【F700GS&F800GS 徹底解説】スタイリング 詳細解説
- 掲載日/2017年04月01日【BMWバイク モデル別ディテール紹介】
- Text & Photo / Ryo Tsuchiyama
STYLING/F700GS【2016】
GSと名乗るモデルの中で最もフレンドリーなF700GS。GSファミリーのDNAを引き継ぎつつも、万能選手としての魅力を放つスタイリングを掘り下げてみる
コンパクトなヘッドライト周り
ヘッドライトは先代から踏襲した異形ヘッドライトを採用する。クチバシ状のノーズデザインがアクセントで、現行モデルではボディパネルと黒樹脂の2ピース構造となっていて、デザイン的にはとても凝った形状と言える。
16年モデルからシュラウドカバーの一部にメッキ仕上げを採用。ボディサイドではデザイン上の大きなアクセントである。
低く構えた車体がスポーティ
撮影車は日本仕様のスタンダードであるローダウン仕様車。専用サスの採用でサスペンショントラベル(ストローク量)を減らしているので、低く這ったようなスタイル。リアからの眺めはスリムさが際立つ。大型サイレンサーも張り出しを抑えてレイアウト。
全モデルにローシートとガードを装備
スタンダードのシート高は765mm。ハイライン&プレミアムパッケージではローダウンサスを装備しないので、シート高は790mm(シート本体は同じ)となる。
シンプルなナックルガードは標準で装備される。
STYLING/F800GS【2016】
大径ホイールの採用など本格的オフ装備が光るF800GS。F700GSと基本を同じとするデザインではあるが、上位機種らしいディテールを備えている
オフロードイメージを強調したフロント周り
ヘッドライトユニットはF700GSと同一だが、その下のフェンダー形状は大きく異なり、フェンダー上に大きなスリットが設けられている。デザイン上でのアクセントでもあり、フェンダー裏への泥などの張り付きを抑える工夫とも見える。
ラジエーターサイドにはメッキ処理された大型のシュラウドを装備。外観上の大きなポイントとなっている。
大径ホイールの採用で車体は大柄な印象
21インチのフロントホイールを採用しているため、F700GSよりもひと回り大きく感じる。外装デザインが異なるのは車体の前半部分のみ。リアからの見た目の違いは、サスペンションストロークの違いによるテール高さの差異のみと言って良い。
ローシート
ローダウン仕様となるスタンダード車ではシート高820mmで、ハイライン・プレミアムラインではシート高850mmとなる。この違いはサスペンションセッティングによるもの。
専用デザイン
パネルに入る一体成型の模様はF800GS専用。
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