VIRGIN BMW | サインハウス B+COM SB213 BMWバイク パーツ&グッズ紹介

サインハウス B+COM SB213

  • 掲載日/2009年07月28日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
  • 販売/サインハウス テスター/小松 男(BMW BIKES編集部) テスト方法/街乗り?高速道路 テスト期間/1週間
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SYGN HOUSE B+COM SB213

二人で使うだけでなく
一人でも楽しめる最新インカム。

ブルートゥースのインカムが登場してから数年が経過した。ノイズの少なさや、周辺機器とのマッチングなどが口コミで広がり、人気を博している。そんなブルートゥースインカムの最新モデルをテストし、どのように進化しているのかを検証してみることにした。

TRUE TEST !

タンデムライドなら、まず買い!

タンデムライドも愉しむ僕は、これまでにも数機種のインカムを購入し、使ってきた。

はじめは有線。そのコードのわずらわしさに、乗り降りの多い街乗りやショートツーリングでは使わなくなった。その次に購入したのがアナログ無線タイプ。使い勝手は良かったのだが、ノイズが多く、たまにすごい大きな音量のノイズを拾ってしまい、驚かされることがあった。そして最近は、ここ数年前から多く出回っている、ブルートゥース方式を採用したもの。

それまでとはまったく違う通信方式をとるこのタイプは、まず音質がクリアで、ブルートゥース対応の音楽プレーヤー、携帯電話などであれば、簡単に接続でき、しかも見通しがよい場所なら100mくらい離れていても通信出来るため、タンデムだけでなく、ペアライディングでも使えるなど、拡張性も高い。そのためブルートゥース方式を使ったインカムは革新的なアイテムとして瞬く間に普及を遂げた。なんと言ってもクリアな音質はバイクに乗っている時間が長いロングツーリングなどのときに疲労軽減につながり、実際、休憩の回数が減った。パッセンジャーの評判もよく、ブルートゥースの魅力は誰にでも伝わるものだということがわかった。

今回テストをしたのは、サインハウスのB+COM(ビーコム)だ。もともとこの商品は存在していたのだが、各部をブラッシュアップさせたプレミアムバージョン「SB213」が発売されたと聞き、早速試してみた。

テストを終えて

既に販売されていた「SB203」から言えることだが、B+COMは操作が簡単なので、機械が苦手な人にもオススメだ。充電時間がさらに短く、使用可能時間が延びたことは、一日にとんでもない距離を走ることの多いビーマーにとって嬉しいことだろう。そして「マルチプルファンクション」の採用。これは、これまで音楽・携帯電話・搭乗/同行者との会話、という3チャンネルだったところに、さらにもう1チャンネル使えるようになったもの。これにより、例えばもう一台携帯電話が接続可能で、携帯電話を二台所有する場合や、お互いの携帯電話にかかってきた着信を受けることができるようになった。

あまり二人で使う場面がないというライダーでも、オーディオプレイヤーや携帯電話をペアリングすれば、ソロライドでも大活躍だ。

使用時に感じる細部のストレスが消された今回のモデルは、僕の「この夏欲しいアイテムリスト」に更新された。

ココがすごい!

クリアな音質と簡単な操作方法は非常に評価が高い。オーディオや携帯との接続で、日常のソロライド時でも便利。

ココがイマイチ

イマイチというほどではないけれど、まだ少し大きいかな。あと一回り小さく、いや、もうヘルメット内蔵にしてほしい!

サインハウス B+COM SB213の詳細

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ジェットヘルメット用、フルフェイス用のどちらかのタイプのマイクへはピンジャックで簡単に変更可能。防水処理も施されているので、ツーリング先での急な降雨時も安心。
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本体脇のUSB端子は、スピーカー接続のほか、充電アダプターとの接続が可能。さらに、パソコンと繋いでホームページから最新バージョンのダウンロードサービスも開始予定。
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写真のセットに充電アダプターが付属したものがシングルのセット。まずは1人で試し、タンデムやバイク友達とのツーリングに行く際に、もう1台購入するという使い方もあり。
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