VIRGIN BMW | 【F700GS&F800GS 徹底解説】操作系・ユーティリティ 詳細解説 BMWバイク モデル別ディテール紹介

【F700GS&F800GS 徹底解説】操作系・ユーティリティ 詳細解説

  • 掲載日/2017年04月01日【BMWバイク モデル別ディテール紹介】
  • Text & Photo / Ryo Tsuchiyama

CONTROL/F700GS&F800GS【2016】

BMWの中ではシンプルな操作系を持つFシリーズ。とはいえ、吟味された各種設定機能は、オーナーならそのすべてを知っておきたい

スタンダード車ではシンプルなスイッチ類

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左右のハンドルスイッチはシンプルな配置。右側にセルとグリップヒーター、左側にABSやINFOボタンを配置する。オプションのプレミアムラインになると左側に電子調整式サスのESA、スタビリティコントロールのASCボタンが追加される。

ABSは長押しで解除可能

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F700/800GSのABSは、停車時にABSボタンを長押しするだけ。走行中の解除はできない。また、キーのオン/オフでABSオンの状態に戻るので注意。例えば林道でひと休みするときは再び走り出す前にABSの状態を確認しよう。

一画面に集約された各種インフォメーション

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使い方はアイデア次第のストップウォッチ

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メーターの液晶部にはストップウォッチ機能も備えている。液晶部左下の小さなボタンをオン/オフすることでちょっとしたタイム計測が可能。ただし、計時スタート&ストップもこのボタンで行うので、あくまで安全な状況で楽しもう。

いつでも重宝する各種表示機能

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Fシリーズでは、左側スイッチボックスにあるINFOボタンを押すたびに、液晶パネル内に平均燃費、航続可能距離、外気温、平均速度を表示する。メニューこそ少ないが、ロングツーリングでも街中でもとても重宝する。特に航続可能距離の表示は、ガソリンスタンドの少ないエリアへ向かう途中や、高速道路走行中にガソリン残量が少なくなった時に活用したい。また、外気温表示では氷点下になると氷マークが点灯して注意を促してくれる。

UTILITY/F700GS&F800GS【2016】

エンジンや足周り以外でも、オーナーなら知っておきたい項目を細かく紹介していこう

車載工具は非常用レベル

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車載工具はシート裏にある。内容物は、写真左上から、L型トルクスレンチ(どちらもT40)、17mmの片口スパナ、+(1番)とT25のドライバー軸、-と+(2番)のドライバー軸、同ホルダーだ。工具種類は非常用レベルである。参考までに17mmのスパナはミラー調整、T25は主に外装パネル類、T40はグラブバーの取り外しなどに使える。

ステップゴムは簡単に取り外し可能

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F700/800GSともに、フットレストのゴムは取り外し可能だ。特にダート走行を好む人は、ダートへ入る前にゴムを外しておこう。水たまりなどでゴムが濡れるとスタンディング走行時に足が滑って危険! 取り外しはゴム部分をひねりながら引っ張るだけ。

キーを使うのは三か所

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インテリジェンスキーの採用が進むBMWだが、Fシリーズではオーソドックスなキーを使用。イグニッションON/OFF、ハンドルロックもキーで行う。キーシリンダー脇には電源ソケットも装備。

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シートやガソリンキャップ開閉もキーで行う。

グラブバー・パニアステーは標準装備

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タンデム時に便利なグラブバーや、パニアケース装着時に必要となるパニアケースステーは標準で装備されており、拡張性が高い。グラブバーにはフックベースやベルトを通せるマウントも用意されており、利便性が高い。

ヘッドライトはハロゲン、テールはLED

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ヘッドライトユニットは初代から変わらずハロゲンライトを採用している。点灯パターンは正面向かって左側がロービーム、右側がハイビーム。テールランプと前後のウインカーはLED化されており、スタイリッシュかつ視認性も非常に良好だ。

ヘッドライトバルブ交換方法

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ヘッドライトのバルブを交換するには、カウル内のバルブユニット後部にある樹脂製の丸いフタを、手で回して外す。すると中からバルブが現れる。ローとハイのバルブは左右で独立しているので、写真にあるフタもカウル内の左右に存在する。

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