VIRGIN BMW | ガエルネ ジー・アドベンチャー BMWバイク パーツ&グッズ紹介

ガエルネ ジー・アドベンチャー

  • 掲載日/2015年02月26日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
  • 販売/ジャペックス テスター/植木 和茂 テスト方法/ツーリング テスト期間/2日
    この記事はBMW BIKES Vol.69掲載の記事を再編集したものです
ガエルネ ジー・アドベンチャーの画像

GAERNE G-ADVENTURE

手頃な価格も魅力の
アンドベンチャー入門ブーツ

2014年にガエルネからリリースされた『ジー・アドベンチャー』はプロテクション性と、重量&操作性という相反する要素をバランスさせたオフロード入門ライダーにもお薦めのツーリングブーツなのだ。

TRUE TEST !

手頃な価格でありながら
必要な性能はすべて備える

それまでオンロードをメインに楽しんできたライダーが、オフロード、特に林道ツーリングを楽しもうとするとき、最も悩むライディングギアがブーツだ。それまでオンロードブーツを履き慣れたライダーにとって、プロテクション性能を高めているオフブーツは「重さ」「硬さ」ともに想像を超えるレベル。歩きづらく、肝心のペダル操作も思うようにいかないので、とても戸惑うことになる。

また多くの GS 乗りは、競技よりもツーリング派が多く、ときには訪れた先で観光も楽しんでいるはず。そんなシチュエーションで使い勝手の良いブーツが、ガエルネからリリースされた『ジー・アドベンチャー』だ。

トライアルブーツをベースに開発されたという重量は 1,000g(片足/26.5cm)。本体には本革が使用されており、足なじみも良く、柔軟性も高い。特に足首周りに柔軟性を持たせてあるから、バイクを降りて近所を散策といった場面で、とても履き心地が良いのである。さらにアウトドアメーカーであるダボス社製のブロックソールは、ぬかるんだ山道やコンディションの悪い足場でも高いグリップ力を発揮してくれる。

もちろん、アドベンチャーライドに要求される防水透湿性能やプロテクション性能も持ち合わせるなど、ベテランの林道ライダーも納得できる仕上りを実現している。さらに手頃な販売価格も魅力のひとつ。入門ライダーはもちろんベテランにもお薦めできる、オフロードツーリングブーツなのである。

テストを終えて

ココがすごい!

高いプロテクションや防水透湿性能など、充分な性能を持ちながら、重量は本格オフブーツの約半分。ツーリングブーツとしても使える。

ココがイマイチ

軽量化のためと思われるが、プロテクターやベルトのバックル部が樹脂で成形されている。所有欲を満たすには、チト物足りない部分。

ガエルネ ジー・アドベンチャーの詳細

ガエルネ ジー・アドベンチャーの画像
3本のベルトで足首をホールドする。ベルトの調整も容易で、バックル部はグローブを付けたままでも簡単に操作できる。
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シンガード部分には、樹脂性プロテクターを装備。新しくなったGロゴは、上級モデルにも通じるデザインだ。
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ロングツーリングにも使える高い防水性能。シンガード部分までカバーする。履き口は、ベルクロフラップを採用し、フィット感も抜群。
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ブーツインナーには、ガエルネ 3D ドライテックを採用。夏場や梅雨時のムレを防ぎ、オールシーズンで快適な履き心地を実現している。
ガエルネ ジー・アドベンチャーの画像
トライアルブーツをベースに設計されていることから、オフロードブーツよりも柔軟性に優れることが特徴。これが歩きやすさに繋がっている。
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ダボス社製ブロックソールは、コンディションの悪い地面でも高いグリップを発揮する。接着型のソールは横幅が狭くスマートな印象だ。
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