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INTERMOT2016速報2:新型S1000RR/S1000R/S1000XR発表

  • 掲載日/2016年10月06日【トピックス】
  • 取材協力/BMW Motorrad
    文/Ryo Tsuchiyama
INTERMOT2016速報2:新型S1000RR/S1000R/S1000XR発表の画像

Sシリーズ全車が新規制ユーロ4に対応
S1000Rではフレームにも改良が加わる

BMW Motorradは、10月4日からドイツ・ケルンで開催されているINTERMOT(インターモト)2016で、2017年型のS1000RR・S1000R・S1000XRを発表しました。

まずS1000RRについて。基本的なスペックに大きな変更はありませんが、新排ガス規制のユーロ4に対応するために、排気系のレイアウトが一部変更されており、それに伴ってアンダーカウル形状が変わりました。そのほか、新たなカラーバリエーションが展開されています。

S1000R/S1000XRは、ともにユーロ4対応となったほか、エンジンの最高出力が従来型から5hpアップの165hp/11,000rpmに。また、パイプハンドルの両車は、ハンドルに発生する振動が大幅に解消されたとのこと。

S1000Rはシリーズ中唯一、フレームに手が加えられています。メインフレームのリアセクションの形状を変更して軽量化、この変更に伴い左右フットレストも新たに設計されています。さらにサイレンサーはHP製のチタンサイレンサーを標準装備。こうした変更によって、車体重量は従来型から2kg減って205kgに。

S1000XRの新型では最大積載量が従来型の434kgから10kg増の444kgに増加し、ツアラーモデルとしての使い勝手が向上しています。

日本仕様についてはBMW Motorrad Japanからの発表を待ってレポートします。

フォトTOPICS(写真点数/24枚)

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0117年型のS1000RR。外装含めエンジン・車体は前年型を踏襲していますが、3色用意されているグラフィックは、「RR」のレタリングを大胆に配置したものへと変更されています。
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02アッパーカウルとサイドパネルのグラフィックが変更され、よりスポーティな印象に。
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03ユーロ4対応となった17年型ですが、サイレンサー部には大きな変更はありません。
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04サイレンサー形状に外観上の変更はありませんが、エキゾーストパイプからサイレンサーの間に設けられている三元触媒の形状が大幅に変更されました。前年型では触媒からサイレンサーへの接続は1本の太いパイプでしたが、17年型では径の異なる2本のパイプで接続されています。ユーロ4対応は触媒形状の変更がメインというところでしょうか。
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05前述した触媒形状の変更に伴って、前年型までは後輪の直前まで伸びていたアンダーカウルは、触媒手前でカットされる形状に。真横からの写真では触媒が大型化されたことがよく分かります。
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06メーターパネルのレイアウトも前年型を踏襲。ただ、タコメーターの数字はフォントが変更されるとともに、文字サイズもひと回り大きくなり、より視認性が高まった印象です。250回転刻みのデザインは前年型同様ですが、「RR」の文字が赤に変更されています。
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07ここからは3種類のカラーバリエーションを紹介。こちらは[Lupine Blue metallic/Lightwhite non-metallic/Racing Red non metallic:ルパイン・ブルー・メタリック/ライトホワイト/レーシング・レッド]のトリコロールとなるBMW Motorsportカラー。このカラーのみスイングアームがポリッシュ仕上げとなります。
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08[Racing Red non-metallic/Lightwhite non-metallic:レーシング・レッド/ライトホワイト] このカラーではスイングアームはブラック塗装に。
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09[Granite Grey metallic/Blackstorm metallic:グラナイト・グレイ・メタリック/ブラックストーム・メタリック] こちらのカラーでもスイングアームはブラック塗装に。写真の車両では倒立フォークのアウターチューブがブラックアルマイト仕上げですが、これはDDC非装着のフォークと思われます。
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10Sシリーズ中、最も大きな変更があった17年型のS1000R。ひと目見て違うとわかる点はボディ両サイドパネルのデザインが大幅に変更されたことと、サイレンサーがHP製に変更されたという点でしょうか。
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11エンジンは新規制のユーロ4に対応して環境性能を高めつつも、最高出力は前年型から5hpアップの165hp/11,000rpmに。最大トルクに変更はありません。
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1217年型より純正サイレンサーがHP製に。製造はもちろんアクラポビッチ。サイレンサー直前に配置されている三元触媒は、ユーロ4対応への対応としてS1000RR同様に形状が変更されています。
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13Sシリーズ中で唯一、フレームにも変更が加えられたS1000R。スイングアームピボット部分の形状が大幅に変更され、軽量化を果たしています。見た限り、ピボット位置に変更はないようですが、こうした変更によってトラクション性が高まっているとのことです。
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14スイングアームピボット部の変更に伴って左右のフットレストも新設計。当然、リンケージやペダルも左の前年型とは異なっており、写真のシフトペダル側で言うと、チェンジペダルはピボット式となってフットレストから切り離され、ペダルにチェンジシャフトを取り付けるレイアウトに。また、ピボット周辺のフレーム形状変更によって、サイドスタンドの支点位置がスイングアームピボットよりも後方へわずかに後退しました。
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15コックピット周りでも小変更が加えられており、メーターパネルは視認性を高めるために、パネルの傾斜角度が最適化されています。前年型と比較すると、パネルの角度が少し寝た印象です。さらにタコメーターの文字盤のフォントも変更。また、トップブリッジは完全な新設計となっていて、ハンドルに伝わる振動が軽減されているとのことです。
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16部品構成としては、トップブリッジ、アッパー&ロアハンドルクランプの3ピース。左の前年型と比較すると形状も大幅に変わりました。ハンドルロアクランプはトップブリッジにボルト締結され、さらに緩衝材らしき部材が挟まれています。この変更でハンドルのクランプ位置はかなり上方へ移動していますが、ハンドル形状をよりフラットに近い形状に変更して従来型同様のポジションをキープしたようです。
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17現状では全高数値は未発表ですが、ハンドルグリップ位置に変更はない模様。今回のS1000Rではトップブリッジの剛性バランスの見直しとハンドルマウント方法の変更によって、ハンドルへの振動が軽減されたと考えられます。
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18ボディサイドのパネルは前年型よりも凝ったデザインに変更されており、より洗練された印象を受けます。この変更にあわせて、ラジエーターサイドの樹脂パネルのデザインも多少変わっています。
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19ボディカラーは3色展開です。こちらは[Racing Red non-metallic:レーシング・レッド]。
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20[Blackstorm metallic:ブラックストーム・メタリック]。エンジン下部、ボディ同色のエンジンスポイラーは本国ではオプション設定となります。
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21[Lightwhite non-metallic/Lupine Blue metallic/Racing Red non metallic:ライトホワイト/ルパイン・ブルー・メタリック/レーシング・レッド]はBMW Motorsportカラーです。
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22S1000XRも新型が発表されました。デザインでは変更はありませんが、写真の新色[Ocean Blue metallic matt:オーシャン・ブルー・メタリック・マット]が追加されています。また、エンジンはS1000R同様にユーロ4対応となり、最高出力は前年型から5hpアップした165hp/11,000rpmとなりました。
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23タコメーターの文字盤は若干デザインが変更されています。また、S1000R同様に17年型S1000XRでもハンドルへの振動が軽減されたとアナウンスされています。
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24新色のオーシャン・ブルー・メタリック・マットは、ボディデザインが引き立つカラーと言えます。この車体色ではフロントフェンダーがボディ同色となっています。S1000シリーズに関しても、日本仕様が発表され次第、あらためてこちらでも紹介します。

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