VIRGIN BMW | BMWバイク プロに聞く購入ガイド R1200GS(2008-) トピックス

BMWバイク プロに聞く購入ガイド R1200GS(2008-)

  • 掲載日/2008年09月08日【トピックス】
  • 講師/ヤナセモトラッド芝浦 吉岡 徹恭氏
R1200GS(2008-)の画像

2008年に発表された新型R1200GS。外観の変化は少ないものの、走りに関する変化は思いのほか大きい。エンジンとトランスミッションの変更、エンデューロESAとエンデューロASCの搭載が大きなトピックス。

走りの面で変貌を遂げた
新型R1200GSの登場

道を選ばないオールラウンド性能で大人気のGSシリーズ。その中でも2004年に発表されBMWの最多販売モデルとなったR1200GSが今年マイナーチェンジを施され、新型となって再登場しました。

先代R1200GSは既に大好評を博していましたので、新型がどのように進化するのかちょっと心配でしたが、実物をみてみると外観の変更は最小限に留められました。一見したところでは、タンク、シート、フロントフェンダー、フロントフォーク、テールライト、ブレーキライトの変更に気づく程度。デザイン的には明らかに従来モデルを踏襲しており、果たしてこれでマイナーチェンジする意味があったのかと思うほどでしたが、実は新型R1200GSの大きな変更点は走りに関する部分に集中しているのです。エンジンの出力は向上し、ミッションは全面的に改良。メーカーオプションとしてエンデューロESA、エンデューロASCが搭載可能となったことなどが主な変更点です。それでは、これらの改良点がR1200GSの走りにどのような影響を与えたのか、早速ご紹介しましょう。

駆動系と足回りの改良で
R1200GSの走りが一変

R1200GS(2008-)の画像
R1200GS(2008-)の画像
R1200GS(2008-)の画像

R1200GS(2008-)の画像

それではまず、エンジンと駆動系の変更についてご説明しましょう。今回の変更でエンジンの出力向上はわずか5馬力。いたずらに数値上の出力を追い求めなかったのはいかにもBMWらしいと言えます。しかし、実はこの変更が大きな効果をもたらしているのです。それはエンジンの変更に合わせてトランスミッションを含めた駆動系も全面改良されているため。トランスミッションはこのモデルのために新設計され若干ローギアードとなったほか、ファイナルのギアレシオも変更されています。つまり、駆動系の要所は全て全面刷新されており、これが新エンジンと組み合わされることで出力特性が大幅に改良されているのです。やや高回転型になったエンジンでありながら燃費も向上しており、エンジンと駆動系はトータルな性能向上を目標に改良が進められたことがうかがえます。

さらに、特筆すべき装備が工場オプションのエンデューロESAとエンデューロASCです。従来型のオンロードモデル向けESAは、それぞれ3パターンのプリロード設定とダンパー設定を手元のスイッチでコントロールできる機構でした。エンデューロESAでは、プリロードにフラットダートとハードダートの2モードを追加。これらを組み合わせることで、路面状況によりきめ細かく対応することが可能になったほか、ハードダートの設定では車高も2センチほど上がるため、オフロードでの走破性も大幅に向上しています。また、エンデューロASCもオンロードに加えオフロードをカバーする改良が施され、オン・オフ問わずリアタイヤの空転を抑制する性能を実現。さらに、目立たない変更ですがオルタネーターが720ワットに強化されたほか、エンジンは状況に応じてレギュラーガソリンも使用可能となりました。

エンジンと駆動系をトータルで改良したり、エンデューロESAやエンデューASCを開発したりと、今回のマイナーチェンジがR1200GSの基本的な走行性能の向上を目標としていたことは明らかです。

オンを軸にオフ性能を強化
真のオールラウンダー

1100以降、歴代のGSはオフロードを走れる性能を残しながらもオンロード性能の強化を図ってきました。今回のマイナーチェンジもその路線を継承したもので、R1200GSのオンロードでの走りにはさらに磨きがかかっています。エンジンと駆動系の改良により極低速からたくましいトルクを発生し、加速もスムーズ。もはやエンストとも無縁です。その一方で、オフロード性能も大幅に強化されたのが今回のマイナーチェンジの大きな特長かもしれません。粘り強くなった出力特性とともに、エンデューロESAやエンデューASCを装備した足回りによりオフロードでの走りが一変。低速でややハードなガレ場などを通過するような場合も惚れ惚れするような走りを披露してくれます。兄弟モデルの新型R1200GSアドベンチャーも同時発表されましたが、全体的なバランスの良さはやはりベースモデルの方が上。街中の軽快感なども求めるのであればR1200GSがオススメです。

R1200GS(2008-)の画像

豊富なオプション設定で
あらゆるツーリングに対応

GS人気を支えているのひとつの要因が、その豊富なオプション設定だと言えるのではないでしょうか。オフロード性能を飛躍的に向上させるエンデューロESAとエンデューロASCをはじめとして、専用のパニア・トップケース、タンクバッグなどが用意されており、用途に応じて付加することでさまざまなツーリングスタイルに対応可能です。また、カラー液晶画面を装備したアメリカ・ガーミン社製ナビゲーションシステムも純正オプションとして設定されており、ライダーは地図を確認する煩わしさから解放され、ひたすら走ることに集中できるようになりました。「旅」のイメージが強いGSには最適な装備と言えます。

R1200GS(2008-)の画像

講師
吉岡 徹恭
はじめまして。「ヤナセモトラッド芝浦」の吉岡 徹恭と申します。この度新型R1200GSのご紹介を担当させていただくことになりました。マイナーチェンジによってオンロード性能だけではなくオフロード性能も向上した新型R1200GSを簡単にご紹介いたします。

注目のアイテムはコチラ