
![]() BMWブランド初のモーターサイクル 1923年に生産が開始されたBMWブランドとしての初のモーターサイクルが、この『R32』です。記念すべきファーストモデルは圧縮比が5.0:1、マグネトー点火、手動での変速など、現代のモデルとはかけ離れた仕様となっていますが、核となる部分は『R32』で、すでに確立されていました。 シリンダーが左右に突き出した「水平対向エンジン」メンテナンス性にすぐれた「シャフトドライブ」は何と80年以上も昔から変わらぬ基本設計なのです。低重心の水平対向エンジンは冷却性にも優れ、またシャフトドライブは、リアタイヤの脱着が簡単にでき、パンク修理も簡単。路面が悪かった当時の道路事情から多くの支持を集めたといいます。しかし、初期のモデルにはフロントブレーキが装備されていないなど(1924年からは装備)、現代の我々が見るとちょっと怖い仕様かもしれません。フレームの内側に小ぶりのタンク、エンジン本体など主要パーツがスッキリとまとまっており、26インチと大口径の前後タイヤとのコントラストが非常に新鮮なスタイルに見えますね。 |