VIRGIN BMW | R1200CL(2002-) 年式別モデルカタログ

R1200CL(2002-)

  • 掲載日/2009年12月11日【年式別モデルカタログ】
  • ※表記はメーカー発表の年です  
R1200CL(2002-)のモデルカタログ写真

R1200CL(2002-)

豪華ツーリング装備が組み込まれた
フェアリング・クルーザー

1997年に登場したBMW Motoradラインナップ中、唯一のクルーザーモデルR1200Cのバリエーションモデルとして2002年に登場。基本的な車体構成は同様ながら、ツーリングモデルの特徴を装備し、フラットツインの心地良さにK1200LT標準装備レベルの豊富なオプションを加えたラグジュアリー・ツアラーだ。ハンドルマウントされた圧倒的な大きさのフロントフェアリングには4つのヘッドライトレンズを十文字に配置。タンクマウントの両サイドフェアリングは巨大なフロントフェアリングと流れるようなラインで結ばれ、ウィンド/ウェザープロテクション性能は非常に優れたもの。ハードシェルのシステムケース(専用パニアケース)とトップケースはボディ同色塗装で標準装備され、ツーリングに充分な収容量を確保。ボリュームアップした車両重量に耐えつつ快適な走行を実現するよう、サスペンションとスイングアームには専用の設定が施されている。エンジンには新設計の6速ギアボックスを搭載し、オーバードライブ・ギアを追加。前後ホイールには専用新設計のキャストアルミホイールを装備し、フロントホイールは径を小さく、太いタイヤサイズに変更されている。豊富なアクセサリーパーツやオプション装備を揃え、クルーザーのトップエンドモデルとしてそのセグメントを拡充する。

価格・スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
発売時価格(税抜き)
236万円(ABS+CAT装備車)
生産期間
2002~2004年
エンジン形式
4ストローク水平対向2気筒
バルブ
1気筒4バルブ
総排気量
1170cc
ボア×ストローク
101×73mm
最高出力
61ps / 5,000rpm
最大トルク
98Nm / 3,000rpm
圧縮比
10.0 : 1
冷却方式
空油冷
バルブ駆動
HCコントロール
気化器
電子制御式燃料噴射(モトロニック)燃料カットオフ機能付
クラッチ
乾式単版
ミッション
6速
ギアレシオ
3.850 / 3.022 / 2.392 / 1.954 / 1.706 / 1.317
ファイナルレシオ
2.615 : 1
点火方式
モトロニックMA2.4
オルタネータ
840W
バッテリー
12V-19Ah
全長×全幅×全高
2,415×1,075×1,545mm
ホイールベース
1,630mm(空車時)
シート高
745mm(空車時)
燃料タンク容量
約17.5L(リザーブ容量 約4L)
車両重量
308kg(満タン、走行可能状態)
最高速度
約165km/h
燃費(90km/h走行時)
19.6km/L
燃費(120km/h走行時)
16.1km/L
燃料
無鉛プレミアムガソリン
フレーム
3ピース荷重分担式フレーム構造アルミキャスト製フロントフレーム
フロントサスペンション
BMWテレレバー(モノショック)センタースプリングストラット
フロントホイールトラベル
144mm
リアサスペンション
BMWモノレバー(モノショック)WADスプリングストラット片持ち式スイングアーム
リアホイールトラベル
120mm
駆動方式
ドライブシャフト式
フロントブレーキ
EVOブレーキシステムフローティング・ダブルディスク4ピストン・キャリパ
リアブレーキ
シングルディスク2ピストン・フローティングキャリパ
ブレーキパッド
焼結メタルパッド
ホイール
アルミキャストホイール
フロントホイール
3.50-16
リアホイール
4.00-15
タイヤ
チューブレス
フロントタイヤ
150/80-16
リアタイヤ
170/80-15

R259系1200ボクサー

R259系1100ボクサーのボア×ストロークを101×73mmへとスケールアップしたクルーザー専用エンジン。排気量は1,085ccから1,170ccへと拡大され、1997年当時としては最大排気量を誇る。1シリンダにつき4バルブ、フューエルインジェクションおよびデジタルモーターエレクトロニックを装備し、最高出力61ps / 5,000rpm、最大トルク98Nm / 3,000rpmを発揮する。ビッグ・ボア・ツイン特有のエンジン・フィーリングを実現し、また外観からも、シリンダヘッドにクローム鍍金を施すなど、性能プラス雰囲気にもこだわって造り上げられたエンジンだ。ちなみにR259系1200ボクサーは、クルーザー・モデルにのみ搭載され、後のモデル・ラインナップに姿を現すことは無かった。

 

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