VIRGIN BMW | BMWバイク プロに聞く購入ガイド R1200S(2006-) トピックス

BMWバイク プロに聞く購入ガイド R1200S(2006-)

  • 掲載日/2007年11月09日【トピックス】
  • 講師/モトラッド神戸 樋口 智之氏
R1200S(2006-)の画像

2006年5月に登場したボクサーエンジン唯一のスポーツカテゴリモデル。スポーツライディングを愛するBMWオーナーから好評を博したR1100Sをさらに進化させ、スポーツ色を強めたモデル。軽量化と出力の変化はハッキリと体感できる。

ボクサーエンジンのスポーツモデル
R1200Sの真価を知る

2006年5月に発売されたRシリーズが誇るスポーツモデル、それがR1200Sです。1998年に登場し、多くの方から支持を受けた先代R1100Sから大いに進化を遂げたモデルとして、R1200Sは我々の前に登場しました。R1100Sと比較すると乾燥重量で18kgも軽量化されており、車体を覆うカウルも先代モデルよりスッキリとなっており、スポーティさに磨きがかかった印象が窺えます。もちろん、進化したのは重量だけではありません。エンジン出力や各部の装備も進化を遂げています。R1200Sがどのように変わったのか、他のRシリーズと比較しての特徴などもご紹介いたしましょう。

先代の面影は残しつつ
スリム&スポーティに進化

R1200S(2006-)の画像
R1200S(2006-)の画像
R1200S(2006-)の画像

R1200S(2006-)の画像

デュアルヘッドライトとライト下のキドニーグリルは先代モデルと共通ですが、ヘッドライト形状はエッジが立った精悍なモノとなっています。また、R1200Sはウインカーがミラーに一体化されているため、フロントマスクがシンプルに変化しました。エンジン上部まで伸びた左右のカウルも、ウエストが絞り込まれたラインを描いています。カウルやシールドの形状の変化は、よりスポーティなデザインを目指したものに感じられます。

Rシリーズ唯一のリアタイヤ幅
装備もポジションもスポーツ向き

R1200SのエンジンユニットはRシリーズ随一の122psの出力を誇ります。ボア×ストロークは他のRシリーズと同一ですが、Sの名を冠するモデルだけに圧縮比はRシリーズでもっとも高い「12.5:1」。エンジン内部の構成パーツ、コンロッドやバルブスプリングなどを高出力に耐えうるモノを採用しています。テール周りでは、サイレンサーがリアフェンダー下部にまとめられているのは先代と共通ですが、マフラーエンドが上下に並べられたデザインになっているのが特徴的です。テールライトには省電力のLEDを採用。視認性がしやすく高寿命なモノが採用されました。タイヤサイズはフロント120mm、リア190mmとK1200Sと共通のモノを装備、フロント120mmは他モデルでも採用されていますが、リア190mmはBMWのスポーツカテゴリに属するモデルのみに採用されているサイズです。高出力エンジンのパワーをしっかりと受け止められるタイヤがおごられているのです。

ハンドルポジションは低いクリップオンハンドルが採用されており、ポジションは前傾姿勢になります。姿勢が前傾になるため、小ぶりのスクリーンでも思った以上の風防効果があり、乗り手は風のプレッシャーに悩まされることはありません。購入に当たって気にする方が多い、シート高ですが830mmと低くはありません。ただR1200GSほどではありませんし、他モデルと同様に足を出す部位のシート幅は絞られているため、足つき性にそれほど不安を感じることはないでしょう。

R1200S(2006-)の画像

標準でもスポーツ性は◎ですが
オプションサスも用意されています

そもそもスポーツ性が高いR1200Sですが、さらなるスポーツ性向上を求める方はオプションでオーリンズのリアサスペンションを装備することが可能です。足回りを走行シーンに合わせて高精度に調整したい方にオススメです。また、ハイレベルなスポーツ走行を追究する方のため、ABSはキャンセルすることもできます。もちろんオプション装備を装備しなくても、R1200Sのスポーツ性能は非常に高いレベルにあります。高回転までシャープに吹け上がるエンジンのパワーは峠道でも手に余るものではなく扱いやすいですし、制動力は信頼性の高いEVOブレーキで充分に確保されています。初心者の方には怖さを感じさせないスポーツライディングの楽しさを、ベテランライダーにはレベルの高いスポーツライディングを実現してくれる懐の深さが他メーカーのスポーツモデルと差別化できる点です。他モデルでも馴染みのあるスモークウインドシールドもオプションで用意されており、フロントマスクに精悍さが欲しい方は、スクリーンを変えて楽しむことも可能です。また、標準で採用されているタンデムシートはオプションで用意されているシートカウルに交換することが可能です。R1200Sはスポーツカテゴリのモデルですから「タンデムはしない」と割り切る人は思い切ってシートカウルに変更するのもいいでしょう。R1200Sのシートカウルはシートを取り外して取り付けるタイプですから、狭いながらも収納スペースが確保でき、このスペースを有効利用している方も多いですね。

R1200S(2006-)の画像

専用パニアケースも
発売されています

発売当初はタンクバッグ、リアシートに積載するスポーツソフトバッグのみしかオプションで用意されていなかった収納ですが、2007年に入りR1200S専用のパニアケースが発売されています。スポーツライディング以外も楽しむ方には有難い装備といえるでしょう。パニアケースは容量調節をすることでケース幅も調整が可能です。収納量が少ない際は幅を小さくし、スポーツ走行の邪魔にならないようにもできます。パニアケースを取り付けるキャリアは、パニアケースを取り外しても目立たないように設計されており、スポーティなR1200Sの外観にもマッチするようになっているのも嬉しいですね。その他のオプション装備として、真冬には有難いグリップヒーターも当然ながら用意されています。スポーティなモデルとはいえ、乗り手の快適さを損なわない装備が用意されているのはさすがと言えるでしょう。

R1200S(2006-)の画像

講師
樋口 智之
はじめまして。「モトラッド神戸」の樋口 智之と申します。この度R1200Sのご紹介を担当させていただくことになりました。Rシリーズで唯一スポーツカテゴリに位置するこのモデル、他のモデルにはない魅力を備えています。R1200Sの魅力の一端をお伝えできれば幸いです。よろしくお付き合いくださいませ。

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