VIRGIN BMW | 初めてBMWに乗るライダーによる「K1200S試乗座談会」 特集記事&最新情報

初めてBMWに乗るライダーによる「K1200S試乗座談会」

  • 掲載日/2006年03月24日【特集記事&最新情報】
  • 取材協力/BMW Motorrad Japan  文・写真/青木 タカオ
K1200S試乗座談会

技術の粋を極めた新カテゴリー
すべてが新しい最速スポーツモデル

BMWのKシリーズは、1983年に登場した縦置きエンジンを搭載するK100、そしてK75からスタートするが、これとはまったく別の横置き直列4気筒エンジンを搭載するのが、革新的なスポーツモデル、K1200Sだ。極めてスリムにデザインされた新設計エンジンは、構成部品の配置を徹底的に考え抜き、省スペースと軽量化を実現。BMWモーターサイクル史上、最もハイパワーとなる167ps/10,250rpmを発揮する。

フロントサスペンションには、より精密な操作感覚、機敏なハンドリング性、そして減速時の完璧なまでの安定性を実現する“デュオレバー”を初採用。手元のボタンひとつで、サスセッティングの調整ができるESA(電子調整式サスペンション)を工場オプション設定するなど、先進的なテクノロジーがふんだんに盛り込まれている。

車体の大きさに不安感はありましたが
走り出せば問題はまったくなし

トモ・ヒコさん●最初、車体を見たときに「こんなにデカくて大丈夫かな」と思ったんですが、走りはじめると、そのデカさが安心感みたいなものになり、乗り心地は最高でした。もっと過激な感じがするかと思いましたが、エンジンも扱いやすかったです。ウインカー操作が国産車と違いましたが、慣れるとまったく問題ないですね。

シバヤマさん●ボクも最初は不安がありました。ですが車体のわりにはシート高も低くて、乗りやすい。ウインカー操作は乗り始めだけ戸惑いましたが、慣れれば問題なし。もしかしたら、こっちの方が操作しやすいのかもしれませんね。エンジンは低速からトルクがあって、市街地も楽に走れました。扱いやすいっていうのが第一印象ですね。

HIROさん●●ボクの場合、ポジションはばっちりフィットしました。今日、初めて乗ったばかりのバイクなのに、安心して乗ることができたのはBMWの凄さなのかもしれませんね。エンジンはもっと過激かなと思ってましたが、低速からトルクフルで扱いやすかった。ボクも最初はウインカー操作に手こずりましたが、慣れれば違和感がなくなりました。

シバヤマさん●167psものハイパワーを発揮するバイクだと、国産車なんかだと市街地で扱いづらかったりしますけど、今回乗った3台はいずれも乗りやすかったですね。取り回しも、この大きさを考えると合格点です。

HIROさん●●車体もエンジンも扱いやすい。どんどんアクセルを開けていけるから、気づいたらこんなにスピードが出てるっていうこともありました。北海道みたいな広い道や、高速道路をずっと走り続けるみたいなツーリングでまた乗ってみたいですね。そういう道を走ったら、もっと良さが解るんでしょうね。

トモ・ヒコさん●もともとヨーロッパの広大な土地を走り回るためにつくられているのだろうから、日本の市街地で乗るとストレスばかり溜まるかと思ってました。しかし乗ってみると、案外、街乗りでも大丈夫。スリ抜けも恐怖心なくできましたよ。

HIROさん●●そうですね。これだけ大きな車体なのに、乗っているライダーは気軽な感覚。街乗り仕様として、通勤でも使えそうです。ただ、長距離はもっと気持ちいいでしょうね。

トモ・ヒコさん●乗り味、デザインを含め、ボクは今回試乗した3台の中で、このK1200Sがいちばん気に入ったんですが、みなさんはどうでしょうか。扱いやすくパワフルなエンジンに、余裕のある車体とポジション。デザインは日本車にありそうだけどない、個性的なフォルムだと思いますが。

シバヤマさん●ボクはK1200Rがいちばん好みでしたが、K1200SとR1200GSが同点の2位。3台とも乗りやすくて好印象でしたが、デザインの好みだけで言えば1200Sが好きですね。

HIROさん●●ボクはR1200GSがいいと思いました。K1200Rと1200Sは、大まかに言えばカウルがあるかないかの差だけで、ほとんど同じ印象。どちらも扱いやすくて乗りやすい。デザインは、どのモデルも欧州車っぽくて高級感がありますね。

