VIRGIN BMW | HP2スポーツ(2008-) 年式別モデルカタログ

HP2スポーツ(2008-)

  • 掲載日/2008年04月01日【年式別モデルカタログ】
  • ※表記はメーカー発表の年です  
HP2スポーツ(2008-)のモデルカタログ写真

HP2 Sport(2008-)

ボクサーエンジンの究極を目指した
意欲的なスポーツモデル

BMW モトラッドにとってHP(ハイ・パフォーマンス)の冠を持つ3台目の車両が、このHP2スポーツだ。

ベースとなった車両はR1200Sだが、エンジンは新設計のピストンや吸排気系の採用など専用のチューニングが加えられ、最高出力133ps/8,750rpm、最大トルク115Nm/9,500rpmと、大幅にパフォーマンスをアップさせているほか、クロスミッション、カーボン製の外装パーツ、鍛造アルミホイール、オーリンズ製前後サスペンションなど、車体のあらゆる部分でスポーツ性を高める装備が採用されている。さらに軽量化を徹底した結果、乾燥重量はわずか178kgと驚異的な数字をマーク。

ボクサーエンジンでロードスポーツの可能性を極限まで追い求めるとどうなるか。そのひとつの答えが、このHP2スポーツなのである。

価格・スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
発売時価格(税込み)
390万円
生産期間
2008年~
エンジン形式
4ストローク水平対向2気筒
バルブ
1気筒あたり4バルブ
総排気量
1,170cc
ボア×ストローク
101×73mm
最高出力
98kW (133ps) / 8,750rpm
最大トルク
115Nm / 6,00rpm
圧縮比
12.5:1
冷却方式
空冷
バルブ駆動
DOHCカムチェーン駆動
点火/噴射制御
電子制御式燃料噴射 (BMS-K)
クラッチ
乾式単板
ミッション
6速
ギアレシオ
2.176 / 1.625 / 1.296 / 1.065 / 0.939 / 0.848
ファイナルレシオ
2.75:1
オルタネータ
480W
バッテリー
12V / 12Ah
全長×全幅×全高
2,135×750×–mm
ホイールベース
1,487mm
シート高
830mm
燃料タンク容量
16リットル(リザーブ容量4リットル)
車両重量
199kg (走行可能状態)
最高速度
200km/h以上
燃費 (90km/h定速走行時)
燃費 (120km/h定速走行時)
燃料
無鉛プレミアム
フレーム
スチールチューブラーフレーム
フロントサスペンション
BMWテレレバー
フロントホイールトラベル
105mm
リアサスペンション
BMWパラレバー
リアホイールトラベル
120mm
駆動方式
シャフトドライブ式
フロントブレーキ
ダブルディスク、4ピストン、ラジアルマウント式キャリパー
リアブレーキ
シングルディスク、2ピストン、ラジアルマウント式キャリパー
ホイール
アルミ鍛造キャストホイール
フロントホイールサイズ
3.50×17
リアホイールサイズ
6.00×17
タイヤ
チューブレス
フロントタイヤ
120/70ZR17
リアタイヤサイズ
190/55ZR17

1200ボクサー(ヘックスヘッド)

R259系1150ボクサーの次世代エンジン。2004年に登場したR1200GS以降のRシリーズに搭載され、排気量は84ccアップの1169ccとなり、ボクサーエンジンとしては初となる100psを達成。排気量の拡大、出力向上を図りつつも単体重量は3kg軽量化された。バランサーの採用によって振動は最小限に抑えられ、特に低回転域でのスムースさと、全速度域における快適性をもたらし、ボクサーツインの力強さと軽快な吹け上がりを実現している。一見するとシリンダヘッドカバーの形状変更(六角形:ヘックス)にしか見えないが、フレームとのマウント、オイルパイプの取り回しなど、先代とは大きく異なり、すべてが新設計。エンジン幅は先代同様だが、シリンダヘッドとヘッドカバーの形状などによってバンク角は増えている。また、これに組み合わされる燃料供給システムも大幅に進化しており、効率的な燃料供給と高度な制御機能により、燃費の向上はもちろんのこと、ライダーの要求にフレキシブルに応えるエンジンとなった。モデルによって最高出力は100~122psと異なり、キャラクターに適した出力が与えられる。

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