VIRGIN BMW | R1200Cモントーク(2003-) 年式別モデルカタログ

R1200Cモントーク(2003-)

  • 掲載日/2009年12月14日【年式別モデルカタログ】
  • ※表記はメーカー発表の年です  
R1200Cモントーク(2003-)のモデルカタログ写真

R1200C Montauk(2003-)

BMWのクルーザー・シリーズを完結させる
最も個性的なモデル

1997年に登場したBMW Motoradラインナップ中、唯一のクルーザー・モデルR1200Cのバリエーションモデルとして2003年に登場。フレーム、エンジンなど基本的な車体構成は共通で、外装の変更によってバリエーションを増やしている。クルーザー・カテゴリの中では最後発となったモントークは、先に登場したR1200CLから大柄なカウルが取り払われたネイキッド・クルーザーのようなもので、同サイズのホイールはその太さがより強調される。縦に並んだ2眼ヘッドライトユニットは上部が常時点灯、下部がハイビーム用、小さいながらも効果的なウィンドシールドもデザイン・エレメントとなっており、リアサスペンションユニットを覆い隠すサイドカバーはモントークのみの専用設計。クルーザーでスポーティなライディングを愉しむならこのカタチ、というBMWが打ち出したひとつの答えとも言える。写真はオプションのサドルバッグを装着したもの。

価格・スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
発売時価格(税抜き)
199万円(ABS+CAT装備車)
生産期間
2003~2004年
エンジン形式
4ストローク水平対向2気筒
バルブ
1気筒4バルブ
総排気量
1170cc
ボア×ストローク
101×73mm
最高出力
61ps / 5,000rpm
最大トルク
98Nm / 3,000rpm
圧縮比
10.0 : 1
冷却方式
空油冷
バルブ駆動
HCコントロール
気化器
電子制御式燃料噴射(モトロニック)燃料カットオフ機能付
クラッチ
乾式単版
ミッション
5速
ギアレシオ
3.850 / 3.022 / 2.392 / 1.964 / 1.521
ファイナルレシオ
2.538 : 1
点火方式
モトロニックMA2.4
オルタネータ
840W
バッテリー
12V-19Ah
全長×全幅×全高
2,580×1,480×1,075mm
ホイールベース
1,635mm(空車時)
シート高
790mm(空車時)
燃料タンク容量
約17.5L(リザーブ容量 約4L)
車両重量
273kg(満タン、走行可能状態)
最高速度
168km/h以上
燃費(90km/h走行時)
21.7km/L
燃費(120km/h走行時)
17.2km/L
燃料
無鉛プレミアムガソリン
フレーム
3ピース荷重分担式フレーム構造アルミキャスト製フロントフレーム
フロントサスペンション
BMWテレレバー(モノショック)センタースプリングストラット
フロントホイールトラベル
144mm
リアサスペンション
BMWモノレバー(モノショック)WADスプリングストラット片持ち式スイングアーム
リアホイールトラベル
105mm
駆動方式
ドライブシャフト式
フロントブレーキ
EVOブレーキシステムフローティング・ダブルディスク4ピストン・キャリパ
リアブレーキ
シングルディスク4ピストン・キャリパ
ブレーキパッド
焼結メタルパッド
ホイール
5本ダブルスポークキャストホイール
フロントホイール
3.50-16
リアホイール
4.00-15
タイヤ
チューブレス
フロントタイヤ
150/80-16
リアタイヤ
170/80-15

R259系1200ボクサー

R259系1100ボクサーのボア×ストロークを101×73mmへとスケールアップしたクルーザー専用エンジン。排気量は1,085ccから1,170ccへと拡大され、1997年当時としては最大排気量を誇る。1シリンダにつき4バルブ、フューエルインジェクションおよびデジタルモーターエレクトロニックを装備し、最高出力61ps / 5,000rpm、最大トルク98Nm / 3,000rpmを発揮する。ビッグ・ボア・ツイン特有のエンジン・フィーリングを実現し、また外観からも、シリンダヘッドにクローム鍍金を施すなど、性能プラス雰囲気にもこだわって造り上げられたエンジンだ。ちなみにR259系1200ボクサーは、クルーザー・モデルにのみ搭載され、後のモデル・ラインナップに姿を現すことは無かった。

 

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