VIRGIN BMW | 試乗レビュー写真速報 S1000RR (2012) トピックス

試乗レビュー写真速報 S1000RR (2012)

  • 掲載日/2012年02月23日【トピックス】
  • 取材協力/BMW Motorrad Japan  文/高田 速人  写真/淺倉 恵介
試乗レビュー写真速報 S1000RR (2012)の画像

左右非対称の特徴的なマスク。中心にあるセントラルラムエアーインテークがより一層精悍な顔つきにしている。

圧倒的な電子制御デバイスを装備した
BMW のスーパースポーツモデル

2010年4月に日本国内で販売開始となったS1000RRは、世界中で多くのモーターサイクルファンに受け入れられ、販売はもちろん各国のアワードも獲得し、またそのパフォーマンスを表現した “テーブルクロス引き” のCMが公式サイトにアップされ、さらに注目を集めました。2010年はまさにBMW S1000RR一色だったと言っても過言では無いでしょう。

通常、単にハイパフォーマンスというだけではこんなに注目される事はまずありません。その要因は何かと言うと、DTC(ダイナミックトラクションコントロール)やRace ABS (レースアンチロックブレーキシステム)、HPギアシフトアシスト、4モードから選択可能なエンジン出力モードといった、量産市販車としては豪華すぎるほどの高度な電子制御技術が搭載されていることが、高い評価を得た理由のひとつと言えるでしょう。しかもその価格が輸入車としてはリーズナブルで、海外メーカーのスーパースポーツには手が出ないと思っていたユーザーでも現実的に手が届く範囲になっているのです。

そして2012年にモデルチェンジ(モデルアップデート)を行った新型は、よりスーパースポーツマシンとしてのキャラクターへと方向性を明確にし、すべてが研ぎ澄まされたことで更に所有感が高まったのです。

フォトTOPICS(写真点数/24枚)

試乗レビュー写真速報 S1000RR (2012)
01スクリーンに “RR” のロゴが加えられた。製造コストがかかる部分だが、価格据え置きでこういった小変更を施すのがいかにもBMWらしく、好感が持てるところ。ユーザーに所有感を与えてくれる。
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02新たにカウル別体装着部品となった “ウイングレット”。従来モデルよりも若干形状が大きくなったが、外観的な印象だけではなく、エアロダイナミクスに貢献している。
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03パッと見た印象では変更点が無い様に見えるサイドカウルだが、“シャークグリル”の向きが変わっていることにお気付きだろうか。エラの張り方も変わって新型をアピールしている。
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04S1000RRに乗る事を強く意識させるコックピット回り。ステッピングモーターを採用してスイッチを入れると同時に「ここまでオレは回るんだぜ」と言わんばかりにタコメーターが跳ね上がり、気分を盛り上げる。最近の車両では儀式のようなものか。
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05ステムオフセット(従来型比マイナス2.5mm)と形状が変更されたトップブリッジ。剛性バランスが見直されたとのこと。ルックス的にも削りだし感があってカスタム車両の様な印象を受ける。
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06従来モデルからの継続だが、スプリングイニシャル、コンプレッションダンパー、テンションダンパーが調整出来るフロントフォークは全体的な見直しが図られ、内部構造とアウターチューブ長が変更された。
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07タンクカバーの前半部に現れた“クロコダイルアイ”。タンクカバー形状の変更により、フルロック時のスロットル操作がしやすくなった。Uターン時にもその恩恵は大きい。
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08大きな変更が加えられなかったコックピット回り。必要がない部分は特に手を加えないという事だろう。
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09じつは大きく形状が変わったシートカウル。俯瞰するとよくわかるが、シートカウル全体をかなり細くしている。その結果軽量化にも貢献。
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10タンデムシート裏には少ない車載工具が綺麗に収納されている。シート下のスペースはお世辞にも広いとは言えないが、スーパースポーツとしては広いほうか。
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11テールエンドを飾るのは前モデルから継続のLEDツインチップテールライト。
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12ピストン径を14~18mmに変更を行い、しっかりした減衰特性のリアショックになった。特にリプレイスショックに変更する必要性を感じさせなくなった。
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13軽量化と剛性確保の為に変更されたパッセンジャーステップ。ホルダー部分以外にステップピンまで変更された。
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14今回の変更ポイントのメインであるフレームピボット部分。従来型と比較して上方へ4mm移動した。これによってリアショックの動きも変わった。また従来モデルはボルト2本留めだったが、1本留めに変更して軽量化に貢献。
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15形状変更によって軽量化を図ったヒールガード。フレーム重量増をこういった細かい部分での軽量化により、トータル1kg増に抑えた。
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162010年モデルから純正装着のアクラポビッチ。日本仕様モデルのみ標準で装着される。
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17じつは大きな変更となったエキゾースト。キャタライザーの装着部分を変更し、同時にエキゾーストノートチューニングも施された。
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18フロント側同様、ブレーキにはブレンボ製キャリパーが装着される。ディスク中央に見えるリングはプレミアムラインにのみ装着されるDTCのセンサーリング。
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19従来型では無調整式だったステアリングダンパーは、10段調整式に変更された。
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20スリムになって形状も変わったシート。ステッチが入り高級感が増した。従来モデルでは加速時に体が後ろに滑っていくような場面があったが、形状変更により改善された。
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21ボルト3本で外れるナンバーステーを取り外し、フルパワーカプラを差し込む事で156PSに躾けられたS1000RRが目を覚まし、193PSを搾り出すことができる。ただ、ナンバーステーと同時に保安部品も外れるので、公道での使用は不可。
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22プレミアムラインに装着されるHPギアシフトアシストユニット。スロットルを開けたままクラッチ操作をせずにシフトアップが可能となっている。
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23従来モデルと見た目が変わらないスイッチボックスだが、メーカーオプションとして設定されたグリップヒーターのスイッチが追加された。試乗時に使用してみたが、この時期の走行には非常にありがたい装備であった。後付けもできるが、最初から装着しておいたほうがお得。
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24スーパースポーツモデルにとっての理想バランス形を思わせる959パニガーレ。“これぞスーパースポーツ”といった印象で、サーキット走行を心底楽しんでしまった。

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