VIRGIN BMW | R1150Rロードスター(2001-) 年式別モデルカタログ

R1150Rロードスター(2001-)

  • 掲載日/2009年11月26日【年式別モデルカタログ】
  • ※表記はメーカー発表の年です  
R1150Rロードスター(2001-)のモデルカタログ写真

R1150R Roadster(2001-)

親しみやすいボクサーが
最新装備でパフォーマンス・アップ

1994年に登場したR1100Rロードスターからパフォーマンスを劇的に進化させた後継モデル。ブレーキには第三世代となるBMW ABSシステムを搭載。パーシャル型(フロントのブレーキング時のみ前後連動)インテグラルABSと、入力をサポートするブースター(サーボシステム)によって、大型バイク初心者や、握力の弱い女性ライダーでも軽く握る(踏む)だけで強烈なストッピングパワーを発揮。等長となったエキパイはシャープな吹け上がりを見せ、3,000~6,500rpmで90Nm以上のトルクを発揮するというワイドバンド・トルク特性によって実際のポテンシャルはかなり向上。当時のラインナップ中では最軽量モデルで、最もスポーティなR1100Sに次ぐ瞬発力を持つ。基本骨格はGSを踏襲しており、外装は全てが新設計、丸みを帯びた先代からシャープでスポーティなデザインとなる。有機的なラインのテレレバーAアーム、特徴的なフロントフェンダー形状、タンクサイドへ張り出した分割タイプのオイルクーラー、セミアップされたサイレンサーがシートと並行しているラインなど、デザイン面では精悍で躍動感のあるスタイルを主張している。シート高の調整機構は無く、高低2タイプのシートが用意される。

価格・スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
発売時価格(税抜き)
149万円(I-ABS+CAT装備車)133万円(CAT装備車)
生産期間
2001~2005年
エンジン形式
4ストローク水平対向2気筒
バルブ
1気筒4バルブ
総排気量
1129cc
ボア×ストローク
101×70.5mm
最高出力
85ps / 6,750rpm
最大トルク
98Nm / 5,250rpm
圧縮比
10.3 : 1
冷却方式
空油冷
バルブ駆動
HCコントロール
気化器
電子制御式燃料噴射(モトロニックMA2.4)燃料カットオフ機能付
クラッチ
油圧式・乾式単板クラッチ
ミッション
6速
ギアレシオ
3.863 / 3.022 / 2.393 / 1.961 / 1.7 / 1.511
ファイナルレシオ
2.82 : 1
点火方式
モトロニックMA2.4
オルタネータ
700W
バッテリー
12V-19Ah
全長×全幅
2,170×820mm
ホイールベース
1,480mm(空車時)
シート高
770mm(空車時)
燃料タンク容量
20.4L(リザーブ容量4L含む)
車両重量
238kg(走行可能状態)
最高速度
約197km/h
燃費(90km/h走行時)
21.7km/L
燃費(120km/h走行時)
17.5km/L
燃料
無鉛プレミアムガソリン
フレーム
3ピース構造(フロントフレームとリアフレームをエンジンブロックで連結)
フロントサスペンション
BMWテレレバー(モノショック)センタースプリングストラット
フロントホイールトラベル
120mm
リアサスペンション
BMWパラレバー(モノショック)センタースプリングストラット鍛造アルミニウム製シングルスイングアーム
リアホイールトラベル
135mm
駆動方式
ドライブシャフト式
フロントブレーキ
BMW MotorradインテグラルABSEVOブレーキシステム油圧式フローティングダブルディスク4ピストン・キャリパ
リアブレーキ
油圧式シングルディスク2ピストン・フローティングキャリパ
ブレーキパッド
焼結メタルパッド
ホイール
アルミキャストホイール
フロントホイール
3.50-17
リアホイール
5.00-17
タイヤ
チューブレス
フロントタイヤ
120/70 ZR17
リアタイヤ
170/60 ZR17

R259系1150ボクサー

1999年に登場したR1150GS以降のRシリーズに搭載される、水平対向2気筒空油冷4サイクルSOHC4バルブ1129ccエンジン。1993年にOHVボクサーからリニューアルされた1100ボクサーの進化型。最高出力は85ps / 6,750rpmで、最大トルクは98Nm / 5,250rpmを発揮。1100ボクサーよりもボアスペックを2mm拡げてボア×ストロークを101×70.5mm、排気量は45ccアップしている。基本的にはR1200Cと同等の数値だが、ピストンやカムシャフトは新設計で圧縮比が異なる。インジェクションやエンジン・マネージメントのヴァージョンアップ、エキゾースト・ラインの見直しなどとあいまって、常用域でのトルクフルなフィーリングが際立ち、より洗練されたものになっている。新設計のギアボックスにより、6速オーバードライブを新たに追加。単なる排気量の拡大ではなく、1100ボクサーで指摘されてきたウィークポイントを改善し、大幅に進化、洗練、内面の熟成が見られる。SOHCボクサー系のユニットとしては、先代の1100、R1200C、R1100Sに次ぐ4作目でもある。

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