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PARTS & GOODS True Test
KLAN HEATING WEAR 2009 model

高級レザーと高機能素材のマッチングシンプル 高品質の“保温”グローブをテストする

素材の品質と、職人の高い技術による仕上げの良さに定評のある『ZIM+BA』のアパレル・ラインから、今回は冬用のレザー・グローブをチョイス。とかく冬用アイテムは機能重視で野暮ったくなりがちだが、はたして『ZIM+BA』のウィンター・グローブはどうだろう?

TRUE TEST !

 

当たり前に暖かい

指先が凍えるほどの環境でも、いかにしてそれを克服し、耐えつつ走るのか、というライダーが多いが、そんな状況ではいろいろと危険が伴うので(その緊張感が楽しいという側面もあるが…)乗らない方がいいに決まっている、というのが持論。けれどこの季節ならではの“気持ちイイ”を知ってしまうと走らずにはいられない。やはりライダーはMなんだなぁ。

 

マシン操作の要となる指先の保温はウィンター・ライドの大命題だ。『ZIM+BA』(ジンバ)のレザー・ウィンター・グローブは、アウター素材に厳選した最高級ステア・ハイド(雄牛の革)を採用し、ルックスの高級感もさることながら、とにかくソフト&軽量だ。内装には毛の短いボアを手首に配し、全体に吸湿発熱素材のヒートジェネレーターを装備。外観の高級感とは裏腹に、内部は高機能素材でガッチリ固められている。

 

スロットルやレバー、スイッチ類の操作に妙な違和感も無く、これまで使ってきた冬用グローブとは明らかに異なる。手首から先の動きに制限が無く、まるでぶ厚い軍手のようだ(と言ったら語弊があるだろうか…?)。高い縫製技術とライディングを考慮した立体裁断によって、各パーツの繋ぎ目をほとんど感じない。

 

今回のテストで使用した車輌(F800R)にはグリップヒーターが標準装備だったので、気温が氷点下となっても手首から先に限界を迎えることもなく走り続けることが出来た。グリップからの加温と優れた保温の相乗効果であることは間違いない。普通、このような状況でレザー・グローブは選ばないだろう。ジャケットにしろパンツにしろ、冬はレザー自体が冷え切ってしまい、体温が奪われるから逆効果なのだ。



 

テストを終えて

極寒地を走るためのものではなく、大人のライダーへ向けたライディング・ギアというブランドコンセプトからすると、この機能、効果は充分と言える。素材が最高級レザーだけに、メンテナンスの楽しみ、嗜好品という側面もあり、きっと所有欲も満たしてくれることだろう。

 

DETAILS

内装は、冷風の侵入が命取りとなる手首部分に極細繊維のマイクロベルボアを採用し、グローブ全体に吸湿発熱素材のヒートジェネレーターを内蔵している。

内装は、冷風の侵入が命取りとなる手首部分に極細繊維のマイクロベルボアを採用し、グローブ全体に吸湿発熱素材のヒートジェネレーターを内蔵している。

指の手のひら側にはレバー操作の際“引っ掛かる”感のないピケ縫いを採用。これは肌に縫い目が当ることもなく、レーシング・グローブで使われる手法と同じ。

指の手のひら側にはレバー操作の際“引っ掛かる”感のないピケ縫いを採用。これは肌に縫い目が当ることもなく、レーシング・グローブで使われる手法と同じ。

手首のベルクロにキラリと光るメタルのエンブレムと赤い色使いが印象的なデザイン部分。ブランド・コンセプトに則った上品でオシャレな演出。

手首のベルクロにキラリと光るメタルのエンブレムと赤い色使いが印象的なデザイン部分。ブランド・コンセプトに則った上品でオシャレな演出。

グリップを握ったら見えなくなる手のひらまでデザインされている。左の手のひらにのみZIM+BAのロゴが刻印され、赤いステッチは「Z」をイメージ。

グリップを握ったら見えなくなる手のひらまでデザインされている。左の手のひらにのみZIM+BAのロゴが刻印され、赤いステッチは「Z」をイメージ。

 

素材の良さ。手に持った瞬間に柔らかく、軽量なのがわかる。冬用アイテムは野暮ったくなりがちだが、良い素材と高い技術をもってすればそれも克服できるもの。

もう少し手首の長さが欲しかった、というのが個人的な印象。ウェアにもよるが、袖口に被せるか、中に入れてしまうか、それが問題だ…という微妙な長さだった。