バイクの桃源郷、マン島:第3回 マン島へやってきたBMWたち
- 掲載日/2011年07月15日【トピックス】
- 取材・写真・文/山下剛

「マン島で…」といいつつも、いきなりマン島以外で見つけたR1200GSAからご紹介。これはロンドン郊外のギルフォードという町、今回の取材用広報車を借りた「Vines of Guildford」の駐車場で撮ったもの。タンクの虎柄がイカしてます。
スーパースポーツばかりじゃない
TTウィークは隠れたモーターサイクルショー
マン島TTには、ヨーロッパを中心に世界各国からレースファンが集まってきます。そのせいか、レースウィーク中にマン島で見かけるバイクは日本製スーパースポーツが圧倒的。もっとも見かけるのはホンダCBR系、そしてスズキGSX-Rが日本よりも多く見かけるように思います。
しかし集まってくるのはレースファンばかりじゃなく、スーパースポーツ以外のバイクも実にたくさんやってきます。次いで目立つのは、日本製をはじめとしたスポーツツアラー。CBF系やGSF系といったオンロードスポーツツアラーが多数ですが、R1200GSやタイガー、ムルティストラーダといったデュアルパーパス系ツアラーも多くみられます。日本と違うのは、お膝元だけあってトライアンフが多いことが特徴的です。それからアプリリアやドゥカティも目立ちますね。もちろんBMWもその数は多く、R1200GSを中心にいろいろなBMWがマン島を走っています。
というわけで、今回はマン島で見かけたBMWたちをご紹介。
※写真は時系列で並べています
※一部イギリス(グレートブリテン島)で見つけたBMWも混ざってます
※一部イギリス(グレートブリテン島)で見つけたBMWも混ざってます
フォトTOPICS(写真点数/131枚)

01ロンドン市内のバイク駐車場に停まっていたR1200GSA。マン島でも多くみかけましたが、アドベンチャーとの遭遇率は日本よりも高く感じました。パニアを外してカンペキな街乗り仕様、てとこですね。

02こちらもロンドン市内で見かけたR1200RT。こんなハデなカッコしてるのはポリス、日本でいうところの白バイです。RTの他にはピアジオ・MP3の白バイ(いや、黄青バイというべき!?)も走ってました。

03グレートブリテン島からマン島へ渡るには、リバプールまたはヘイシャムという町からフェリーに乗ります。これはヘイシャムのフェリー乗り場での待機中。縦Kのサイドカーはこちらでもこれ一台しか見かけませんでした。

04ここからしばらくヘイシャム埠頭で撮ったBMWが続きます。ノーマルGSにわざわざアドベ用パニアをつけてるのにトップケースはGIVIの樹脂製。なんやらよくわからん組み合わせ。

05R1200GSとR1200RT、現行ボクサーの人気モデルが並びました。やはりこの2台は圧倒的に出会う確率が高く、とくにGSはほんとうにしょっちゅう見かけます。この後もたくさん登場しますよ。

06確認できなかったのであやふやなのですが、シリンダーのかたちを見たところ/5から/7にかけてのボクサーに思えるのですが、よーく見ると違うような…。どなたか判別できたら教えてください!

07ストックにはないカラーリングのS1000RR、なかなか似合っていてカッコイイです。2012モデルではひょっとすると登場するかもしれませんね。

08さて、ここからはいよいよマン島で撮ったBMWです。ホイール、ヘッドカバー、タンデムステップステー、スクリーンにバーエンドがパープルで統一されたR1000S、けっこうイケてます。

09DOHCボクサーもけっこう見かけました。ちなみにシートに挟まっているのはパーツメーカーのチラシで、こうして停めているバイクすべてにポスティングされてました。Fブレーキをきちんとロックしてますね。

10R259系ボクサーも見かけましたが、その比率は日本とあまり変わらないように思えました。けっこう貴重なモデルになりつつあるようです。こちらはR1150GS。

11K100RT? それともLT? 縦KはそのほとんどがLTかRTのどちらかでした。RSはどこへ…?

