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Rの『S』モデルがモデルチェンジ
先代のR1100Sは軽やかに走るエンジン、スリムなスタイルからレースのベース車輌にも採用され、「スポーツ」を愛するBMWオーナーから多くの支持を集めてきました。今回登場したR1200Sは、当然ながら先代を超える性能を持ちます。大幅に軽量化された車輌重量は取り回しの軽快さを、Rシリーズ随一にまで高められた高圧縮エンジンは余裕のあるパワーを生み出し、ライディングはいっそうパワフルに、軽快に進化しています。
性能だけではなく、もちろん外装にも抜かりはありません。BMW伝統の『キドニ−・グリル』をモチ−フとした個性的なスタイリングは健在です。先代より若干ウエスト部分が絞り込まれた細身なシルエットはこれから多くのBMWオーナーを魅了することでしょう。 Rシリーズ最高の122馬力を実現
次にご紹介するのはリアタイヤ。なんと190mmサイズが採用されています。これはK1200Sと同サイズです。最近のリッタークラスのスポーツバイクには190mmのスポーツラジアルタイヤが採用されるのが一般的です。100馬力を超えるパワーを受けとめ、路面に伝えるためにはこれだけ太いタイヤが必要になってくるのでしょう。リアタイヤはテールカウルから覗いているサイレンサーと同じくらいの太さに見え、見た目にも威圧感があります。スタイル面からもこのリアタイヤのワイド化は好評を博しそうですね。 ただ「リアタイヤが前モデルと同様の170mmだったらどうなるのか?」と思わず想像してしまいました。クローズドサーキットならいざ知らず、ワインディングや街中を走るだけでしたら、タイヤのグリップ力に依存することもないでしょうから。170mmのR1200S…どなたか試してみませんか(笑)。
スポーツモデルのR1200S
メーター周りはR1200GSとさほど変わりませんが、実はR1200Sには燃料計は装備されていません。もちろん、リザーブになればメーター内に警告が表示されるのですが、ツーリングで使うことを考えると、是非とも装備してもらいたいアイテムでした。R1200Sは『S』の名を冠したモデルですから、各部の作りはスポーツを主体としたものになっているのでここは仕方がない部分かもしれませんが…。このR1200SもBMWモトラッドの一員ですから、当然ツーリングも過不足なくこなしてくれます。しかしながらこのスタイル、シートポジションはタンデムツーリングにはお勧めできません。「たまにタンデムもするし、サーキットも走りたい」という方には、私ならK1200SやR1200STをオススメしますね。 R1200S 2006年5月13日発売 価格:ベーシックライン/\1,848,000 (税込)、ABS+CAT/\2,121,000 (税込) |
![]() 吉岡 徹恭 35歳。東京都のBMW正規ディーラー「ヤナセモトラッド芝浦」スタッフ。BMWへのアツい情熱と好奇心で最新モデルをバッチリ分析。お店ではエクイップメントアイテムの営業担当もするマルチなスタッフ。 東京都港区芝浦1-12-3 03-5484-4521 |