VIRGIN BMW | MFJ全日本ロードレース第3戦 SUGO SuperBike 120miles 耐久レース トピックス

MFJ全日本ロードレース第3戦 SUGO SuperBike 120miles 耐久レース

  • 掲載日/2017年06月02日【トピックス】
  • 文・写真/Keisuke Asakura
MFJ全日本ロードレース第3戦 SUGO SuperBike 120miles 耐久レースの画像

耐久レースのスタートといえばル・マン式。シグナルと同時にライダーはマシンに駆け寄り、スタートしていきます。レーシングスーツやレーッシングブーツを身につけて走るのは、かなりの重労働。レーシングライダーは、アスリートとしての資質も求められるのです。

悪天候の中で行われた過酷なレースを
見事に走りきった2台のS1000RR

さる5月14日、宮城県のスポーツランドSUGOで、MFJ全日本ロードレース選手権 第3戦 SUGOスーパーバイク 120マイル耐久レースが開催されました。

2台のS1000RRがエントリーするJSB1000クラスは、前戦の鈴鹿大会に引き続いてのセミ耐久レース。今回も激しい戦いが予想されましたが、思わぬ事態がエントラントを襲いました。予選日の5月13日、スポーツランドSUGOは濃い霧に覆われてしまい、この日の予選はキャンセル。急遽、決勝日の朝に予選を行うことが決定されました。

迎えた決勝日の5月14日。霧こそ晴れたものの、相変わらずの雨模様。予選中にBMW Motorrad 39の酒井大作選手が転倒するアクシデントもありましたが、無事戦列に復帰、酒井選手は予選14番手、TONE RT SYNCEDGE4413の児玉勇太選手は予選16番手で決勝に駒を進めました。

決勝レースの開始時刻になっても雨は降り止まず、雨の耐久レースという過酷な戦いがスタートしました。酒井選手はなかなかのスタート決めましたが、児玉選手はスピードの乗らない前方のマシンに行く手を阻まれ、大きく順位を落としてしまいます。ですが、児玉選手はファイト溢れる走りをみせ、周回を重ねる毎にポジションをアップ。レース終盤には、遥かに先行していた酒井選手の背後に迫る位置まで返り咲き、酒井選手11位、児玉選手12位でレースを終えました。

第4戦は6月11日、ツインリンクもてぎに戦いの舞台を移します。次のレースもBMW勢の活躍に期待しましょう。

フォトTOPICS(写真点数/12枚)

MFJ全日本ロードレース第3戦 SUGO SuperBike 120miles 耐久レース
01スタートこそ上手くいかなかったものの、決勝レース中にグングンと順位を上げる激走を見せた児玉選手。特に後半の走りは素晴らしく、トップクラスと同レベルのタイムを記録していました。ピットイン時には燃料補給だけで、タイヤ交換は行いませんでした。これからのレースに期待が持てる快走でした。
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02スタート直後は、多くのマシンがベストラインに殺到します。接触してしまいそうなほどの、ギリギリの競り合いになりますから、ここでの駆け引きもレースの醍醐味のひとつです。酒井選手と児玉選手も激しい接近戦を演じました。
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03常にトップテン圏内で戦いを続けている酒井選手。周りは国内メーカー系チームのマシンばかりですから、そのライバル達に対抗するパフォーマンスの高さは驚くべきことと言わざるを得ません。
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04このレースでは最低1回のピットインがレギュレーションで義務付けられています。走行距離から燃料の補給は必須ですが、ライダー交代やタイヤの交換を行うかは作戦次第。酒井選手は、リアタイヤだけを交換する作戦で、長丁場のレースを一人で走りきりました。
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05スポーツランドSUGOのレースでは、観客へのサービスのひとつとしてグリッドキッズが催されています。これは、抽選で選ばれたチビッ子が、ライダー紹介時にエスコート役を務めるイベントです。酒井選手と一緒にグリッドに立ったことは、きっと良い思い出になったことでしょう。
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06レース後、山下監督と意見を交わす児玉選手。山下監督もレーシングライダー出身で、全日本チャンピオン獲得経験もあるトップライダーです。
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07走行がキャンセルとなった予選日の様子です。メインストレートの途中から最終コーナー側を見ても、すぐそこにあるはずのダンロップブリッジすら見えません。同様に1コーナー側も完全に霧の中でした。
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08予選がキャンセルになった土曜日には、ファンサービスとしてライダーの撮影会が開催されました。BMWライダーの二人も参加しています。サーキットに足を運んでいると、こうした突発的なお得イベントに出会うこともできるのです。
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09予選中、走行開始後3周目に転倒を喫してしまった酒井選手。すぐにマシンに駆け寄ろうとしているところをオフィシャルに制止されています。現場は馬の背コーナー立ち上がり、最もスピードが乗るバックストレッチから、急減速して回り込む難しいコーナーです。
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10転倒からコースに戻った酒井選手、ボロボロに裂けたレインウェアが痛ましい。この後、一旦ピットに戻りますが、すぐにコースに復帰しアタックを再開。転倒前よりはるかに速いタイムを叩き出すのですから、そのファイティングスピリットに脱帽です。
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11予選での児玉選手は、自分を抑えたクレバーな走りが目立ちました。30歳になった児玉選手、闇雲に攻めるだけではなく、レース全体の組み立てを考えているようです。エースライダーとしての自覚が、そうした走りを身につけさせるのでしょうか。
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12TONE RT SYNCEDGE4413の、もう一人のライダーである武石伸也選手。今大会も児玉選手のペアライダーとしてエントリーしていましたが、練習走行中に転倒して怪我を負ったため出走は控えました。早く回復して、元気な走りを見せてもらいたいものです。

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