【R1200GS(2016) 徹底解剖】ユーティリティ 詳細解説
- 掲載日/2017年03月31日【BMWバイク モデル別ディテール紹介】
- Text / Ryo Tsuchiyama Photo / Takeshi Yamashita
ここからは、GSの車体装備品を中心に解説しよう。よく使用するものと、そうでないものと使用頻度はさまざまだが、どれもオーナーなら知っておきたいものばかりだ
持ち歩くだけでOKのインテリジェンスキー
スマートキーを採用しており、鍵穴に鍵を挿し込むのはシートを外す時と純正オプションケース類の施錠のみだ。ハンドルロックは左右どちらに切ってもOK。ガソリンの給油口は、エンジン停止後数秒間のみ開閉可能。閉める時は特別な操作は必要ない。
車載工具は必要最小限で心細い
車載工具は14mmと10/8mmのコンビレンチ、さらに+ドライバーとトルクス(T25)。この内容で触れるのは外装パーツの一部とミラー根元のボルトくらいだ。ただ、ドライバーの樹脂ホルダーは、オイルキャップ開閉用のスペシャルツールとして使用できる。
身の回り品に便利な給電ソケット
メーター脇には電子機器の使用に便利な給電ソケットが配置されている。使用しない時は、雨水の浸入を防ぐためのキャップをしっかりと閉じておこう。ここから水が浸入すると、不意の電気トラブルの原因となるので、電子機器を接続の際も要注意。
多少の調整幅を持つハンドル周り
ハンドルクランプ部には<0><10°>の目盛りが。この範囲を超えると干渉やワイヤー長に問題が出る場合もあるので要注意。また左右のレバーは指の長さにあわせてグリップとの距離を4段階で調節可能だ。
ナビ装着時でも視界は良好
オプション扱いのナビゲーションだが、装着する人も多いだろう。ナビ装着時でも前方視界は良好。取り外しはスマートキーをホルダーの鍵穴に挿し込み、ホルダー裏側のレバーを操作するだけでOKなので、気軽に取り外しが可能。
エンデューロPROモード専用プラグ
エンジンモードでエンデューロプロモードを選択したい時には、シート裏のプラグを専用のカプラーに装着する。このプラグが挿し込まれていないとプロモードのチョイスができない。頻繁に使用しない時は外しておくのがベター。
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