BMW Motorradが、メーカー主導でカスタムプロジェクトを企画。「R nineT Custom Project」と命名された同プロジェクトは、最新作のR nineTを素材に使い、自由にカスタマイズするという新たな試みのもとスタートした。
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ビルダーに選ばれたのは、日本はおろか世界のカスタム界においてもその名を馳せるトップビルダー4名。ハーレーシーンからはCherry’s Company黒須嘉一郎、HIDE MOTORCYCLE富樫秀哉の2名。ストリートシーンからはBRAT STYLE高嶺剛、欧州シーンからは46Works中嶋志朗に白羽の矢が立った。
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そしてBMW Motorrad本社からは、今回のプロジェクトの首謀者である、デザイン部門責任者のオラ・ステネガルドが頻繁に来日。完成を心待ちにした彼のバックアップもあり、プロジェクトは滞りなく進行。そして遂に、4者4様のカスタムがここに集結した。
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今や世界中のカスタムファンが熱狂する日本のクラフツマンシップ。早速その全貌をお披露目しよう。
Cherry’s Company/黒須嘉一郎
東京都杉並区に居を構えるハーレーを専門にしたカスタムショップ。国内有数のカスタムショー「ホットロッドショー」において昨年、一昨年と2年連続でBEST OF SHOW MOTORCYCLEを獲得。同業者をも唸らす超絶的なスキルを武器に、今や押しも押されぬトップビルダーの座に君臨する。
HIDE MOTORCYCLE/富樫秀哉
「ヒデモ」の名で知られる、神奈川県川崎市のヒデモーターサイクル。多くのカスタムショーでアワードを獲得し、国内はおろか海外にも熱狂的なファンを持つ。クリーンかつスピード感溢れるフォルムと、徹底した作り込みには一切の妥協もない。長くハーレーシーンに身を置く、柔軟な発想を持つビルダーだ。