ドーケン・インターナショナル ハードシェルシステムタンクバッグ
- 掲載日/2009年09月25日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
- 販売/ドーケン・インターナショナル テスター/山下 剛(BMW BIKES編集部) テスト方法/K1200Sに取り付け テスト期間/3日間
DOKEN International HARD SHELL SYSTEM TANK BAG
クリアリッド採用の小型タンクバッグ
その使い勝手はどうだったか?
これまでにも多くのBMW用アクセサリーを開発・販売してきた動研が、このたび小さなタンクバッグをリリースした。ETCによって料金所の煩わしさからも解放されつつある今、こうしたバッグの使い勝手はどう変化していくのだろうか。
TRUE TEST !
使い勝手はかなり良好
動研が開発・販売を開始した『ハードシェルシステムタンクバッグ』は、その名の通り本体に樹脂を使うことで、ソフトバッグに比べて高い防水性や使い勝手の良さを追求したバッグだ。今回テストしたクリアリッドタイプ(サイズはM)は、バッグの中身を確認することができるのが特徴で、携帯電話の着信やナビゲーションの画面も見られるという。
バッグの取付方法は、マグネットベースとベルト取付の2種類があり、それぞれセット販売されている。BMWの場合マグネットタイプは使えないので、必然的にベルト取付セットとなる。
今回のテスト車両はK1200Sで、ベルトはタンク前部あたりのフレームに固定した。意外と近くで固定できたのでベルトがかなり余ったが、車種によってはかなり遠い位置に固定しなければならないこともあるだろう。購入の前には、燃料タンク前部のフレーム付近にベルトを回して固定できる場所があるかを確認しておくといいだろう。
前部2ヶ所、後部1ヶ所にベルトを固定したら、あとはバックルでバチンと留め、ベルトの長さを調節しながらバッグを固定するだけだ。バッグ本体は発泡素材だから、タンクにキズがつきにくい点がいい。
バッグには財布と携帯電話を入れた。残り容量はコンパクトデジタルカメラやナビゲーション、ハンカチ、ティッシュくらいか。必要なものはすべて収納できそうだ。
その状態で3日間、都内を中心に走ってみたが、バッグがずれるとかフタが開いてしまうとか、そういった問題は皆無だった。バッグの内側はモノが滑りにくい加工がしてあるので、モノがバッグの中で暴れることも少ない。ダートに行かない限り、携帯電話やコンパクトデジタルカメラをそのまま収納していても問題なさそうだ。でも、念のためにソフトケースがあると安心だろう。
携行用にキャリングベルトが付属する。使い勝手はいいのだが、使うためには携行する必要があり、これをバッグに入れるとけっこう場所を取る。ちょっとしたジレンマだ。
テストを終えて
ETCを利用していない人が重宝するのは当然だが、ETC未対応の料金所は多い。機会があれば、次回はナビを収納して試してみたい。
ココがすごい!
バッグ本体はソフトな素材になっており、タンクに装着した際でもキズがつきにくい。フタがクリアスモークなのも中身が確認できてグッド。
ココがイマイチ
クリアスモークのフタをグローブで拭いたりしているウチに細かいスリ傷がついてしまう。ショルダーベルトは便利だが携行するとそれが荷物に。
ドーケン・インターナショナル ハードシェルシステムタンクバッグの詳細
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