12フルパニアのDOHC-GS。Fブレーキのリザーバータンクにさりげなくマン島シンボルが描かれたリストバンド巻いてるところがステキ。

13R1150GSAのメーターカバーに、マン島TTコースを描いたステッカーが貼られてます。それによると2007年にもここを訪れてるみたい。常連なのかな?

14こちらで見かけるアドベンチャーは、たいていフルパニア+キャリアバッグというパターンが多く、ほんとうに荷物満載!といった姿が多く見られました。まあ、かくいう私もそのパターンだったのですが。

15それともうひとつ、パニアに旅先で手に入れたステッカーをたくさん貼っているGSも多く見かけました。そういえば以前訪れたイタリアのステルビオ峠の看板もステッカーだらけでした。

16R1150GSA、これで3台目ですね。チェーンロックを使ってないところを見るとすぐに戻るのかもしれないけど、ナビはしっかりと外してます。

17GSアドベンチャーにサブライトを装着しているケースもけっこうよく見かけました。日本よりも街灯のない道路が多いし、速度域も高いからナイトツーリングには必須アイテムなのかもしれません。

18R259以降の近代モデルはほとんどそうなんですが、ノーマル状態で乗っているケースが目立ちます。それにしてもこのR1100Sはとてもきれいに乗り続けている様子が伺えました。

19定番ともいえるチェッカー柄ペイント、躍動感あるパターンなのがいいですね。このR1200GSもサブライトを装着してます。

20片側2本出しのサイレンサーはドイツのBOS製。なかなかカッコイイです。サイドバッグとのクリアランスがやや気になりますが…。

21R1150R Rocksterのフロントフェンダーにステッカーを貼りつけてる最中のオーナーさん。指で脱脂してましたが、今でもちゃんと貼りついているのでしょうか。

22大きなトップケースを装着したK1300R。車体に括りつけてある小さなバッグを見るとどうやらスペインからやってきたようですが、ナンバーは未確認。

23パニアケースだけ外してるR1200RTは、日本ではあまりお目にかかれないスタイルですね。

24シートをカスタムしたR1000S。コルビンかサージェントかわかりませんが、シート高も抑えてあってなかなかよさそうです。

25なんて言ってたらこちらのR1100RTもトップケースのみのスタイルですね。市街地をちょこっと走るときはたしかにこのほうが便利そうです。

26カウルの補修跡も生々しいR100RS。こちらではR100RSよりもR100RTのほうが多く見かけました。そういえばヨーロッパではRTのほうが人気だったという話も聞いたことがあるような…。

27グランドスタンドを通過するK1200RS。荷物はすべてホテルにおいて散策モード、てところでしょうか。

28前期のK1200LTですね、こちらは。やはりサブライトを装着してナイトランもバッチリに備えてます。K1200LTはちらほらとマン島で見かけましたが、2~3度でした。

29こちらは貴重な存在、R100S。どうやらマン島を訪れるBMW乗りは、あまりカスタムをしない人たちが多いようです。

30狭苦しいところでしか撮れなかったので見づらいですが、こうしてオレンジ色のF800RとK1300Rが並ぶとほんとうに兄弟みたいですね!

31スクリーンだけ見たらK1100LTかと思ったのですが、よく見るとK100LT…でもなくK100RTですかね。リア周辺のカスタムもいい具合に溶けこんでます。

32日本でもすでにリリースされましたが、こちらでは5月にはデビューしていたK1600シリーズ。こちらは日本未発売のK1600GTです。この他に2~3台見かけましたが、かなり目立ってました。

33タンクサイドに装着しているバッグ、これ、転倒時に車体もガードしてくれそうな頼もしさがいいですね。そのためだけに装着して中にスポンジ入れておくのもいいかも。

34さっきと同じアドベかよ!と思うでしょうけど、さっきのはほら、奥のほうに写ってるでしょ? アドベ好きにはたまらんツーショットです。

35また同じかよ! と思ったアナタ、ハズレです。こちらはR1100GS、ハイトスクリーンを追加したりハンドガードを延長したりと、ささやかに空力性能をアップさせてるところがかわいらしいです。

36さて、こちらは夜のマン島プロムナード近くのホテル前。DUCATI 848と1198と並ぶF800GSというのもめずらしい光景。奥にMR2が停まってるのもなかなか秀逸な感じです。

