

|
R1150シリーズの最終型 R1150RSは、R1150シリーズの中では最も遅い2001年10月に発売となりました。当時の価格は税別で185万円です。R1100RSと比較してわずか10万円の違いでしたが、サーボ付きABSと6速ミッションを装備していたので、お客さんの間では割安な印象で迎えられていました。ただし、R1100RSにはハーフカウルとフルカウルの仕様が用意されていましたが、1150になってからはフルカウルだけの発売となっています。なお、年式によりシングルスパーク・ツインスパーク・グリップヒーター・ジャンプスタート端子等が付いた仕様があります。R1150RSが新車販売されていた頃はRTの人気が強く、販売数はRT、R、GS、RSの順だったと記憶しています。ですから、現在R1150RSの中古車を見つけようとすると探すのは少し大変かもしれません。下取り等で入るケースは少なくなりつつあり、良い物は早めに決断した方が良いでしょう。価格的には90万円の前半から140万円位と幅があり、外観の程度、装備品、走行距離、地域によって差が出るようです。 熟成極まったR1150RS
それでやっと購入できたのがこの2002年式のR1150RSなんです。実はラベルダに乗っていた時もBMWには試乗していたのですが、重心が低すぎてその扱いにはちょっと戸惑っていました。ところが、こうして自分の愛車として所有してみると非常に満足度が高い。特に今乗っているR1150RSは、ツーリングに良し、峠道に良しという感じで、程よくスポーティーな乗り味が気に入っています。購入時からササキのマフラーが装着されていたのですが、これが結構効いているようで、R1150Rと比べてもかなりトルクフルですよ。シートは滑りやすかったので、表皮とクッションにモディファイを加えていますが、それ以外は本当に不満の少ないバイクです。3段階にシート高が変えられるのも素晴らしいアイデアだと思います。ウインドプロテクション性能の高さはタンデムシートの妻からも好評で、これは狙い通りという感じですね(笑)。 数少ないウイークポイント
購入の際の注意点
1. バッテリーはいつも状態の良い物を必ず使用してください。ABSエラーの原因になります。 2. BMWのキャストホイールは割れないように柔らかめなので歪みに注意して下さい。 3. ブレーキやクラッチの油圧系統のフリュードにじみや漏れに注意して下さい。 4. エキゾーストパイプとアンダーカウルの最接近部分の塗装が焦げることが希にあります。 5. ABSユニットは27万円程します。必ず保証付き販売の車輌を選びましょう。 6. 排気系は全てステンレス製ですが、清掃を怠ると錆びたようになりますのでご注意下さい。 |
![]() 山本 栄治 47歳、91年式R100GSパリダカール所有。1983年に福田モーター商会に入社して以来、BMWに携わり続けている。毎年100台以上のBMWの下取り査定や中古車販売に携わっていて経験豊富。 |