VIRGIN BMW | クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケット BMWバイク パーツ&グッズ紹介

クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケット

  • 掲載日/2013年04月04日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
  • 販売/クシタニ テスター/櫻井 由樹 テスト方法/日帰りツーリング テスト期間/1週間
クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケットの画像

KUSHITANI K-2180 GORE-TEX JACKET

シンプルながらスポーティで
ハイクオリティな一着

クシタニと言えばライディング用品では老舗中の老舗と言っても過言ではない、日本を代表するウェアメーカーである。頭文字である「K」や日本を象徴する「富士山」をメーカーマークに取り入れ、「KUSHITANI」のロゴとともにジャケットやレーシングスーツにデザインされたその姿は、多くのライダーに憧れを抱かせている。ベテランライダーの間では商品の信頼性の高さから、用品選びの際に困った場合、「とりあえずクシタニを入手しておけば間違いない」という“クシタニ神話”なる言葉まで樹立するほど支持されている。

今回紹介するこのゴアテックスジャケットは、同社のテキスタイル(繊維素材)シリーズの中でも圧倒的な透湿防水性を誇るベーシックなライディングジャケットだ。

TRUE TEST !

見た目と裏腹な多機能さに脱帽

まず着用してみた第一印象は、その軽さとフィット感。そして動きやすさだ。バイクに跨りライディングポジションを取ってみてもどこにもつっぱり感や動きにくさはなく、それでいてダボついた部分もない。これはやはり長年培ったレーシングスーツ技術から生まれたカッティングと縫製によるもの。もちろん腕や腰にあるアジャスターで、微調整が可能なので幅広い体系にフィットさせることが可能だ。袖と背中にはベンチレーションも装備。特にエアインテークとなる上腕部はボタンで強制的に流入口を拡げているので、充分な流入があり、背中のエアアウトレットも大きいため風がどんどん抜けていくのが実感できた。腰の左右と左胸にはポケットを配置。いずれも防水仕様で、特に水圧を受けやすい胸ポケットには止水ファスナーが採用されている。また左胸には内ポケットもあるのでより濡らしたくないものは内ポケットに収納するといいだろう。

肩、肘、背中にはプロテクターを装備するためのポケットがあり、オプションでプロテクターを装着することが可能だ。さらに胸部にはブレストパッドの装着が可能なので、肩、肘、背中に加えてこれを追加すれば防護性能は飛躍的に上がる。腕の裏側には肩と肘のプロテクターを装備した際のサイズアップに備えて、腕周りのサイズがアップするにくいギミックがあるわけだが、もしプロテクターを装備するつもりなら、購入時にぴったりフィットしたサイズではなく、少し大きめのサイズを選んだほうがいいだろう。

袖や胸元などボディ各部の目立たない位置に車のライトを反射するリフレクとパイピングを装備しているので、夜間の被視認性もしっかりと確保している。

悪天候をものともしない実力

そしてこのジャケットの最大の特徴とも言えるのが、その名にあるようにゴアテックスメンブレンを採用していること。ゴアテックスといえば、過去からこれまで他の追従を許さない圧倒的な透湿防水性を誇るグローバルスタンダードな生地である。過去にゴアテックスのレインウェアを着て大雨の夏山を歩いたことがあるが、ゴアテックスとそうでないウェアでは歴然の差を見せ付けられた。もっともバイクの場合はトレッキングほどの運動量はないので、気温が28度以上の雨天でもない限り、汗で蒸れを感じることは少ないはず。例えば、すぐにはレインウェアを着用できない高速道路を走っている際に、近年多く見られるゲリラ豪雨に遭遇したとしても、このジャケットなら濡れないうえに、不快な蒸れからも解放されるだろう。またポケットにも防水対策が施されているので、携帯電話や財布といった濡らしたくない物を入れておいても安心だ。余談だが、ツーリングではびちょびちょに濡れたままのウェアなどで食堂やレストランに入るのはマナー違反。基本はレインウェアは持参して、屋内に入る際は軒先などで脱いでから入るようにしたい。

黒を基調としたベーシックなデザインだが、ライディングウェアとしては非常に高機能なシステムを持つこのジャケット。シンプルがゆえにどんなバイクとも相性がいいし、不意の雨でも涼しい顔でライディングが続けられ、モノトーンカラーがバイクを降りてもその先々でシーンに溶け込むなど、所有者を充分に満たしてくれるプレミアムな一着である。

テストを終えて

ココがすごい!

やはりこれだけ多機能なのに、ベーシックなデザインを採用していること。モノトーン基調なのにどこかレーシーでスポーティな雰囲気を持たせた、そのクシタニのセンスがすごい。

ココがイマイチ

ゴアテックスを採用しているだけあり、価格は5万円を超える高額なジャケットだ。それならやはり肩、肘、背中のプロテクターは標準で装備して欲しかった。

クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケットの詳細

クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケットの画像
デザインはシンプルでベーシックな中にスポーティさを感じさせる絶妙なラインを実現。写真のカラーはブラック×ガンメタだ。
クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケットの画像
袖のエアインテークはボタンで強制的に開口するので風をどんどん取り込むことができるのだ。
クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケットの画像
左胸のポケットは止水ファスナーが採用されている。高速チケットや支払い用のカードなどが入れやすい。
クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケットの画像
背中には横一文字にエアアウトレットを装備。腕から入った風が、ここから抜けていく。ファスナーで開閉が可能だ。
クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケットの画像
背面もシンプルなデザイン。ロゴやパイピングなどがリフレクターとなって夜間は光る。袖には長いファスナーを装備。プロテクター装着時にここを開けばきつくならない。
クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケットの画像
袖口はファスナーとマジックテープのタブでしっかりフィットさせる仕様。グローブとの相性もいい。
クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケットの画像
肩から袖の外側には太デニールのナイロンオックスがアクセント兼、補強の役割を果たしている。
クシタニ K-2180 ゴアテックスジャケットの画像
腰とウエストにはスナップボタンのアジャスターを装備。3段階の調整幅で、体型と厚着に対応してくれる。

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