37プロムナード沿いのホテル前は、「ここはBMWディーラーかよ!」と言いたくなるほどにアドベンチャーが整列してました。おそらくみんなグループでやってきたのでしょうね。おっと、右端にはCBXの姿も。

38R100Rが2台並んでるのもめずらしいですが、BMWとしては斬新だったカラーリングのロードスターもやっぱり見かけるとうれしいレア度。

39いやー、スクリーンまでお揃いで仲よさそうなK1200Rのコンビ。どちらも2004年のデビューイヤーのモデルですね。

40TTコースで見かけたK1300Sのお姉さん。この後、PENZ13.comチームのパドックで再会しました。なんとドイツから自走してきたんだって。やっぱり女性もタフですねえ。

41プロムナードに停まってるK1200LT。メッキパーツをさりげなくつけてるところもニクイですが、こんな場所にさらっと停めてるところも似合いすぎ。

42さて、ここからは6月5日にジャンプスポットで有名なバラフブリッジそばで行われたBMWオーナーズミーティング「BMW CLUB MEAT UP」で見つけたBMWをご覧いただきましょう。こっちに来て気づいたことのひとつが、F800GSのようなモデルに乗ってるライダーでも、オンロード用フルフェイスヘルメットを着用している人が多いこと。そうそう、ジェットヘルはほとんど見かけませんでした。

43ミーティングの会場は、バラフブリッジにある「Raven Hotel」の駐車場。こじんまりとしたところで、のんびりムードが全体にあふれてました。

44K100RS。とりたててカスタムしてるわけじゃないけど、こうしてきれいに乗ってる姿はカッコイイものです。

45ひと目見ただけで「タダモノではない!」とわかるオーラを発してるサイドカーとオーナー。彼はドイツから来たBübさん。ベース車両はどうやらR60だそうで、このサイドカーで冬のノルウェーへ旅したりしてるそうです。あまり英語が得意でないらしく、英文で書かれた自己紹介カードを持ってました。もっともこちらも英語を話せないのですが、なんとか意思疎通はできてたような?

46BübさんのR60サイドカーを前から見るとこんな感じ。フネがいかに大きいかがわかると思います。

47フネを開けるとこんな具合で、中は簡易ベッドにもなるそうで、これさえあれば地球のどこでも行けちゃうのだとか。冬の北欧を走るためのチェーンなども装備されているし(リアタイヤ上のアルミ箱に収納されている)、ガスコンロも積載してあって、これは小さなキャンピングカーなのです。

48R80/7。この頃ののボクサーはフォークブーツを装備しているところが個人的に好きです。それにしてもこの車両、ずいぶんとハンドルを詰めていますね。

49原色でペイントされた2台のR65、ひょっとしてカップルで乗ってきたのでしょうか。なんともいえない、いい雰囲気を醸してました。

50どちらもR1200GS、しかもDOHCの最新モデルです。よーく見るとスポークが異なってるんですよ。まるで間違い探ししてるみたいね。

51今回、もっとも目立っていたBMW。車種は…私には判別不能でした。

52やっぱり会場内でも注目の的です。ここに来たライダー、みんながひと目見てました。

53こちらが走り去っていく勇姿。こんなマフラーだからそりゃもう「バリバリバリー!」とレーサーみたいなエキゾーストを残して走り去っていきました。カッコよかった!

54ホイールをシャンパンゴールドにペイントしたK1100RS。色味だけ見てるとちょっとドゥカティぽい!?

