VIRGIN BMW | 【S1000RR 徹底解剖】エンジン&シリンダー&エキゾースト他 詳細解説 BMWバイク モデル別ディテール紹介

【S1000RR 徹底解剖】エンジン&シリンダー&エキゾースト他 詳細解説

  • 掲載日/2017年02月15日【BMWバイク モデル別ディテール紹介】
  • Text & Photo / Keisuke ASAKURA

エンジン

熟成が進んだエンジンは、速さだけでなく扱いやすさも向上。電子制御との相性が良い、ライドバイワイヤの採用はすべてのライダーがS1000RRのパワーを楽しめる恩恵をもたらした。

日本仕様もフルパワー
どこでも199hpを堪能できる

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エアボックス容量の
最適化を実現

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スロットルのライドバイワイヤ化により、エンジン上部のスペースが増大。エアボックス容量の最適化が実現した。可変式のエアファンネルは継続して採用。エンジン回転数11,500回転で、ショートファンネルへと切り替わる。

基本設計はそのまま
熟成が進むエンジン

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999ccの排気量、φ80mm×49.7mmという超オーバースクエアなボア×ストロークなど、エンジンの主要な設計に変更がないにも関わらず、中低回転域のトルク特性を大幅に向上させることに成功。(カットモデルは初期型エンジン)

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シリンダーヘッド

出力特性向上の鍵は
ヘッド周りにあり

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吸気バルブは軽量なチタン製を新たに採用。カムシャフトは吸気側のプロファイルを見直し、より高回転型に。ポート形状も変更され、流速アップを狙い吸排気ポート径を狭めている。充填効率向上により、過渡特性が大きく向上した。

排気系

サブチャンバーを廃して大きく形を変えたエキゾースト
性能アップと軽量化 難しい課題を両立

新採用となった大容量サイレンサーの直前で、2本に分岐したパイプは、そのままサイレンサーを貫き、テールエンドまで独立する構造が持たされている。エキゾーストシステム単体で、従来モデル比3kgの軽量化を実現している。

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2015年型

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2010年型

精緻な制御を行う
先進の排気デバイス

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エキゾーストパイプは、変則的な4-2-1-2構造を採用している。キャタライザーは左右の4-2集合部にそれぞれ装備。フロントのバイパスパイプとテールパイプに設けられた、バタフライ式の排気デバイスは従来モデルから継続して装備される。

排気音にこだわった
新設計サイレンサー

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BMWでは、排気音はバイクを楽しむうえで重要な要素と考えられている。そのため、音質のチューニングには十分な時間がかけられた。現行S1000RRの低く太い排気音は、新設計のサイレンサーが担っている部分が大きいのだ。

冷却系

余裕十分の冷却系
レースにも対応可

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ラウンドタイプの大型ラジエターとオイルクーラーを装備する冷却系は、十分なキャパシティを確保。ストリートとは桁の違う高負荷がかかるレーシングマシンであっても、純正品を使用しているマシンが少なくないほどだ。

クーラント

走行前に要確認の
クーラント残量

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クーラントのリザーバータンクは、右側のサイドカウル内に設置。クーラントの補充にはサイドカウルの脱着が必要だが、車載工具でも可能。クーラント量確認用の窓が、サイドカウルの内側に設けられており、前から覗き込むことで確認できる。

その他装備・性能

生まれながらに
レース対応の証

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レース用オプションの〈HPレースデータロガー〉を接続するカプラーが、タンデムシート下に標準装備。通常は写真の終端抵抗がはめ込まれている。外したままではECUにエラーが出て走行できないので、データロガー使用時以外は必ず装着すること。

日常メンテの基本
オイル量の確認

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エンジンオイルの点検窓は、クランクケース左側、フロントスプロケットカバーの下辺りにある。車体を垂直に保持した状態で、赤い円内にオイルレベルがあれば正常。計測はオイルが暖まった状態で、エンジンを停止して行うこと。

ペダルだけで
シフト操作が完了

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新装備のシフトアシストProは、クラッチとスロットルの操作を行わず、ペダル操作だけでシフトアップ/ダウンが可能。加速時はスロットル全開のまま、ペダルでシフトアップするだけ。シフトダウン時の回転合わせも不要だ。

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