VIRGIN BMW | ガエルネ ジー・ミッドランド ゴアテックス BMWバイク パーツ&グッズ紹介

ガエルネ ジー・ミッドランド ゴアテックス

  • 掲載日/2015年10月15日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
  • 販売/ジャペックス テスター/田中 善介 テスト方法/アドベンチャーモデルでツーリング テスト期間/2日
    この記事はBMW BIKES Vol.72掲載の記事を再編集したものです
ガエルネ ジー・ミッドランド ゴアテックスの画像

GAERNE G-MIDLAND GORE-TEX

人気のGミッドランドが
グレードアップ

林道も楽しみながらロングツーリング、という用途に最適なブーツとして、ユーザーからも好評の声が多いガエルネの G-MIDLAND が、GORE-TEX を採用してバージョンアップ。軽い、柔らかい、疲れにくい、という声は本当なのか? 実際に試してみた。

TRUE TEST !

アドベンチャーツーリングに最適な
Gミッドランドが進化して再登場

GS のような、いわゆるビッグオフで長距離を走る場合、実際はオンロード7~8割、ダート2~3割ではないだろうか? もう 10 年以上も前になるが「林道も走るから」と、安全面を考慮してロング丈のオフロードブーツを選び、その重量感、堅牢さ、着脱の億劫さに出発前から疲れてしまった経験がある。

今回、あらためてオフロードブーツを調べてみると、アドベンチャーツーリング向けの商品がけっこう出揃っている。なかでもイタリアの老舗ブランド、ガエルネの評判が良い。造り込みもさることながら、日本人専用木型を使用している点がスバラシイ。

ということで、手元に届いた箱を持ってまず思ったのが「軽い」ということ。片足約 1.1kg(サイズ 26.5cm)というのはトレッキングシューズと大差ない。履く際も開口部がやわらかく足を入れやすい。バックルも足首まわりに2つと最小限に抑えられている。しかもその装着感は「スコッ」と軽く締まって指先に痛い思いをすることもない。

走行時のペダル操作は違和感なく行えるし、気を遣うほどの硬さやキツさも感じられない。2日間履き続けた結果、これまで履いていたブーツにどれだけ我慢を強いられていたのか理解した。バイクの押し引きや歩く際も、普通のブーツとなんら変わりなく、1日中履いた後でも内装に汗だまりがなかった。

すでにGミッドランドを使っている人、もしくはガエルネ愛用者なら周知の事実かもしれないが、そもそもオフロードブーツにツーリングなんてジャンルはなかったけれど、Gミッドランドの完成度は、相当に高いと思う。これを超えるブーツの登場は、しばらく先になるだろう。

テストを終えて

ココがすごい!

ココというわけではないが、アドベンチャーツーリングに適したブーツとしてその充実した機能と完成度の高さに感動。時代の進化を感じた……。

ココがイマイチ

ふくらはぎ部分に採用された伸縮素材は経年とともにいち早く劣化しそうな予感。せっかくのゴアテックスでもそうなったらガッカリだ。

ガエルネ ジー・ミッドランド ゴアテックスの詳細

ガエルネ ジー・ミッドランド ゴアテックスの画像
樹脂製ベルト2本を金属製のバックルで留める。操作感は軽く、しっかり締まる。くるぶしにはプラスチック製のプロテクションを装備。
ガエルネ ジー・ミッドランド ゴアテックスの画像
つま先には熱成型されたカップ型のガードを内蔵し、小指側には厚めの合成皮革を配置する。シフト操作でブーツを傷めないようシフトパッドも装備。
ガエルネ ジー・ミッドランド ゴアテックスの画像
かかと部分にはプラスチック製のプロテクターを装備。車体に接するブーツ内側には、滑りにくく耐熱仕様のスウェード革が採用されている。
ガエルネ ジー・ミッドランド ゴアテックスの画像
ふくらはぎ部分にはストレッチ素材を使い、締め付け過ぎずにフィット感を高める仕様。上部はベルクロなのでブーツの脱ぎ履きもラクだ。
ガエルネ ジー・ミッドランド ゴアテックスの画像
ダボス社製ブロックパターンソール。見た目のゴツい印象よりソフトで歩行もラク。砂利上でのバイクの押し引きも不満のないグリップ力。
ガエルネ ジー・ミッドランド ゴアテックスの画像
本体には高い耐水性・透湿性・防風性を誇る GORE-TEX を採用。直接身体に触れる内側は立体ハニカム構造で蒸れにくく、肌触りも良い。
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