55かなり走りこんでいる様子のR1150GS。パニアケースには2008年のIOMTTステッカーが貼ってあることからも、オーナーはマン島フリークのようです。

56深い緑のボディカラーがきれいなR100S。リアキャリアが追加されてるところからすると、ずいぶんとあちこちを旅してきたんだろうね。

57ミーティング会場を後にするR1200RT。ちなみにここ、もちろん信号なんてないんだけど、左右どちらからもそれなりの速度で来ること、見通しが悪いこともあって右に出るのはえらく時間がかかるのです…。

58マン島やイギリスでは、このライダーのような蛍光イエローのベストを着用したライダーをけっこう見かけました。被視認性を上げるための安全装備なのだろうけど、どうもコースマーシャルとか工事現場のガードマンに見えてしかたがない…。

59ミーティング会場を素通りしていくK1200S。この手のスポーツツアラーにトップケースをつけてる姿は、日本でもここ数年目立つようになってきましたね。

60R1150Rロックスターに全身黒ずくめの装備だと、けっこうサマになるものです。ザ・ストリートファイターって感じ。

61ケースをすべて外して身軽になったR1200RT。こちらのライダーたちはけっこうすり抜けするから、やっぱりパニアケースは邪魔なんですね。ドリンクホルダーもいいね!

62DOHCボクサー搭載のR1200R。ツラーテックのナビマウントを装着してます。今回の取材では、BMW純正ナビに私もずいぶんと助けられました。いやー、ほんと便利!

63いやー、ここまで恰幅のいいおっちゃんがR1200Cがすっごく似合う!

64TTにも多くのS1000RRが参加してましたが、一般ライダーのなかにも多くのS1000RRを見かけました。ARROWマフラーは低音効いたいい音吐いてました。

65ちょっと前に紹介した蛍光イエローのベストを着てタンデムしていたR1100RTのライダーたち。こちらでは2パイント(1パイント=0.56リットル)までのビールならその後の運転もOKだそうで、こんなふうにパブでギネスやエールを飲みながら談笑する姿があちこちで見られます。

66赤でペイントしたR1200GSAにも、やっぱりついてますね、サブライト。それにしてもヘッドライトに装着されてるオレンジ色のアクリルは、日本の車検には通らないでしょうけど、こちらでは問題ないのでしょうか。けっこうカッコイイなあ。

67これもR100Sでしょうか。この時代のボクサーにトップケースがついてると、ちょっぴり違和感ありますが、そう思うのは日本人的感覚なんでしょーか?

68クリス・ファイファー仕様のF800S。さすがにこのカラーはこの一台しか見かけませんでした。

69R1200RTに乗っているのは渋いおっさん、というのはこちらでも同じ。若い兄ちゃんが乗るバイクじゃないですね。もっともこちらのライダーたちの平均年齢もだいぶ高そうでした。

70ヨーロッパでは男同士のタンデムはめずらしくないけれど、R1200Cに巨漢がタンデムってのはかなりレアな光景ですね!

71DOHCアドベンチャーのコンビ。前のアドベはリアキャリアをノーマルGSのものと換装してます。もしかするとGSからの乗り換えで、トップケースを流用するためだったりするのかな。

72そろそろいかにR1200GS Adventureがいっぱい走ってるか、伝わってきたでしょうか。ノーマルのR1200GSと同じくらい、ひょっとするとそれよりも多かったかもしれません。やっぱり一度の走行距離が多くなりがちだから、アドベのほうが使い勝手に優れるのかもしれませんね。

73新旧Kシリーズの並走。こうしてみるとやっぱり縦Kも横Kも同じニオイがするものです。

74/5シリーズの造形はまるみがあっていいですね。それにしてもこのカウル、恥ずかしながら寡聞にして浅学なもので正体を知りません。きっと有名なものなんでしょうけれど…。

75R1150GSアドベンチャーにサイドカーを装着。いやあ、タフで頼もしそうでカッコいい。乗っていた老夫婦も含めてとてもいいムードでした。こんな乗り物で世界一周したら楽しいだろうな。

76男同士のタンデムって、もっと日本でも普通に見られるようになってもいいと思うんですけどね。

77バラフブリッジを渡るR1200GS。ほんとうに12GSは圧倒的多数で、CBR1000RRに次いで多いのではないかと思ってしまうほどです。

78さて、このR1100RTのライダーさんはいったい何を見てるのでしょう? 私が見ていた限り、裸の美女がいたわけでもなかったのですが…。

79こちらで見かけたR1200GS乗りのほぼすべてがフルフェイスヘルメットを着用していて、シールド付きのオフロードタイプも見かけませんでした。やっぱり走行速度の問題なのか、それとも何か他の要因(保険とか?)があるのでしょうか。

80ヘルメットをよーく見るとチンガードに歯が生えてますね、このカップル。しかもライダーは歯が欠けてる!