マシンが勝手に
高次元な走りをさせてくれる感覚がある

シバヤマさん●このモデルから採用された「デュオレバー」については、どう感じましたか。操蛇と緩衝システムを分け、アンチノーズダイブ機能を生じさせるという考え方はテレレバーと同じですが、サスが沈むとキャスターが立ち、加速時には寝る方向へと作用する動きはテレレバーとは対照的です。ボクの場合、R1200GSのテレレバーと比較しましたが、それほど大きな違いは感じませんでした。

HIROさん●●デュオレバーだからって特別に何かを感じたかと言えばノーでした。一般的なテレスコピックフォークに慣れたボクでも、違和感なく乗れました。言われなければ気づかない程度ですね。アンチノーズダイブ率はテレレバーに対して70%に設定されているそうで、ブレーキングではわずかにフロントが沈む感覚でしたね。ワインディングでは、かなりのペースで走れそうです。

トモ・ヒコさん●コーナリングでも、ブレーキングでもクセがなく、ナチュラルな感じ。車体の前後動が発生しにくく、安定感がありますね。これなら長時間乗っても、疲れにくいでしょうね。

シバヤマさん●ESA(電子調整式サスペンション)はボタンひとつで9通りのサス調整が可能とのことでしたが、みなさん試してみましたか。

HIROさん●●リアのプリロードが3段階、「ライダーのみ」、「ライダー+荷物」、「タンデム」の3つ。減衰力は「コンフォート」、「ノーマル」、「スポーツ」の3種類が変更できましたが、今日乗った限りでは違いは判りませんでした。もっと長距離を乗ったときや車体に慣れたときに判ってくるんでしょうね。

トモ・ヒコさん●ESAはボクも試しましたが、正直なところ体感できませんでした。ただ、バイクが勝手に次元の高い走りを提供してくれているという感覚はありますね。

シバヤマさん●そうですね。デュオレバーやパラレバーにしても、その具体的な効果ははっきりと判りませんが、マシンに1ステージ次元の高い走りをさせてもらっているという感覚はありますね。

HIROさん●●ABSとかも普段は使わないにせよ、いざという時には安心材料になりますね。安全性も高い、そういうところがBMWって大人の乗り物って感じですよね。

トモ・ヒコさん/

シバヤマさん●うんうん、同感。(2人とも頷く)

トモ・ヒコさん●ところで排気音ですが、ジェントルでボク好みでしたが、みなさんはいかがでした?

HIROさん●●静かめでいい音でしたね。好印象です。

シバヤマさん●同感です。上質な大人向けな排気音でした。

トモ・ヒコさん●そうそう、久しぶりにクラッチ付きのバイクに乗りましたが、やっぱり楽しいですね。最初は、最新式のビッグバイクが扱えるか不安だったんですが、乗ってみると扱いやすさにビックリ。今日、少し乗っただけでは「ESA」や「ABS」などの性能を実感することができませんでしたが、今度乗る機会があれば、また試してみたいですね。

HIROさん●●ボクは普段からビッグバイクに乗っているので、BMWも興味津々でした。ディーラーで「300km体感試乗プログラム」という試乗サービスがあるそうですが、購入前にじっくり乗れるというのはありがたいですね。ボクもBMWが欲しくなったら、試してみたいですね。

シバヤマさん●やっぱり多くの人に評価されてるだけのことはありましたね。ツアラーのイメージしかなかったBMWですが、街乗りでも十分楽しいことが発見できました。

トモ・ヒコさん●ドッシリとした余裕のポジションで、走ってもゆとりを感じる。ロングツーリングだけでなく、街乗りも楽しめる。懐の広さみたいなものを感じましたよ。

参加者のみなさん

K1200S、K1200R、R1200GSの3台に試乗していただいた皆さんをご紹介いたしましょう。 みなさん、国産バイクのオーナーの方々で、BMWに乗るのは今回が初めて。

プロフィール
シバヤマ ヒデアキさん
バイク歴10年。現在の愛車は、2003年式カワサキZ1000。これまでのBMWに対するイメージは「オジサンっぽい」。試乗して、BMWの扱いやすさに大感激。身長166cm、年齢31歳、職業はイラストレーター。
プロフィール

HIROさん●

バイク歴18年。現在の愛車は2003年式ヤマハBT1100。これまでのBMWに対するイメージは「大人の乗り物で渋い」。体格の良さを活かし、大柄な車体のBMWでも楽々乗りこなす敏腕ライダー。身長180cm、年齢41歳、職業はビデオ演出。
プロフィール
トモ・ヒコさん
バイク歴26年のベテランライダー。現在の愛車はホンダ・フュージョン。これまでのBMWに対するイメージは「クラシックモデルがかっこよくて、大人っぽい」。身長174cm、年齢44歳、職業はイラストレーター。

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