S1000RR(2012-)
高い完成度だったにも関わらずモデルチェンジを行った背景には、BMWのモーターサイクルに対する考え方の変化があったと思わせるだけの変更点があった。

高い完成度だったにも関わらずモデルチェンジを行った背景には、BMWのモーターサイクルに対する考え方の変化があったと思わせるだけの変更点があった。

ツアラーというカテゴリーにおいては独壇場に立つ BMW。だが、ハイエンドクラスのビッグツアラーの市場は世界的に見ても大きいとは言えず、積極的に専用機を投入するのはホンダとカワサキ (それでも少車種) ぐらいで、他メーカーの参入は消極的というしかない。

GTL のイメージを決定づけるヘッドライトまわり。四輪 BMW でおなじみ、リング形の LED 光ファイバーポジションランプが常時点灯。GTL の顔だ。

2011年のEICMA(ミラノショー)で発表され話題となった BMW 初のメガスクーター『C600Sport』と『C650GT』。エンジンとフレーム、足回りといったプラットフォームを共通としながら、ボディデザインや装備をそれぞれのキャラクターに合わせて専用開発。

2010年4月に日本国内で販売開始となったS1000RRは、世界中で多くのモーターサイクルファンに受け入れられ、販売はもちろん各国のアワードも獲得し、またそのパフォーマンスを表現した “テーブルクロス引き” のCMが公式サイトにアップされ、さらに注目を集めました。

バッテリーは、シート下の手を入れやすい位置にある。容量は 19Ah で K1300GT や R1200RT と同じ。廃止されていたヒューズやリレーが復活。

オーディオシステムは標準装備。ラジオは本体に組み込まれている。お好みのプレイヤー (現在の主流は MP3) を追加するだけでいい。

メーターパネルは他車と共通性は無い、まったくの新作となる。アナログスピードメーターは 270km/h フルスケール表示だ。

ハンドルは左右独立式のアルミ鍛造製。グリップ部分はラバーマウント。切れ角はホイール側で片側 34.7 度と大きい。小回りがきき、取り回しに重宝する。

標準装備のリモコン。パニア・トップケースや左右の小物入れを右ボタンでロック・左で解除できる。電池はコンビニでも売っている CR1632。

タンデム側との段差はかなり大きい。クッション・表皮ともにやや固め。GTL は前後一体式だが、GT 用の前後分割シートも取り付け可能。

全長 2,489mm、全高 1,465mm、全幅 1,000mm (ケース・ミラー含む)。大柄な車格に反して、メリハリの効いた引き締まった印象を受ける。

フロントホイールのサイズは 3.5 × 17。タイヤサイズは 120 / 70 - 17 となる。エアバルブは前後ともに側面配置。

フロントサスペンションはお馴染みのデュオレバー。この巨体がクルクルと軽く旋回する理由のひとつ。ストロークは 115mm (縮み側 60mm /伸び側 55mm )。

4気筒Kシリーズ同様、燃料グレードはハイオク。外装パネルを外してゆく。ネジはほぼ全数 T25 トルクス。

Gシリーズの最新モデルとして2012年6月に国内販売開始予定(正式な導入時期は未発表)のG 650GS は、本国ではすでにラインナップされている、BMW モトラッドのシングルエンジン搭載モデルです。

6気筒エンジンはラバーマウントなしでアルミのツインチューブフレームに吊られ、車体剛性向上に貢献する。ホイールベースは 1,618mm と長め。参考までに各社ツアラー系では以下の数値となる。

従来品と似ているが、完全な新設計となったファイナルドライブユニット。減速比は2.75。K1300GT は2.818。

6速カセット式トランスミッションを外してみる。重量は出力の向きを90度変えるベベルギヤを含めて約20kg。

2009年5月にヨーロッパ市場に投入され、日本国内では同年9月に導入となった BMW モトラッドの新たなミドルクラス・ネイキッド F 800 R がマイナーチェンジとなりました。

クラッチの作動は油圧式。専用のハイドロリックオイルを使用。レバー周りの設計は従来モデルと変わらず。作動は非常に軽い。

エキゾーストパイプを含め排気系はすべてステンレス製。面白いことに、K・R・Sシリーズに搭載された排気フラップは採用されない。

エアフィルターの点検にはタンクカバーを外す必要がある。燃料タンク後ろが容量8.5Lのエアクリーナーボックスとなる。4気筒Kシリーズとは前後逆の配置である。

オルターネーター単体。一見して大きいことがわかる。本体はボッシュ製で定格出力は580W、ピーク電流は57.5A。