81まだまだ出てくるR1200GSアドベンチャー。これだけ続くとまるでGSミーティングでもやってるのかと思ってしまいますね…。

82F650GSも元気にマン島を走っていました。それにしても現行BMWはフルノーマルで乗っている人がほんとうに多い。

83かたやちょっと旧いBMWはカスタムされていることが多いです。単純に乗っている年数の問題なんですかね? こちらのR100GSは大きなスクリーンにレッグガード。長距離をひた走ることが多いのでしょうね。

84というわけでこういうバイクには人が群がってくるのは万国共通。「どこから来たんだ」「これまでどんな国に行ったんだ?」そんな会話が交わされているんでしょうね。

85このF800GSも見たところフルノーマル。これまでに多いパターンと違うのは、タンデムしているのが女性ということくらいです。

86もはやヨーロッパのGSアドベンチャーにはサブライトはつけるべきパーツのようですが、このアドベはなんと4基もつけてます!

87フェンダーレスキットにレーシングスクリーン、それに直管のようなマフラー! きっとこの後マウンテンコースを爆走したに違いありません。

88MカラーにペイントされたK1100LTというのもなかなかオツです。なんだかK1並みにバビューン!と走ってくれそうな気がしてきます。

89その隣に停まっていたR1200GSAは、パニアケースにバフがけしてます。そしてやっぱりサブライトとヘッドライトガードは欠かせませんね!

90こちらはK75Sにタンデムしてやってきたおっちゃんカップル。なんだかいいね、バイクも人も。

91レースのない日曜日(以前のマッドサンデー)には、こうしてハロウィンのように仮装する人たちもいるのです。この写真では見えないと思いますが、後ろに乗ってるブタちゃん、満面の笑みです。

92シートに載せられた毛皮がなんの毛皮なのかが気になるK75Sです。

93先ほどのとは違い、こちらはフルノーマルのR100GS。しかもかなり程度がよさそうです。オンロード専用なのかな?

94こうして見てくるとK100LTが意外と多いことに気づきます。やはりKバイクは頑丈なんですねぇ。

95こちらのK1300Sも見たところタンクバッグを装着している以外はフルノーマル。それだけ完成度が高いともいえますが、カスタムパーツがないわけではないし、実際のところどうなんでしょ?

96R1200Rのシート、低いものに換装されています。足つき性で困っているのは日本だけじゃないんです。

97こちらも男同士のタンデムライド。いまなお人気の高いF650GS。あちらではG650GSがリリースされてますが、日本は残念ながら未導入。

98ラムジーの商店街に停まっていたK1300GT。みんなでこれからランチタイムかな?

99どうやらこちらのK1200LTは先ほど紹介した「プロムナードに停まっていたK1200LT」と同じようです。オーナーさんがかぶってるヘルメット、チンガードが可変するタイプ。欧州メーカーにはこのギミックのものも多くリリースされてます。

100パーラメントスクエアにあるパブレストラン「SWAN」前で信号待ちしていたK1200GT。後ろ姿だけ見たらMOJラリーに来たのかと錯覚しました。いやー、蛍光イエローのベストはインパクトあります。

101モノサスのR100RT、トップケースの自作と思しきステーがかなりタフそうでいい感じ。

10275周年記念カラーのR1100GSもやっぱりオトコタンデム。これ、日本でもスタンダードなものにしたいですね。せめて恥ずかしいという思いを消すことからはじめたい。

103R1150GSA。いやー、ほんとうに多いですね、アドベンチャー。

104ラムジーの町の裏道を走ってきたR1200GSA。サブライトまで点灯するような暗がりがこの先にあったのかな。

105そのすぐ後ろからやってきたのはR100RT。いいね、オトコタンデムのペア!

106ボクサーカップレプリカカラーのR1100Sのライダー、スーツも同系色でまとめてコーディネイトはバッチリ!

