VIRGIN BMW | レブイット CRレザー BMWバイク パーツ&グッズ紹介

レブイット CRレザー

  • 掲載日/2011年01月20日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
  • 販売/プロト テスター/小松 男 テスト方法/市街地、峠道、高速道路(通勤) テスト期間/3日
レブイット CRレザーの画像

REV’IT! CR LEATHER

オランダ生まれの高性能は
レザーでも健在しているのか?

高機能ながら手ごろな価格帯のテキスタイルジャケットを続々とリリースし、ここ数年で急速に認知度と信頼度を上げているメーカー、それがオランダ発のレブイットだ。日本ではまだツーリングジャケットのイメージが強いが、レースで鍛えたノウハウも持っている。

TRUE TEST !

基本性能の高いレザーJKT

レブイットというとテキスタイルジャケットのイメージが強く、レザージャケットについては気にしたことがなかった、というのが着用前の正直な気持ちだった。しかし CR レザーを手にとってみると、レザーのやわらかさもちょうどいいし、縫製は丁寧でジャケットのシルエットもカッコいい。汚れが目立つのが心配ではあるが、クリームの色使いとアクセントの赤と黒の入れ方もセンスのよさを感じる。テキスタイルジャケットで知ったレブイットの信頼感は、そのままレザージャケットに当てはまりそうだ…そんな予感がした。

着用してみると、レザーのやわらかさもそうだが、肩と肘のプロテクターもソフトタイプなため違和感や窮屈さもない。革ジャンらしいタイトさと長時間着続けても疲労しにくいゆるさが同居している。ジッパーの感触もわるくない。

テストしたのは11月中旬の市街地と山間部。通勤の市街地ではほとんどライナーを外して着用。腕と胸のパンチから走行風が少し入ってくる。気温によっては寒さにもつながるかもしれない。ツーリングに行った際は峠道に上がると気温が下がったためライナーを着用したが、中綿入りながら薄手なので、フリースインナーを着たままでも CR レザーを着用できた。峠道でスポーツ走行を試みたが、肘や肩のシャーリングが効いているので動きやすい。前傾姿勢をとっても、腰部が長く(わずかではあるが)なっているので、めくれ上がって寒風が吹き込むこともなかった。

テストを終えて

撥水性や防風性など、このところのレザージャケットのような機能はないが、基本スペックが高いのでほとんど気になることはなかった。そのあたりはレブイットらしくない…と感じたことも事実だが、フルグレインレザーの強靭さが頼もしくもある。厳冬期はインナーレイヤードに工夫が必要だが、街乗りだけだったら冬も通して着られそうだ。比較的安価な点も魅力のひとつだろう。

ココがすごい!

センスのいい色使いにも興味を惹かれるし、上等な縫製でしっかりしているので長年愛用できそうだ。着脱可能なライナーだから3シーズンで着用できる。

ココがイマイチ

中綿入りのライナーは便利だが、ゴアウィンドストッパなどの防風性素材が採用されているとさらに安心感を得られる。プロテクターを着脱できない点も惜しい。

レブイット CRレザーの詳細

レブイット CRレザーの画像
中綿入りライナーは袖のないベストなので、ライディングを妨げない。ジャケットの裏地はナイロンメッシュとなっており、ライナーを外した状態でも着心地はサラリとしているから、半袖の上に着用するにもいい。
レブイット CRレザーの画像
肩から脇にかけて大きなシャーリングがあるため、前傾姿勢をとっても窮屈さや動きにくさはない。その下には小さいながらやわらかなパッドが内蔵されていて、ちょっとした安心感がある。
レブイット CRレザーの画像
ウエストのアジャストはベルクロ式。グローブをはめた指先でも掴みやすく、使い勝手は上々だ。
レブイット CRレザーの画像
CRレザーと同じコンセプト、デザインを持つテキスタイルジャケット『CR テキスタイル』(2万8350円)もラインナップされる。また、レザー/テキスタイルともにレディスもあるので、カップルで着こなすのもいいだろう。
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