメカが解説する R 1200 GS テクニカルディテール」掲載の記事を引用しています。

R1200GS編分解レポートの画像

満を持して登場した完全新設計の新型 R 1200 GS。登場するや否や、世界中のライダー達に賞賛を以って迎えられたが、プロメカニックの目にはどう映ったのだろう。今回も詳細に解説する。

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エンジン真下に伸びるエキゾーストパイプは、一旦前方に曲がることで必要な菅長を稼ぐ。
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エキゾーストパイプはスイングアーム下で集合する。膨らんでいる部分にはキャタライザーが収納される。排気系はオールステンレス。
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排圧を調整するフラップはサイレンサー直前に配置される。おもに低速トルク向上のための排気デバイス。
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フラップを開閉するサーボモーターは車体右側の足元にあり、ケーブルでフラップを駆動する。
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キーオフではフラップがこのように全開状態になる。アイドリング状態では、わずかな隙間を残してフラップが閉じる。
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一新されたサイレンサー。外側から見える部位はサイレンサー本体とは別部品なので、仮に傷ついてもその部位だけ交換できる。
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排気口は BMW にしては珍しく角型。なお、サイレンサー重量は旧 GS と比べて軽くなっている。
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オプションのアクラボビッチ製 HP スポーツサイレンサー。サイレンサー部がチタン、サイレンサーエンド部がカーボンで、ノーマルよりも 1.2kg 軽量となる。
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最高出力は同等だが、低中速域のトルク向上が謳われている。
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