VIRGIN BMW | ダイネーゼが展開するクラシカルジャケット&パンツ 36060 アパレルコレクション 特集記事&最新情報

もっとアクティブに、快適なライディングを BMW バイクをさらに楽しむパーツたち
取材協力/Dainese Japan  構成/VIRGIN BMW.com 編集部
※この記事は、BMW Motorrad専門誌『BMW BIKES』Vol.71 P69の内容を再編集・掲載したものです。
掲載日/2015年7月22日
 

ダイネーゼの新アパレルライン“36060”は、古き良き時代のファッションを現代的解釈でライディングギアに仕立て上げた今季注目のラインだ。世界最先端のウエアを生み出し続けるブランドがなぜいまヘリテイジラインを手がけるのか。

ダイネーゼが新たに展開するヘリテイジライン“36060”
40年の時を経て、老舗が振り返る創業当時の原風景

 

ブランドを支え続ける「感度」

「36060 カプセルコレクション」と銘打ったクラシカルなアパレルラインがダイネーゼから発表されたのは2015年のはじめのことだ。

 

“36060”が意味するのは、1972年にダイネーゼ創業者のリノ・ダイネーゼが、初めて手がけたモトクロスパンツを縫い上げた創業地、モルヴェナのZIPコード(=郵便番号)である。彼にとってすべてのはじまりとなった、大切な原点への思い。それが36060なのだ。

 

このコレクションは、ジャケット、トラウザー、グローブ、ブーツなどで構成されているが、どのアイテムも創業当時の時代背景を感じさせるファッションのエッセンスが、ライディングウエアとしても成立するよう、巧みにデザインされている。

 

BMWモトラッドがニューコンセプトのRナインティを登場させたように、いま世界のバイクシーンでは、1960~70年代の再評価と、その時代をモチーフに現代的解釈を加えたプロダクツのリリース、そこにカスタムカルチャーまでもが絡み、とてつもなく巨大なトレンドが生まれている。36060は、そうした流れをいち早く捉えたアパレルラインである。ライディングウエアとして、ストリートウエアとしても着回せる機能性とファッション性。さらに普遍性をも備えるアイテムは、これまで以上に幅広いライダーに支持されるだろう。

 

エアバッグに代表される最新テクノロジーへの探究心と、世界のトレンドを先取りするセンス。創業以来、ダイネーゼが常に時代の先端であり続けられるのは、研ぎ澄まされてきた「感度」を持ち合わせているからこそである。

 

ダイネーゼの新たな一面として存在感を放ち始めた36060コレクション。手に取れば誰しも、その世界観に魅せられることだろう。