107S1000RRのリアにつけられたキャリアは、おそらくVENTURAでしょうね。このS1000RRに限らず、CBRなどのスーパースポーツ車のVENTURA装着率はけっこう高かったです。やはり長旅となると荷物がどうしても増えるし、スーパースポーツに大荷物積むとなるとこれがベターなのかもしれませんね。

108おそらくはK75SのアッパーをK100のものと換装したこの車両、けっこうイケてますね。

109マウンテンコースを走るR1200GS。グースネックを駆け上がって数百メートル走るとこんな景色が広がります。

110R1150GSA+R1200GSA+オトコタンデム×2! いやー、これ最強ですな。

111こちらはダグラスの町、信号待ちの図。R100Rのライダーは赤信号の間に地図を確認中。タンクバッグの固定に苦労のあとが見えます。それにしてもライダー…デカっ! R100Rが250ccクラスにしか見えないですよ。

112そのすぐ後ろには2本サスのR100RTが連れ立って走り去っていったのでした。

113ところ変わってコチラはマン島南部、キャッスルタウンという町。港のそばをK1200LTを先頭に数台のBMWが走っていきました。レフ板(写真撮影に使う反射板)積んでるということはカメラマンかな?

114ラリースーツでバッチリ決まったR1200GSA。

115「何撮ってんだ!」とばかりにニラまれちゃいました、R1150R。

116R1200GSとK1300GT。みなさん荷物を積んでます。ひょっとしてマン島をツーリングして宿を移動してるのかもしれませんね。

117ボケーと歩いていると突然BMWがやってくるので、慌ててシャッターきるのです。だからちょっとブレてます、R1100S。

118R1150RのテレレバーのAアームは造形が美しいですね。近頃こうした小技が見られないのがザンネン。

119今回見つけたBMWのなかで、もっともキレイな車体だったのが、こちらのR65。まるで新車のようにキラキラしていて思わず見蕩れました。

120純正アクラポとはまた違うサイレンサーが装着されたS1000RR。形状から想像するにいい音奏でそうです。

121F800STでオトコタンデムしてきた二人。いやー、そんなにさわやかに肩くんで笑顔見せられると、ますますオトコタンデムを日本で流行らせたくなってきた!

122クレッグ・ニー・バーを通過していくR1200GSA。換装された後部シート、トップケースのクッションからするとタンデム常習者。どこに置いてきちゃったのかな?

123ラクシーという町の踏切を通過するR90S。タンクバッグがシブいです。そうそう、踏切を通過するとき、つい一時停止しようとしちゃうんですけど、こっちは不要なんですね…。


124K100LT、シート皮をボディカラーに合わせて張り替えてるところがオシャレですね。もうひとつ、オシャレなのはフロントフェンダーに乗った イノシシ!

125ごっついトップケースを装着したR1200GS、ナンバーから推測するにオーストラリアからやって来たみたい! リアキャリア下部に設置した円筒形のケースも便利そうですね。

126サブライトを装着したR1200Cの顔つきはけっこうワル顔になるものですね。

127R1100Rにはけっこうな確率でGS用ハンドガードが取り付けられてますね。実はコレ、前から気になってたフシギのひとつ。

128出たー、GS軍団! しかもアドベも2台、いやー濃いですね。ちなみにこれはマン島ではなく、アイルランド島のジャイアントコーズウェイという景勝地で見つけました。たぶんマン島帰りです。

129そのうちの一台のアドベに注目してみると…エンジンでタオルを乾燥中! このちょっと前まで雨が降っていたので、かなり濡れたのでしょうね。

130こちらはロンドン市内。K100を見つけてカメラ構えてたらかーなり警戒されまして、信号変わった瞬間に向こうの車線へと逃げられました。

131これもロンドン市内で捕獲したK1300GT。やっぱりパニアは外してトップケースのみ。ロンドン市内はとくに道が狭いから、パニアケースつけてるとクルマと同じ動きしかできないためでしょう。そうなのです、こっちのライダーたちはガンガンとすり抜けして走っていきます。私はR1200GSアドベンチャーでフルパニア、しかも取り外すこともなかったのでおとなしく走ってましたが、そういう場面に遭遇するたび「くぅう」と歯噛みしたとかしないとか。
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