VIRGIN BMW | 第4回 BMW広告のウンチク 市川の的外れ!?雑学コラム

第4回 BMW広告のウンチク

  • 掲載日/2006年06月20日【市川の的外れ!?雑学コラム】
  • コラムニスト/市川 修

市川の的外れ!?雑学コラムの画像

快晴の天気の中
GSチャレンジが開催されました

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さてさて皆様、バイク乗りには鬱陶しいと言われる梅雨の時期になりましたが…「BMWは関係ないですよね!」 こういう時にこそBMWモーターサイクルの真価が発揮されるんじゃないでしょうか? 少なくとも私ども(フラット)のお客様は「天候関係無く!」、バリバリ走っておられます!

そうはいっても「雨と晴れではどっちが良い?」と言われれば、もちろん「晴れ!」ですが、そんな天候に 恵まれて先日、BMWオフロードイベントの「GSチャレンジ」が開催されました。今までディーラーやプライベートレベルでは開催されてはおりましたが、BMW Japan主催としては初めての試みで、林道ツーリングあり、オフロードコースのフリー走行あり、キャンプファイアーありのとても大きなイベントとして開催され、全国から170名以上(!)方が集まりました!

もちろん、こういったオフロードイベントでは必ず最大数の参加動員を誇る当社でも、多少のお手伝いになればと、イベントに参加をさせて頂き、存分にイベントを満喫してきました。イベントの詳しい内容は当サイトでも見られますし、BMW Japan「GSチャレンジ」公式ウェブサイト でも見ることが出来ます。 GSチャレンジの素晴らしい内容は、私以外の方にお任せし(よっぽど解りやすいと思いますので…泣!)、今回はそんなGSモデルについてのお話しを、このコラムの皆さんだけに「こそっと」お教えしますね!

1枚の広告に
どうも気になることが…

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さて、今まで(といってもほんの3回ですが)「メカニズム」的なお話をさせて頂きましたが、今回は「メカニズム」的な内容をふまえて、「ビジュアル」というか、広報活動につながる「へぇ~」なお話です。皆さんご存知のBMW・GSシリーズ、OHVシリーズから現行のR1200GSシリーズまで、道(路面)を選ばず、どこまでも走り抜けてゆける、ビッグオフロードマシンのジャンルを開拓してきたBMWならではのモデルシリーズです。私もオフロードを走るのは、まるで「下手っぴ」ですが、GSのパリダカールラリーでの優勝や世界中のロングツーリングマシンとしての活躍にとても憧れを持ってます(素直にカッコイイですよね!)。そんなBMW GSシリーズの中で、私にエポックメイキングな出来事があったんです。それは忘れもしない、この広告を初めて見た時でした。

皆様の中にも見たことがある方がいらっしゃるかと思います、そう「R1150GS」の広告です。

「はて?オフロード的なイメージが出てて、良い広告だと思うけど、それ以外別に何かあるのかな?」。

私も、最初は「冒険を感じさせてくれ、お客様にアピールしてくれるような良い広告だな~」ぐらいしか思ってなかったんですが、ちょっと気になる(引っかかる)ことがあったんです。

それは……………広告写真で「バイクが寝ていた」ことでした。

GSが横倒しになった1枚の写真
これってガソリンは漏れてこないの?

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話は急に飛びますが、せちがない最近の世の中、○○○○コーヒーを飲んだら「やけどした」、それは注意書きに書いてなかった、とか、シャワーしたペットのネコを乾かそうと電子レンジに入れたら「死んでしまった」それも説明書に記載が無かった等々、私には到底信じられない事が訴訟され、しかも認められているそうです。ちょうどそんな話題を「世界びっくり話」みたいに聞いていた私は「こんな広告写真使って、大丈夫なのかな?」、何処かのユーザーがこれと同じまねをして「ガソリンが漏れ、火災でも起きたらどうするんだろう?」とそう思ったんです。

でも、いつもの事前研修を受けた時にとんでもないことに気が付いたんです! それは、研修が始まって技術的な特徴、新メカニズム採用等の説明時に「今回のNew R1150GSでは、容量22リッターの燃料タンクに、ロールオーバー・タンクブリーザーバルブを新たに装着し、転倒時の燃料漏れを防止します」というくだりがありました、そのためにR1100GSより2リッターの容量が減りましたが、安全性がアップされたという説明でした。

「あぁぁ~~~~~~! これだぁぁ~~~~!」

そうです! ここで私が引っかかっていた問題が氷解しました。実の所、BMWはそのような問題に対応していて、逆にその事を実際には大きく写真でアピールしていたんです! つまり、今回の新型車両であるR1150GSの広告写真は「ロールオーバー・タンクブリーザーバルブ」を採用したことにより、今まで実現できなかった「車両を寝かした状態での写真使用が可能になった」んです。考えて下さい、今まで「バイクを寝かせた(倒した)」写真を広告で使っていたメーカーってあったでしょうか?! さっきの話で、もしそれを逆手に取られ訴えられたりしたら…慎重にならざるをえませんよね!

でも、BMWは技術的に裏づけされた理由をもちながら、それを大げさに取り上げず、何気なく写真で表現 しているなんて…「カッコイイ…」。手前味噌ですが、「それに気が付いた、俺もカッコイイ…(笑)」。そう思わせるようなメーカーの広告戦略としたら、なんて大人な話なんでしょう! だって、気が付かなかったらどうするんでしょうか? でも気が付いた方はゼッタイ購入するぞ、これは…。もしかすると、間違っている話かもしれません、でもこんな考えを僕らに巡らさせるなんて…「う~ん・・・やっぱりBMWってすごいな~・・」と思わざるをえません。当社のお客様で間違いなく何人かは、この写真で「ノックアウト」され、GSをご購入されています。あらためて、皆さん、「どう思います?」。

それではまた次回、お楽しみに!

プロフィール
市川 修

46歳。東京都のBMW正規ディーラー「バイクハウスフラット」でセールスマネージャーを務める。『バトルオブツイン』に始まり、BMWでのレース経験が豊富なため、多くのBMWオーナーから頼りにされている。

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