VIRGIN BMW | R1100RT(1995-) 年式別モデルカタログ

R1100RT(1995-)

  • 掲載日/2009年11月10日【年式別モデルカタログ】
  • ※表記はメーカー発表の年です  
R1100RT(1995-)のモデルカタログ写真

R1100RT(1995-)

ロングツーリングでの快適性と
機敏なスポーツ性能を併せ持つ優れた汎用マシン

ロングツーリングにおける快適な居住空間と、ワインディングで見せる軽快なフットワーク、そのふたつの性能をひとつのカタチに具現化した画期的なスポーツ・ツアラー。必要最小限のフェアリングでライダーを風圧や悪天候から守り、視認性の優れたコックピットにR.I.D.(ライダー・インフォメーション・ディスプレイ)を備えることによって、ライダーは安心して距離を延ばすことが出来る。ヘッドライト下のラジエーターグリルから走行風を取り入れ、暖められた風をメーター下部のダクトから排出して左右グリップに送るウォームエアサプライシステム、電動ウィンドシールド、左右で容量66Lもの荷物を収納可能なインテグラルケース(専用パニアケース)などのほか、さまざまなツーリング装備が充実しており、それでいてスポーツライディングも愉しめる。ふたつの性能を高次元でバランスさせ、既存ツアラーモデルの概念を払拭する高い完成度を誇る。前後サスペンションにはテレラバー、パラレバーを採用し、ABSを標準装備、ツアラーでありながらスーパースポーツでもあるR1100RTは、使い勝手にも優れた高性能な汎用マシンとなっている。

価格・スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
発売時価格(税抜き)
188万円(ABS装備車)195万円(ABS+CAT装備車)
生産期間
1995~2001年
エンジン形式
4ストローク水平対向2気筒
バルブ
1気筒4バルブ
総排気量
1085cc
ボア×ストローク
99×70.5mm
最高出力
90ps / 7,250rpm
最大トルク
95Nm / 5,500rpm
圧縮比
10.7 : 1
冷却方式
空油冷
バルブ駆動
HCコントロール
気化器
電子制御式燃料噴射(モトロニックMA2.2)燃料カットオフ機能付
クラッチ
乾式単板
ミッション
5速
ギアレシオ
4.16 / 2.91 / 2.13 / 1.74 / 1.45
ファイナルレシオ
2.91 : 1
点火方式
モトロニックMA2.4
オルタネータ
700W
バッテリー
12V-19Ah
全長×全幅×全高
2,230×905×1,460mm
ホイールベース
1,485mm(空車時)
シート高
780 / 800 / 820mm(空車時)
燃料タンク容量
25L(リザーブ容量4L含む)
車両重量
282kg(走行可能状態)
最高速度
196km/h以上
燃費(90km/h走行時)
21km/L
燃費(120km/h走行時)
18 km/L
燃料
無鉛プレミアムガソリン
フレーム
3ピース・荷重分担式フレーム構造
フロントサスペンション
BMWテレレバー(モノショック)センタースプリングストラット
フロントホイールトラベル
120mm
リアサスペンション
BMWパラレバー(モノショック)センタースプリングソトラット片持ち式スイングアーム
リアホイールトラベル
135mm
駆動方式
ドライブシャフト式
フロントブレーキ
ABSⅡ油圧式フローティングダブルディスク4ピストン・キャリパ
リアブレーキ
油圧式シングルディスク2ピストン・フローティングキャリパ
ブレーキパッド
焼結メタルパッド
ホイール
3本U型スポークアルミキャストホイール
フロントホイール
3.50-17
リアホイール
4.50-18
タイヤ
チューブレス
フロントタイヤ
120/70 ZR17
リアタイヤ
160/60 ZR18

R259系1100ボクサー

1993年にリニューアルされた、水平対向2気筒空油冷4サイクルSOHC4バルブ1085ccエンジン。最高出力は90ps / 7,250rpmで、最大トルク9.7kg-m / 5,500rpmを発揮し、従来のOHVボクサーエンジンよりもパワーで50%、トルクで20%アップされている。さらに点火系とインジェクション・システムをデジタル・モーター・エレクトロニック(モトロニック)・システムで集中的にコントロールし、高いパフォーマンスを実現。全てが一新されたブランニュー・エンジンとなった。このエンジンは、クランクケースからチェーンを介してシリンダヘッドに配置されたカムシャフトを回転させ、極めて短いプッシュロッドを押すことでロッカーアームを可動し、4つのバルブを駆動する、BMW独自の特殊な構造となっている。カムがピストンより上(外側)に位置するため、“ハイカムシャフトOHVエンジン”とも言える。ちなみに“R259”とは、もともと新型ボクサーエンジン開発当時のプロジェクトコードのこと。

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