VIRGIN BMW | 単気筒エンジン編 BMWバイクエンジンガイド

単気筒エンジン編

  • 掲載日/2006年02月12日【BMWバイクエンジンガイド】
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『ユーロバイクコンセプト』
その核となったエンジン

「F」シリーズが誕生したのは、1993年。エンジン設計をオーストリアの『ロータックス』、生産をイタリアの『アプリリア』が1台のモーターサイクルの開発を行う『ユーロ・バイク・コンセプト』としても知られている、このBMWシリーズに採用されているのが、このシングルエンジンだ。

今でこそ華々しい成功を収めるこのエンジンも、当初はBMW社内で大きな反発を受けた。それは、ボクサーの『伝統』であり、BMWの哲学が根底にあったからだ。シングルでおまけにシャフトドライブではなく、チェーンドライブ…、そんなBMWをユーザーが受け入れてくれるわけがない。

しかし、BMW社はシングルエンジンを敢行する。「BMWが新しいアイディアで、新しい価値観をこのシングルエンジンに宿らせるなら…」この考えのもと開発され、ファーストモデルの『F650ファンデューロ』は、発売と同時に世界的なベストセラーとなる成功を収めた。

安定した挙動
BMWエントリーモデルの名に相応しいエンジン

650ccという大排気量の単気筒エンジンながら、安定した快適な乗り味を提供するのが特徴のBMWシングル。極低速からのシャープな吹け上がりが印象的で、軽快さと扱いやすい印象があるエンジンである。

ただし、ビッグシングルらしい鼓動感は希薄で、低速走行時は退屈な印象があることは否めない。ただ、これはBMWがロングツーリングでライダーを疲れさせない配慮であり、実際にロングを走るとよくわかる。最高出力は、50psとRシリーズやKシリーズに比べると少ないが、高速道路での100km/h走行も、余計な振動や不自然な挙動もなく快適である。特に4,000回転あたりからの伸びは気持ちいい。

加えて、エンジンは「電子制御式燃料噴射システム(BMS-C2)」と「ツインスパークイグニッション」を採用し安定した始動性を誇るのもありがたい。安定した始動、低速とレスポンスの良さ、高速道路での快適さ、まさにBMWのエントリーモデルとして、またオン・オフの両方をこなすには最適な1台といえる。

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