VIRGIN BMW | GSの源流を味わう『GSトレールラン in 爺ガ岳』 トピックス

GSの源流を味わう『GSトレールラン in 爺ガ岳』

  • 掲載日/2010年07月09日【トピックス】
  • 撮影・文/山下 剛
GS トレールラン in 爺ガ岳の画像

GS トレールランが開催された爺ガ岳スキー場(長野県大町市)。2009年から JNCC がエンデューロを開催しており、難コースで知られるオフロードコースだ。

ゲレンデシュポルトを実感する
GS のためのオフロード走行会

北陸甲信越ディーラー(モトラッドアルファ、ヤナセオート、ホリタオートパーク、広丘自動車研究所)が共同で開催したオフロードイベントは、JNCC(Japan National CrossCountry)のコースセッティングなども手がけた大北モータースポーツ実行委員会、タイヤ販売でおなじみのグリップ商事の協力のもと、7月3日(土)~4日(日)の日程で長野・爺ガ岳にて行われた。

スキーゲレンデを貸し切って行われたオフロード走行会だから、眼前に広がるゲレンデに向かってアクセルを全開にできる爽快感は他の走行会では得られないキモチよさ! 1回目となる今回は BMW を含むおよそ40台のバイクが集まり、思い思いのシュプールを描いたのだ。

あいにくの梅雨にたたられ、予定されていた上級者向けのコースは使われなかったが、ウッドチップ(粉砕した樹木)が敷き詰められた路面はかなり独特のグリップ感で、いわば土と砂の中間といったところ。やわらかさがあるので転倒のダメージが小さいのが特徴だ。HP2 Enduro や OHV-GS なども多く集まったこの走行会、次回開催は未定だが、決定次第告知するので、興味のある人は要チェックなのだ!

GS トレールラン in 爺ガ岳

  • 主催/北陸甲信越ディーラー(モトラッドアルファ、ヤナセオート、ホリタオートパーク、広丘自動車研究所)
  • 運営/大北モータースポーツ実行委員会
  • 開催場所/爺ガ岳スキー場(長野県大町市平4819)

フォトTOPICS(写真点数/35枚)

GS トレールラン in 爺ガ岳の画像
01ゲレンデを走る GS たちを遠くから撮影すると、ゲレンデの広さが実感できるでしょ?
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02コースアレンジおよびコース管理を担当した、大北モータースポーツ実行委員会の重田さん。コースマーシャルも兼任し、2日間に渡って参加者をサポートした。
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03イベント主催者である BMW 北陸甲信越ディーラーのみなさん。左からホリタオートパーク・堀田さん、ヤナセオート BMW 店・金谷さん、モトラッドアルファ・千代さん、広丘自動車研究所・池田さん。
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04二輪タイヤ販売を手がけるグリップ商事もイベントに大きく貢献。なんでもイベントの言いだしっぺはこちらの高橋さんで、当日はオフ用タイヤ展示のほか、空気圧調整も無料で実施してイベントを支えてくれた。
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05会場にはフサベル・ジャパンのブースも設置! 後方排気エンジンを前後逆に搭載してマスを徹底的に集中させたTE390の試乗もOKだった。
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06広丘自動車研究所ブースには、純正エクイップメントなどを展示。
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07会場に集まってきた GS たち。R100GS-PD や R1150GS Adventure など重量級もたくさん。タンクの凹みが歴戦を物語ってるね。
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08HPN 製ビッグタンクを装着した HP2 エンデューロ。スリムな設計だから横から見るとノーマルのシルエットとあまり違いを感じられないほど。
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09ぱっと見ただけではただの G/S に見えるけど…フロントフォークは RMX250 の正立に換装されている他、かなりカスタムされているのだ。
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10こちらの GS は一昔前の KTM の顔つきと海外通販で入手したリアフレームによって軽快なフォルムに仕上がっている。
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11各 GS の試乗車も用意され、近辺を1時間ほど走れるツーリングも設定された。
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12てことで、いよいよゲレンデへ! ウッドチップはふかふかしていて柔らかいから、フロントが重いテレレバー GS を走らせるのは見た目ほどカンタンじゃない。
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13しかしそこは持ち前のテクニックでカバーして、ゲレンデに GS と体をなじませていく。
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14失速しただけでもリアタイヤがグリップを失いがちなので、油断するとこのとおり。
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15これがウッドチップ。材木を粉砕したものを敷き詰めている。ふかふかしていてやわらかく、土と砂の中間的な路面状況を作り出す。
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16だからアクセルをワイドオープンすれば、こんなふうに土煙を巻き上げるのだ。
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17かといって開けすぎるとグリップを失うから、そのバランス点を見つけるのがコツであり、楽しみのひとつ。
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18リアをスライドさせながらも豪快にゲレンデを駆け上がる! R1200GS Adventure でこんな走りをするのは至難の業だ。
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19リフト下には管理用道路もあり、こちらは一般的な林道のような砂利道。
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20初夏を感じさせる野花を眺めながら、ちょっとしたツーリング気分も味わえる。
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21ウッドチップをかきむしりながら、ゲレンデを楽しむ。
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22いや~、気分爽快!
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23ゲレンデを登るのもいいけど、下りるのも楽しいもの。下界に向かって駆け下りていけば、気分はスキーヤー!?
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24グリップを失わない絶妙なアクセルワークをすれば、HP2エンデューロの100馬力超を存分に活かして登攀できるのだ。
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25背景の建物をよく見れば、ゲレンデの斜面がどのくらいなのかわかるでしょ? ちなみにここはおよそ15~20度くらいの初心者用ゲレンデ。
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26ぐお! HP2が豪快に迫ってくると、撮影してるこちらもちょっと怖かったりする。
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27ちょっと油断したら転倒してしまい、運悪くヘッドカバーを割ってしまったのだとか。しかし救援部隊によってパーツを交換、翌日は無事に走行を楽しんでいた。
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282日間に渡って雨に見舞われたものの、2日目の午前中にはこんな日差しがさしたことも…。ここはゲレンデの上のほうで、リフト2本を乗り継いだあたりの高さ、といえばイメージがわくかな?
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29山を登っていくとこんな難所も。30度くらいの急斜面がドロドロのヌタヌタになっていて、走行ラインの確保とバランスが問われる。車重のある GS はちょっとしたミスが命とりなのだ。
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30初日の夜に行われたウェルカムパーティでは、地元のニューミュージックバンドのステージが行われ、生演奏を楽しんだ。
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31雨の中とはいえ、汗をかいて楽しんだ後はビールがうまいね!
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32近隣にある中山高原に来ていた松本充治さんが、パーティに飛び入り参加。
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33モトクロス国際A級で、韋駄天やカミカゼの愛称で知られる伊田井佐夫さんがゲスト参加。
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34パーティではビンゴ大会も行われ、BMW ディーラーやグリップ商事提供による豪華景品が当たった。
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35というわけで楽しんだみなさん、おつかれさまでした! また爺ガ岳でいっしょに遊びましょう!
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